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夢小説設定
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「思った通り世界の反応は緩慢なものだな」
「思った以上に。でしょう?」
「よく分からないって云うのが本音だろ?人種も国も飛び越えて、いきなり遺伝子じゃ誰だって判断困るよ」
「そうですね。きっとどの国もどう判断すべきか決めかねているようですしね」
「何?」
「まぁ恐らくそれも含めすべてあの議長の思惑通りという事なのでしょうけれど
先の大戦の最中、お義父様がこう言っていたわ。連合の侵攻に際して“人としての精神への侵略”と言う言葉を使っていたわ
このデスティニープランは其れよりもなお悪い。あたし達はオーブの理念もオーブも地球も焼かせるわけにはいかないの」
「でもあれだけ聞くといいことづくめですものね。不安が無くなる。戦争が起きない。幸福になれると」
「議長は信用ありますしね。今は」
「だが、これがプランの提示だけで終わるはずがない」
「でしょうね。議長は導入実行だといっていますしね」
「えぇ」
「オーブは」
「オーブががプラン拒否を表明。スカンジナビア王国も同様にプラン拒否を表明しています」
「なるほど」
「今は議長の言葉が正しいと。そう思っている市民が多いそして、あのロゴスのせいで連合側についていた国はどこも政府がガタガタだもの」
「あぁ」
「カガリも、行政府も忙しいでしょうけどオーブは何としても守り抜かなくてはならない」
「あぁ」
「うん」
「本当はもう、こんな事終わ有にしたいのに」