降谷妹松田嫁(別小説夢主)は未来への扉の夢主設定となりますので予めご了承ください
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あれから数カ月、隣の家の工事も終わり、新しく建てた家?はカフェらしくなっていて
「望月の要望通りの建物にはなっているのか?」
「うんっ」
中でも食べられて天気のいい日にはお庭でも食べられるように設置して貰っている。それは2階の建物でも同じだ
「にしても大分時間がかかったな」
「まだまだ試行錯誤中だけどね」
「それでいいに決まってるだろ?」
「え?」
「でなきゃ他のチェーン店と同じだぞ?」
あ、そうなんだ
「色々と試作をしてみればいいさ」
「そうしようと思って。咲姫ちゃんも手伝ってくれるって言ってたし、お休みはどうしようかとかいろいろと話し合いをしようと思ってて」
「そうか」
なんて話した数週間後、カフェを出す新しい家の中にはあたしと咲姫ちゃん。それに景光さんと萩原さんも一緒で
「「なんで?」」
「なんでってそりゃ」
「「自分の嫁が心配だからに決まってるだろ」」
あ、決まってるんだ?
「でも聞いてても楽しくないかもしれないですよ?」
「そういう頑張ってるところを見るのもいいんじゃないか」
なんて言われていて
「変なの…」
なんて話をした後、カウンター席を1階にも2階にも設置しようって話になり、テーブルも1階と2階で形を変えて、ガーリーだけど大人っぽいものをセレクト。キッチン用品はあたしがキッチンに立つことが多いからとあたしが選びなよと言ってくれた咲姫ちゃんには感謝でしかない
「あの2人楽しそうだな」
「だな。やっぱ幼なじみなだけあってお互いにそう言うのもよく分かってんだろうな」
「だろうな」
なんて話している景光さん達の声も聞こえてきている
「そう言えばカフェで流す音源って」
「オルゴール系の音?を流そうかなって」
「それいいかもね!ゆったりできるかも」
「そうなんだよ。でもどういうのが良いのかよく分からないから咲姫ちゃんに選んで欲しいなぁ」
「任せて!」
「やった!」
色々と話しを進めていると
「家具の話まで進んでいたのか」
「!?」
景光さんや萩原さんじゃない声がすると思えば
「ふ、降谷さん!?」
「やぁ」
「『やぁ』じゃないです!びっくりするじゃないですか!」
「悪い悪い」
この人絶対に悪いって思ってない
「で?なんの用ですか」
「カフェをオープンするって言ってたからお祝いに何かカフェで使えるものを買ってやろうと思ってな」
!?
「だけどそうだな。ここまで決まって居るとは思わなかったが、そうだな、なら俺が家具一式見繕ってやろう」
「はい!?」
「何々?そこまで決めちゃった感じ?」
なんて着た萩原さんと景光さん
「大分決まって居そうだ。で、祝に家具一式見繕ってやる」
「良かったじゃないか」
「でも」
「ゼロもどうせ何かしてやりたいんだ。ありがたく受け取ってやれ」
「じゃあそうする」
なんて話をして咲姫ちゃんとお揃いのエプロンを買う事でエプロンは決まって居る
「あとはメニュー…?」
「だな」
うーん…と悩んでいると
「少し休憩でもしたらどうだ」
「でも」
「そういやお前も喫茶店でバイトしてたよな」
「「へ!?」」
そう言われていたのは降谷さんで、組織に潜入していた時にですらそんな様子見受けられなかったのに。なんて思っていると
「潜入捜査している間だけだったけどな」
「ふぅん」
「お前の作るサンドイッチが好評だったじゃねぇか」
サンドイッチ?サンドイッチ…かぁ
「簡単なものでいいなら教えてやるが」
「いいんですか?」
「問題ない」
やった!なんて思いながら家に戻ってから降谷さんが見ていたのは食パンと蒸し器とかいろいろと見ていて
「「せいろ?」」
「あぁ。まぁ見てろ」
そう手際よく見せてくれたハムサンド
「おいしそう」
「これをポアロで出していたんだ」
ポアロ?なんか聞いたことあるけど
