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夢小説設定
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時計を見ると既に出る時間を大幅に過ぎていて
「当然でしょう?貴方達は1年半の戦争の何を見て来たの。再びオーブが妬かれる事はあってはならない。子供たちのような孤児をあたし達は増やしちゃいけないと分かって居る筈でしょう?」
「わかっているが」
「連合が散々何をしてきていたか分からないあなたたちでもないでしょう?それでも連合と手を組むというのならあたしとは敵対しますね」
「!」
「何時か再びオーブが妬かれる時は迷わずオーブという国をあたしは救うために動く。だけれどセイラン家や連合側につく人間を助ける義理はあたしにはありませんので」
「お…おいっ」
何かを言っていたウナト様の言葉も聞かず内線を切ったあたしに
「宜しいのですか?」
「かまわないわ。きっとすぐにカガリも帰って来る。此処にウナト様やユウナ様を信用している者は?
素直に手を上げなさい。今すぐにオーブへ帰還させるわ」
そう言ったものの、誰も手を上げることがなく
「貴方方は皆カガリやあたし達の」
「えぇ」
「我々はカガリ様を信じていますから」
そう…
「じゃあ、あたしは学校に行くわ。誰か車を出してちょうだい」
車を出してさえくれれば、学校は遅刻せずに済む、
「然し、セイラン家やセイラン家と共に行動をするあの人たちだって分かって居るでしょうに。
連合が今までどれだけの事を被害を出して来たかくらい」
「そうね」
でも、アスハやあたし達の様にカガリを信じ付いてくる者も居れば、セイラン家のように元々が連合よりの考えの人たちだっているわけで
「乃愛さん?」
「ごめんなさい。考え事を」
「そうですよね。此方へ来てからというもの真面な休みが有ったわけではない。
休みでも何かしらの出来事が起きていますからね」
「そうね。でも、それでもオーブという国のために働くというのなら、いくらでも休みなんて返上するわ」
「そうですか」