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夢小説設定
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「今は、ここで子供らしく遊んでもらえればそれでいいの」
そう言うと
「丸井やジャッカルなんかは面倒見がええからのぉ」
へ?
「子供たちはきっと今まで戦場でしか生活をしていないから、何もかもが初めてなの。見る人も着ている者も何もかもが」
「そうか」
その直後
「あ、さっきの!」
「ボールをいっぱい出してたおにーちゃんだ」
ボールをいっぱい出していた?
「におー先輩、今度はマジシャンにでもなったんですか」
「そんなわけないじゃろ」
「へー。でも子供に好かれなさそうなお前が好かれてんのが意外だろぃ」
「そうですね」
なんて言われている仁王君と
「うぅ…」
「あのおにーちゃんは、怖い…」
「うへぇ」
「真田君はやはり子供たちには怖いのですね」
「そりゃ、あの風格じゃ」
「怖いに決まってんだろぃ」
なんて言われている真田君
「おにーちゃんたち、遊んで―!」
そう言って引っ張って連れて行かれている仁王君たち
「子供たちがたった1晩であそこまで元気になるなんて想像もしなかったな」
「えぇ。きっと、彼らのおかげよ」
子供たちと今、一緒にいてくれている仁王君や丸井君たちは面倒見がいいのだろう
「カガリ。あたしは彼と話して来るわ」
「あぁ」