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夢小説設定
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「このお兄ちゃんたちは?」
「あたしと同じ、日本に帰るのよ」
そう言うとびっくりした顔をしている子供たちで
「こいつらを連れて行って保護はどうするつもりなんだ」
「あたしに付いてくる子供たちはオーブ軍日本基地での生活になるわ。
だからオーブにも籍を置いたまま日本の国籍を取ることになるけど」
「多国籍ということか」
「えぇオーブは中立国だもの。ありとあらゆる人たちがいる中にはあたしと同じ境遇でオーブに来た子供たちだって少ないけれどいないわけではないわ」
「「!!」」
「日本にいる子供たちは立海の皆がよく面倒を見てくれているのもあって前ほど嫌な記憶を呼び覚ますことも無くなってきているわ」
「え?」
この子たちも立海の皆や日本の基地にいる子供たちと仲良くしてくれるといいんだけどなぁ
「そういやさぁ」
「何だい?」
「乃愛って卒業の後の事って何か決めてんの?」
卒業後?
「大学に入るんじゃろ?」
「まぁ、大学までついている学校だしね」
「まぁ、大学まで行けば子供たちとの時間も多く取れるようになるだろうけど就職先なんてないわよ。あたしには」
「へ?」
「だってあの基地ですでに働いているんだもの。軍人として」
「へぇ」
「じゃあ大学を立海にすれば会える確率も増えるわけだね」
「まぁ、そうですね」
決めたよそう言ったのは青学の人たちで何を決めたのかは定かではないけど嫌な予感がするのは当たり前で
「いつ帰るつもりなんだ」
「明日は子供たちの支度をしてしまわないといけないから早くても明後日ね」
「そうか。カガリにも伝えておく」
「そうしてくれると助かるわ」