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“連合のやってること確かにちょっと酷すぎ。あたしだって許せないと思う”
それがあのベルリンでの被爆孤児も連合の奴隷だからと殺すことが、ザフトのしたことよ
あたしたちだって連合のしていることには賛成も出来ないししていることを許すなんて事出来るはずがないもの
“今の私の言葉はラクス・クラインの言葉。ほんとにこれで世界が変わるなら、ああ、どうか変わって!みんな!どうか私の声を聞いて!”
「…」
アスランが部屋を出たのと同時にキラも部屋を出て行ってしまった。きっとあの2人でしか話せない事もあるだろう
前の大戦の時に昔からの友人だと言っていたくらいだ。
キラが座っていた椅子に座り直すと、ミーア・キャンベル、彼女の日記の続きを見ることに
“この頃はつくづく思う。この仕事って本当に凄い。
ただ歌うのとは違う。議長とあたしの言葉で世界がどんどん動いてく。まあみんな、ラクス様が言ってるんだと思って聞いてるんだろうけど…。
でも今言ってるのはあたし!原稿書いてるのはあたしじゃないけど、でもあたしも本当にそう思うから!今いるのはあたし!だからこれはあたしの言葉!でいいのよね?でも何で?何でこんなことになるの?アスランておかしい”
アスランだって可笑しいと思っていたのね。ザフトにいる人間が正しい。だからザフトにいて議長の言葉に耳を傾けてしまったアスランを信じた。あの時。メイリンと一緒に脱走したアスランが可笑しいと思うのはザフトと議長に忠誠を誓いすぎてしまったからなのだろう
そしてもうここまで来ていたのね。議長にここまで洗脳されすぎていたのね。自分が今ここにいる自分が本物のラクスだから、安心していいと
“何でなの?だって議長の言うことは正しいのよ?なのに何でこんなことするの!?確かに俺は、彼の言うとおりの戦う人形になんかはなれない!ってどういう事!?”
アスランはここで、議長の言う言葉が偽物だと
そう気づいたのね
「ノアさん」
「ラクス」
「ラクス様…」
「行って来るわね。彼女はまだ霊地室にいるわよ。彼女とお別れの挨拶をするのなら早めにね」
「ありがとうございます」