21
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「さて、話しましょうか」
「うん…」
やはり寂しいのか。あたしもこんな表情をしていたのかもしれない両親に捨てられ、探しても見つからなくて寂しかった時の顔なのかもしれない
「あたしはね日本の基地に配属されているの。当然こうやって帰ってこれる事も少ないかもしれない」
下を向いてしまった子供たち
「ラクスもキラももうオーブに帰って来ることはないでしょ」
「え?」
「あなたたちが人一倍ラクスにくっついていたのも、懐いていたのも知っている。だけどあなた達が決める時なのよ」
「「決める時?」」
「そう。プラントに行くかオーブに残るかあたしと一緒に日本に来るか」
「「!!」」
「でも、当然プラントに行っても…」
「行っても?」
眼を閉じて一息置くとアスランが
「キラやラクスに会える確率は少ないだろ」
そう言ってくれたことに感謝するしかなかった
「…会えないの?」
「会えないわけではないわ。でもラクスも議長という立場上時間が取れるか分からないわ」
「そんな…」
「だから、自分たちで決めなさい。これからをどうするか」