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夢小説設定
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「戦うしかないのかしら」
「え?」
「ノアさん?」
「いや、あっちもそう思ってるんだろうなって思っているんだろ?ノア」
「えぇ」
「戦うしかない、これじゃあ戦うしかないって、結局僕達は戦っていく。
プランも嫌だけどほんとはこんなことももう終わりにしたいのに」
「そう…ね」
「そうですわね」
「あぁ」
「あたし達はどこまで出来るのかしら」
「ノア?」
「どこまで戦えば…平和な世界に行けるのかしら。オーブや日本の基地にいる被爆孤児の子供たちをどこまで苦しめなくてはいけないのかしらね」
「…」
「そうだな」
「でも、わたくし達も今は戦うしかありません」
「「ラクス」」
「夢を見る未来を望むそれは全ての命に与えられた生きていくための力です。
何を得ようと夢と未来を封じられてしまったら、わたくし達は既に滅びたものとしてただ存在することしかできません。
全ての命は未来を得るために戦うものです。戦ってよいものです。」
「…」
「だからわたくし達も戦わねばなりません。今を生きる命として。
わたくし達を滅ぼそうとするもの。議長の示す死の世界と。」
「そう…ね」
「珍しくノアが弱音を吐いたと思ったらそんな風に思っていたなんてね」
「そりゃぁ、思うでしょう?それを教えてくれる父も、戦争の過酷さを身をもって背中で教えて守ってくれていたお父さんはもういないのだから」
「そっか」
「オーブが声明を出しました!モニターに映します!」
「よって我が国はこのデュランダル議長の唱えるプランの導入を断固拒否する!」
良かった。こうしてちゃんと言葉にして声明を出してくれればあたし達も動きやすくなる