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「ここに立海を招待したのは戦争の跡がこれだけ悲惨だということを知って欲しかったからよ。テレビだけじゃわからない事もあるでしょ」
「「あ…」」
そう言ったあたしの言葉に驚きを隠せていない皆
「まぁいらっしゃい。あたしの家に招待するわ」
「「家?」」
「何で」
「一介の高校生であるお前に」
「家があるんや」
「別荘というならまだしも」
そう言うと思った
「そうね普通の高校生で普通の学生ならそうかもしれないわね。でもあたしは軍人だもの。それなりにお金ももらっているし使わないのならと、被爆孤児の子供たちや家が欲しくても持てない人たちに寄付をしているの」
「な!?」
「それにあたしはまた日本に戻ってしまうから」
「え?」
「戻って来るんっすか」
「えぇ」
だけど、その前にしなくちゃいけないことがあるから
ある平屋の建物の前で止まったあたしの前に
「お帰りなさいっ」
そう飛びついてきたのはオーブで被爆孤児になった子供たちだ
「ただいま」
「見て見て!今日はね!これをしてたの!」
そう言って見せて来たのは日本から持ってきた人形だ
「そう。それが気に入ったのね?」
「うんっ」
「後ろのお兄ちゃんたちは誰?」
「彼らはね。あたしが今いる国から来たのよ」
「ここじゃない所?」
「そう」
「ミアとも遊んでくれる?」
「どうかしらね?それは彼ら次第でしょう?」
「うん…」
「寒くなるわ。中に入りましょ」
家の中に入ると、窓からあたし達を見ている子供もいれば隅に隠れてしまっている子供もいるわけで
「様々なんだな」
「えぇ」