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夢小説設定
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「あ…」
「さて、話をしましょうか」
「いいんっすか?あの人と一緒じゃなくって」
「あの人?」
そう言った赤也君の目線の先にはカガリがいて
「あぁカガリはね大丈夫よ。別に四六時中一緒にいるわけではないもの」
「へぇ」
「で?何が聞きたいの?」
「オーブ…っていう国で」
オーブで?
「父を亡くしたと言ったのに、あの時は何も言えなかったっすけど
どうして、あんな」
「平然としていたかって。それが言いたいの?」
「あ…」
図星だった様ね
「真田君も同じようなことをあの時言っていたわ。でもね平気なわけがないの。10年も育ててくれた人が映像越しにでも自分の目の前で被爆してしまったんだもの」
「…」
「でもねカガリはもっとつらい経験をしたわよ」
「え?」
「カガリの父親はある施設で作っていた兵器を爆破するのと同時国で自爆したのだから。それもあたしとカガリの目の前で」
「…」
「他に聞きたいことがあるんじゃないの?」
「俺達も聞きたいことがあるんだが」
そう言って来たのは、柳君と幸村君で
「はぁ…」
「随分とデカいため息が出たもんだね」
「そりゃ出るでしょう。で?何が聞きたいの?」
「あの議長の傍にいるラクス様が偽物だと乃愛は信じることはないとそう言ったね。最初の演説を一緒に聞いた時に」
「そうね」