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そう聞いたラクスの言葉に
「あ、あたしは、本当は連合との同盟に反対なんだ。オーブは自国の理念を守り抜かねばならない。その為に連合との条約なんて必要なんてないんだ」
そう言ったカガリ。ということはやはりこの同盟は、セイランが動いたことで起きたということか
「やっと、本音を言ったわね。カガリ」
「何?」
「そうだね。カガリはそうやってためらっていたんだろうね」
「…っ」
「でも、だから」
「ノア?」
「だからこそ、あたしだけじゃない。アークエンジェルのクルーたちも、ここにいる皆もカガリの意思を尊重してくれるでしょう?」
そう言ったあたしの言葉に本気で泣きだしたカガリ
「だから、カガリも一緒に行こう。僕たちは今度こそ、正しい答えを見つけなきゃいけないんだ。きっと、逃げないでね」
逃げないで。か
それは、きっと今のあたしたち全員が思っていることでもある
「キラ。カガリ」
「ん?」
「本人を目の前にして言うのかとも思ったけど」
「何だ」
「あのプラントのラクス・クラインの事」
「!!」
「まさか」
「あたしが偽物と本物の区別がつかないとでも?そんなわけないでしょう?それだけの時間をちゃんと一緒に過ごしているでしょ」
「そうだな」
「キラ達はどう思う」
「まぁ、確実にあのデュランダル議長のラクスなんだろうけど。でも、流石にラクスが狙われたとなると」
「そうだな」
「は?ラクス、狙われていたのか?」
「あぁ」
「しかも、コーディネイターに。ちゃんと戦闘訓練まで受けていた。部隊に」
「!?」
「カガリにはまだ話していなかったのね」
「まぁ」
「だが、同じ国にいるあたしに入らないで、違う国で、違う基地にいるノアにはすでに話が言っていたんだな」
「まぁ怪しいのは、セイランでしょうけど」
「ユウナやウナトがあたしに言わなかったって言いたいのか?」
「そうね。ユウナ・ロマやウナト・エマならありえない話ではないでしょう?
もともとあの親子は連合よりの考えだったでしょう。お義父様の時代の時からずっと」
「あ…」
「まぁ、ラクスが無事な姿を見られたことには安堵しているわ。あたしも。これで宇宙に行けば、また何があるか分からないのも事実よ」
「そう、だな」
「アスランからの連絡は」
「まだ何も」
「アスランも議長の所へ行ったきり帰ってきていないんだ」
アスランがまだプラントから帰国してないなんて
「は…?嘘でしょ」
「嘘じゃない」
「帰ってきていたら、ここにいるはずだろう」
「それも、そうね」