「そう言えば高校生の時に周りの子が言っていたポアロって」
「俺が潜入捜査をしていた時にバイトをしていた喫茶店だよ」
「ほへぇ」
「デザート系もよく出していたけど」
「そうなんですか?」
「あぁ」
組織にいた頃に確かに手先が器用な人だとは思っていたけど、まさかそこまで器用な人だとは思わなかった
「でもどうせ作るのは佐久間なんだろ?」
「え?まぁはい」
「ならヒロに色々と手伝ってもらえばいいじゃないか」
「どういう事ですか」
「試食とかいろいろだ」
あ、その手もあるんだ
「こりゃ当分望月の試作に付き合う事になりそうだな」
「だめ…?」
「駄目じゃない」
「なんだかんだ言っても、諸伏も嫁には十分甘いよな」
「だな」
「うるさい。自分たちだって嫁には十分甘いだろ」
なんて言った景光さんの言葉にびっくりしていると
「降谷さんって結婚してたんですか?」
「あぁ」
「と言うかもう子供もいるしな」
「はい?」
「別に驚く事じゃないだろ」
「いやいや、驚くでしょ」
「夢姫もようやく安定期に入ったって松田が言ってたけどな?」
「マジか」
「本当だ」
なんて言っているもんだから、それに驚いているとなった電話に出た降谷さんは
「は?怪我?誰が。ったくすぐに行く、そこを動くなよ」
なんて話している降谷さんの電話の相手はきっと奥さんなんだろう
「すぐに戻ってくる。お前たちにも紹介しておこう」
「いやいやなんであたしたちにまで」
「すぐに分かる」
すぐに分かる?
家を出た降谷さんはそんな時間もかからず連れて来たのは奥さんと小さな子供
「え?可愛い」
「というかまた大きくなったんじゃないか?」
「あぁ」
景光さんはこの子に会ってたのか
「名前、言えるだろ?」
降谷さんの足の後ろに隠れているのは女の子で
「ふるやひかり」
ひかりちゃんって言うんだ?
「漢字で書くとこうなる」
そう光莉と書くと教えてくれた降谷さん
「可愛い名前だね?」
「ひかりもすき」
「そっか」
その後ろから来たのは綺麗な女の人で
「俺の嫁の心空だ」
「初めまして、降谷心空といいます」
「あ、こちらこそ」
光莉ちゃんはキョロキョロとしているが
「光莉」
「パパ」
そう言った光莉ちゃんのお腹が鳴ったのは同時で
「まだ食べてないのか」
「食べようとしなくて、散歩に出て歩いたら食べるかなと」
「そういう事か」
なんて話をしていたけど、冷蔵庫には今日食べようと思っていたフルーツも沢山あるし
「じゃあ光莉ちゃん」
「んー?」
「あたしといい物つくろっか」
「ひかりも?」
「そう、光莉ちゃんも」
「出来るのか?」
「出来ますよ」
ボールに、ホットケーキミックス粉をだしていると
「何を」
ボールの中に材料を入れて混ぜて行くと
「なにつくるの?」
「出来てからのお楽しみ」
「わーい」
景光さんはホットプレートやらいろいろと出してくれて、混ぜ終わった光莉ちゃんは皆の所に戻って行っている
「終わったのか?」
「1つ目は」
「「1つ目?」」
咲姫ちゃんと手際よく用意して持って行くと
「何を作る気だ」
「これでクレープが作れるんですよ」
「「え?」」
「は?」
まぁそうなるだろうけど
「でも妬くのは景光さんが担当してくれてるから」
「成程な」
景光さんが上手く丸を書いて焼いてくれている間に色々と準備をしていると
「ジャムにクリームだ!」
そして咲姫ちゃんが持ってきてくれたのはカットしたフルーツだ
「いっぱい!」
「大丈夫か?」
「大丈夫じゃないものは使っていないので」
「それもそうだよな」
「買うと高いですけど、家で作ると実は安かったりするんですよ」
「へぇ」
色々と食べてくれた光莉ちゃんはお腹いっぱいになったのか降谷さんの所でウトウトしていて
「今寝るなよ?」
「やぁの」
残りのクレープ生地を全て焼いて
「光莉ちゃん」
「んー?」
「これでじつはケーキも作れるんだよ?」
「ケーキ!」
「え?まだ食べるの?」
「作って、おうちに持って帰ったら?」
「つくる!」
