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夢小説設定
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「俺と同じ…苗字…!?」
「ま、同じ苗字でも、家族構成やその他諸々は調べればすぐに出るでしょうけど」
そう言ったあたしの言葉に驚きを隠せていないここにいる彼ら
PPP
「誰だ」
「あたしね」
スマホの画面を覗くと軍基地から出
「ちょっとごめんなさい」
彼らから離れて、連絡を出ると
「ノア」
「何?何かあったの?」
「そ、それが…」
それが?
「アレックスがアスランだと」
もう、ばれたの!?
「それと代表が」
「カガリが何?」
「軽傷ですが、怪我を負ったと」
!?あのカガリが、怪我を負った?
「プラント本国から、今は宇宙にいるとのことですが」
「そう」
「地球に降りれば、こちらかオーブと言うことになると」
「こっちには来ないでしょうね。代表とアレックスがいるということは。それに、戦艦に乗っているのでしょう?」
「はい。プラントの議長も一緒にいるとのことですが」
「!?」
「分かったわ。また何かあれば連絡をして」
「はい」
連絡を切ったあたしは彼らの元へ戻ると
「もういいのか?」
「えぇ。大丈夫よ」
「で?」
「で?とは」
「あたしに聞きたいことがあったんじゃないの?」
「昨日あの基地にいたのは」
「あれは軍基地よ。オーブの」
「オーブ…と言っているが、そのオーブとは」
「軍国家でもあり、中立国でもある国よ」
そう言った瞬間驚いた彼ら
「中立国?」
「えぇ」
「しかし、オーブなんて国聞いたことないぞ」
「オーブ連合首長国。これがオーブの正式名称よ」
「!?」
「7歳からオーブでと言ったな」
「えぇ」
「じゃあ、7歳までは」
「えぇ。こっちで過ごしているわ。もう、両親の顔すら覚えていないわ」
「は!?」
「それもそうでしょ。7歳までよ?そっから10年も見ていなければ薄れていくに決まっているでしょ」
「「!?」」
「特に、戦場で、軍人としていたんだから」
「は!?」
「軍人って事は」
「戦争も」
「あったわよ。ないに越したことなんてないけれど。あたしはオーブで育ての親を2人とも亡くしているわよ」
「嘘だろぃ」
「本当よ」
「お前さん、恋人は」
「いないわ」