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夢小説設定
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「今日私は全世界のメディアを通じ先日ロード・ジブリールの身柄引き渡し要求と共に我が国に侵攻したプラント最高評議会議長、ギルバート・デュランダル氏にメッセージを送りたいと思います」
デュランダル議長へ?ザフト全員が聞いているのだから、彼だけ聞いていないなんてことはまずはないだろう
「過日様々な情報と共に我々に送られたロゴスに関するデュランダル議長のメッセージは確かに衝撃的なものでした。ロゴスを討つ。そして戦争のない世界にというの議長の言葉は、今のこの混迷の世界で政治に携わる者としても、また生きる一個人としても確かに魅力を感じざるを得ません。ですがそれが…」
そう言った後に出て来た、デュランダル議長のお気に入りのラクス
「ラクス様だ」
「あぁ」
アスランがオーブへ来たと言うのに彼女はまだこんなことをしているなんて、彼の都合のいいラクスだもの。用済みになればきっと暗殺されるだろう
「わたくしはラクス・クラインです。」
「過日行われたオーブでの戦闘はもう皆さんも御存じのことでしょう。プラントとも親しい関係にあった彼の国が、何故ジブリール氏を匿うなどという選択をしたのかは今以て理解することは出来ません。ブルーコスモスの盟主、プラントに核を放つことも巨大破壊兵器で街を焼くことも、子供達をただ戦いの道具とするこも厭わぬ人間を、何故オーブは戦ってまで守るのでしょうか。オーブに守られた彼を、わたくし達はまた捕らえることが出来ませんでした。」