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アークエンジェルに乗り込むと既に行く支度は出来ていて
「お待たせいたしました。艦長」
「いいの?本当に」
「構いません。あたしもまた軍の人間。トップが行けというのならそれもまた致し方のない事なのですから」
「そうね」
中には捕虜でいたはずのロアノーク大佐が一緒に入っていて
「釈放したのではなかったのですか」
「俺が自ら残ったんだ。あのミネルバって艦嫌いだからな」
そう。ミネルバが嫌い…
というよりも、ザフトが嫌いなんだろう
「では参りましょう。艦長」
「アークエンジェル発信します!」
そう言ったラミアス艦長の声で動き出したこの戦艦で今度は宇宙へ再び行くことになるなんて思いもしなかった
「しかし、ここの国は平和そのものだったのね」
「えぇ戦争すら知らない人たち。今の大人ですら戦争を知らないまま大人になっているわ」
「「そんな」」
「それで?この艦はどこへ向かうのですか?急に上がったところで、戦場に行くはずがないでしょう?」
「えぇ。まずは月面都市コペルニクスに向かっているわ」
コペルニクス?
「そこで、情報収集活動の任に就きます」
なるほど
「ノアさんも落ち着けばエターナルへお願い」
「承知しました」
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