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夢小説設定
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「何事もなく彼らが、アークエンジェルと一緒に来てくれればそれでいいのだけれど」
「はい」
相手はザフトでキラやカガリたちもよく知るアスランもいるあの船の事だ。何もできることはないのだろう
「ノアさん」
「ん?」
振り返るといつも入り口で監視をしている軍人の彼がいて
「どうかした?」
「それが…」
口ごもった彼の後ろからは見慣れた制服の彼らと、初日に顔を合わせていた女の子が数名
「はぁ‥」
「いかがいたしますか」
「いいわ。通して」
「!?」
「アークエンジェルが来るにも、カガリたちが来るにも時間がかかるわ。
別にそれまでの間なら、彼らがいても大丈夫でしょ」
「そうですが」
「アークエンジェルには、ベルリンで親を亡くした子供たちを保護しているという話をカガリから直々にアークエンジェルを通して聞いているから、無茶だけはしないとは思うけど」
「そうですか?」
「疑問そうね」
「まぁ」
「カガリもキラもラミアス艦長たちもあの船に乗っている人間や、あたしもそうだけど。これ以上、あたしたちのような子供たちを増やしたくはないの。だけどそれでも、ザフトや連合は子供たちを失ってでも戦えと。今いる軍人は、戦うために育てたのだから戦わせるべきだと。そう思わせるのよ」