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夢小説設定
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戦場に行くということは生きて帰れること自体が奇跡みたいなものだ
「生きて帰ってくれば…ね」
「どういう意味だい?」
「あら。ノアさんは話してはおりませんの?」
「話して?」
「無いことがあるのか?」
「アイツは宇宙に婚約者がいるぞ」
「「はぁ!?」」
「元よ元。婚約破棄しているんだから」
「アイツはそうでもないだろう」
アイツがそうでもないなんてこと無いと思うけど
「月に行けば分かることでしょ」
「そうですわね」
赤也君の方を見ると、下を向いて震えているのが分かる
「ノアそろそろ行くよ」
「先に乗っていて。すぐに行くわ」
「うん」
キラ達が艦に乗ったのを確認すると
「赤也君」
「「切原?」」
「何で行っちまうんだよ!」
「しょうがないでしょう?あたしの代表がそう言っている以上はね」
「だけど、ねーちゃんは!」
ねーちゃんか
「赤也」
「別にねーちゃんが行かなくても!」
「切原。彼女は」
「悪いね不二。彼女は正真正銘赤也のお姉さんなんだよ」
「本当だったんだ」
「赤也君。あたしがもしここに帰ってきたらその時はまたちゃんと話しましょうか」
「いいのか!?」
「えぇ。ちゃんとにあたしが帰ってこられればの話よ」
「うぃっす!」
「幸村君たちも、どれぐらいかかるか分からないけどそれまで、赤也君の事よろしくお願いします。」
「あぁ」
「無事に帰って来んしゃい」
「えぇ」