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夢小説設定
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「どうせ出るのは今夜なのでしょう?」
「えぇ」
「それなら、それまでにできる範囲内での整備を終わらせるわ」
「ありがとう」
「いいえ。例の捕虜はどうするつもり」
「オーブへ行ったら釈放になるでしょうね」
それが無難か
「何事も無いことを期待するわ」
「うん」
「えぇ」
キラは、あたしの後ろにいる赤也君の方を見ていて
「そんなに彼が気になる?」
「いや似てるなって思っただけだから気にしないで」
似てる?あたしと赤也君が?
「何を言っているんだか」
「カガリとノアと初めて会った時のノアにそっくりだよ。彼は」
「そう。彼はね"一応"弟なのよ」
「え?」
「何で一応なんだい?」
「分かるでしょ?あたしはオーブに捨てられたの。彼の両親に親子関係も認められているのだけどあたしには、どうしても両親と認めることが出来ないのよ」
「そうだね。トダカさんとウズミさんを父親だと言っていたもんね。ノアは」
「今だって父はあの2人なのよ」
「そっか」
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