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夢小説設定
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「アスラン」
「ノアか」
「やっと目が覚めたのね」
「あぁ議長が言っていることがどういうことなのかもよく分かったさ」
「そう」
「ノアは最初から分かっていたんだな。議長の言葉が彼らに正しく心地よく聞こえても彼らの言葉はやがて世界のすべてを殺すって言うことに」
そう言ったアスランはあたしの言葉を理解してくれているようだ
「それを分かってくれて嬉しいわ。アスラン」
「あぁ」
「それと一緒にミネルバに乗っていたクルーの子を連れて来たんですって?」
「あぁ」
「アスランにしては珍しいことをするものだと思ったのだけれど」
「俺もそう思っている」
アスラン自身がそう思うくらいにはなっているのね
「俺が」
俺が?
「俺が迷惑をかけて甘えて巻き込んだんだ」
「へぇ」
「逃げる時にミネルバの同じパイロットだった奴に言われたよ。俺がこんなことをしたせいで同罪だと」
同罪…ね
「そんなことはないでしょう?」
「え?」
「まぁまずはその傷をいやしてから今度は日本へ来てくれればいいわ。その例のクルーの子も」
「いいのか?だってあの時俺は」
「だってしょうがないでしょう?こうなっちゃったのもこんな風になっちゃったのも誰のせいでもないんだから。それに」
「それに?」
「カガリたちが許したのだからあたしはもう、何も言わないわ」
「そうか」
「今は、アスランも彼女も体を休めることが優先よ」
「あぁ」