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夢小説設定
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「ノア」
「キラ。カガリを迎えに行ってくれてありがとう」
「大丈夫だよ」
そんな会話をした後、軍服を着て来たカガリはメインブリッジに上がって来た
「一体どういう事なんだ!こんな馬鹿な真似をして!あなた方まで何故!?結婚式場から国家元首を攫うなど国際手配の犯罪者だぞ!?正気の沙汰か!?こんなことをしてくれと誰が頼んだ!」
「カガリ」
「カガリさん」
「でも仕方ないじゃない」
そう言い切ったキラは、カガリの方を向いていて
「こんな状況の時にカガリにまで馬鹿なことをされたらもう、世界中が本当にどうしようもなくなっちゃうから」
そう言ったキラに
バカな事?と言ったカガリに若干不安げなラクスにも
「キラ」
と言われている
「何が…」
「何が?」
「何が馬鹿な事だと言うんだ!あたしはオーブの代表だぞ!あたしだっていろいろ悩んで考えて。それで!」
悩んで、考えた?
「ならせめて、何であたしには相談しなかったの。カガリ」
「ノアまで何を」
「悩んで、考えた結果がユウナ・ロマとの結婚?」
「そ、それは」
「カガリだって分かってるでしょう?あんなのと結婚すれば、セイランのワンマンになることぐらい」
「でも!」
「じゃあ、アスランは?」
「それは…」
「大西洋連邦との同盟やセイランさんとの結婚が本当にオーブの為になると、カガリは本気で思ってるの?」
「…っ当り前だ!でなきゃ誰が結婚なんてするか!もうしょうがないんだ。ユウナやウナトや首長たちの言うとおり、オーブは再び国を焼く訳になんかいかない!その為には今はこれしか道はないじゃないか!」
そう言い切ったカガリ
「でも、そうして焼かれなければ他の国はいいの?」
「え?」
「そうね。オーブが焼かれなければじゃああたしの今いる日本は焼かれてもいい。焼かれても仕方がない。そう言う風にも捕らえられるわよ。カガリ」
「ぅっ!」
「もしも」
「え?」
「もしも、いつかオーブがプラントや日本、他の国を焼くことになってもそれはいいの?」
「でも…!」
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