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夢小説設定
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ラクスは今日中にプラントへ帰るということでオーブからシャトルを出すことにしたらしい
「月まで上がってしまえば、エターナルがありますから」
「そうでも気をつけて」
「はい」
シャトルで上がって行ったラクスを見送った後
「ノア」
「カガリ」
「明後日には戻るそうだな」
「えぇいつまでもここにいるわけには行かないもの」
「そうかオノゴロとマスドライバー施設に行ってから帰るんだろ」
「えぇあそこには父が眠っているんだもの。行かなかったらせっかく帰って来たくせに姿を見せないなんて。って言われちゃいそうだから」
「そうか。彼らも一緒なんだろ?」
「そのつもり。じゃなかったら大変なことになってしまうでしょ」
「あぁ」
「子供たちも一緒に連れて行くけどオーブに残ると決めた子供たちの事よろしくねカガリ」
「任せろ」
そう言ってくれたカガリと2人で外を歩くなんて随分と久しぶりな感じだ。
昔はこうやって歩く事なんて当たり前で、当たり前すぎて気づけなかったものも沢山ある
「ここはキレイね。昔から」
「あぁ」
「ねぇ、カガリ」
「お前の好きにしたらいいさ」
え?
「誰かを好きになることなんて当り前じゃないんだ。お前がソイツと一緒にいたいって思ってんならあたしはそうしてもいいと思ってる」
「そっか」
「いいじゃないか。あたしはアスランと婚約しているしナチュラルでもコーディネイター同士でも。ハーフだって同じだろ?」
「そうね」