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夢小説設定
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ボトルに入っているドリンクを取って部屋に戻ると落ち着いていない様子のメイリンがいて
「まぁ、座ってちょうだい」
「いえ…あの…」
「大丈夫よ」
「アスランとラクスが婚約者"だった"ということは?」
「だった?」
「えぇだったの方よ。お互いに既に婚約も解消されているわ」
「そうなんですね」
「まず1年半前の戦争も今回もザフトの攻撃から始まっているわ。
だけど、オーブだけではないだろうけど、あたしとキラは同じオーブでキラは民間人として普通の学生として、あたしの父はオーブの前代表ともう1人。一佐である父がいたわ。そしてそんな背中を見て生活をしていたわ。ナチュラルに出来ない事をコーディネイターが出来る。コーディネイターに出来ない事をナチュラルが出来る。あたしもキラも、カガリも同じ想いであの戦場に出たわ」
「え…」
「ラクスも、このアークエンジェルに捕虜として生活していた時期もあったのよ?」
「そうなんですか?」
「はい。もう慣れ親しんでいますが今よりも酷かったですものね」
「そうね。でも一度はプラントに戻った彼女も先の大戦でお父様を亡くされているわ」
「へ!?」
「そんな風には見えなかったでしょう?」
「はい」
「あなたもラクスもキラもアスランだってコーディネイターよ?でもキラやラクスたちと一緒にいるあたしやラミアス艦長。カガリだってナチュラルよ?」
「あ…」
「だからあたしは別にナチュラルだからコーディネイターだからとそんな風に区別することも無いわ、お互いにただ1人の人間。それが同じ軍人でザフトか連合か、オーブかっていう所だけでしょう?違うのは」
「そうですわね」