そう言ったあたしたちの言葉に驚きを隠せていない皆

「お久しぶりですわね」

「えぇプラントの方は？」

「何とか落ち着いていますわ。キラがエターナルに乗ってくれていることで牽制も出来ていますので」

「そう」

「ねぇノアちゃん」

「ん？なんですか？」

「彼女はあの戦争で自分が本物だと言ったあのラクス・クラインなのかい？」

「えぇ彼女が本物のラクス・クラインよ。そしてあたしたちオーブ軍のもう1人のオヒメサマ」

「「！？」」

「ラクス。落ち着いたから来たのではないのでしょ？」

「流石ですわね。子供たちも心配だったのです。何も言わずプラントに戻ってしまったので」

「そう…でも子供たちには自分で選んでもいいと言って来たわよ。カガリは」

「そうですか」

「日本の基地にも子供たちがいることもあって子供たちが遊べる場所を作ってしまおうと思っていてね」

「それは素晴らしいですわね。プラントにも同じように作りたいのですが流石に評議会も忙しいので、そこまで手が回っていないのが現状なのです」

そりゃ、そうだよね

「ですが、やはりわたくしと一緒に来るというのならそれなりの対応をしなくてはならないのもまた事実なのです」

「そうね」