クリームをさっきよりもしっかり目に固めると
焼いた記事の上にクリームを乗せて、フルーツも乗せてを繰り返して作ったミルクレープ
「良くできたじゃないか」
「ひかり、おうちでたべていい?」
「あぁ」
ケーキ用の箱に入れて、帰るまでに冷蔵庫に入れておくと
「ひかりがそこまで食べるとは思わなかったな」
「そうですね」
「だが、お前は良かったのか?」
「なにがです?」
「果物だって」
「構いませんよ?今日食べようと思ったのもいくつかあったのでそれを出しただけです」
「そうか」
「ひかりたのしかったよ!」
「それはなにより」
そう言っている降谷さんは家でもいいお父さんなんだろう。
帰り際クレープを渡すと
「こう言った子供たちに何かを作らせるって言うのも1つのいい経験になるのかもしれないな」
「え?」
「そういう仕事や資格もあるみたいだからな」
そうなんだ
「気になるのなら後でヒロに送っておく」
「ありがとうございます」
その日の夜の内に降谷さんからは景光さん宛てに例の資格の情報の連絡が来ていたようで
「へぇ…」
「望月は興味なさそうだな」
「あまり興味ないかなぁ」
今まで教える側じゃなくて作ってしまう側の人間だったあたしにとって、この資格を取ったところで無駄になってしまうかもしれない
「まぁ、こんなのもあるって言うだけの話だからな。受けたくなければ別にいいかも知れない」
「じゃあ受けない」
「分かった」
翌日、仕事に行くという景光さんのお弁当にはカフェで提供する予定のメニューを入れてみることに
景光さんと一緒に生活をすることで決めていることと言えば、一緒にいる時には必ず一緒に食事をすると言うこと。
これはあたしが、食事に無頓着で、食事を抜くことが多いからだと言う
今日の朝ごはんは和食だ。
「資格を取って大分食事の大切さが…」
景光さんの報にはちゃんとした食事が置かれているがあたしは相変わらずで、もの凄くため息をつかれるのも日課になって来てしまった
「よし」そう言った景光さんはあたしの隣に座っていて、あたしも一緒に食べ始めると何故か口元に端で副菜を少しずつ持ってきていて
「あの…むぐ!?」
「ちゃんと食べろと言っているだろう?」
「ひゃんとたべてる」
「食べてない。何で同じ食生活でお前に副菜が乗っていないんだ」
「そこまでむぐ!?」
否定しようとすれば、副菜を口の中に入れ込まれる始末だ
「鬼ぃ」
「その鬼を旦那にしてるのはお前だろ?望月」
「意地悪!」
「はいはい」
そう言って別の副菜を口に入れ込んだ景光さんは満足したのか、ようやく自分も食べてくれていて
「うぅ…」
「そんな声を出しても夜も食べなきゃこうなるからな」
「やっぱり意地悪!」
「はいはい」
それでもお弁当も確りと持って行ってくれた景光さんを見送った後は、メニューを考えていて
軽食からプレートものまで考えなくちゃいけないけど、そこまでたくさん種類を出しても限界があるのもあって
「んー…」
なんて悩んでいるとチャイムが丁度よく鳴って
「はーい…」
「やっほ」
「咲姫ちゃん」
「あがってもいい?」
「あ、どうぞどうぞ」
「お邪魔します」
中に上がってもらうと、机の上に置いてあったメニューを見て
「やっぱり悩んでた」
「え?」
「望月の事だからやっぱり悩むんじゃないかって思ってたけど当たったね」
「んー…なんかメニューを考えてたらキリがなくて」
「だろうね。だからこうしたらいいんじゃないかって言う案を持って来たの」
案?
「ワンプレートにしちゃうの」
「え?」
「それで、サラダも付けてメインを一緒に置く。そこにご飯を乗せればいいんじゃないかって思ったんだけど」
「そっか!その手があったんだね」
「あんたってそういう所が抜けるのよね」
「へ?」
「ま、今日はその案を持って来たのと、たまには幼なじみ同士で出かけるのもありだと思ったのよ」
「うん?」
「諸伏さんに行ってからじゃないと出かけない?」
「そんなことはないけど」
どうせ、景光さんの事だから何か入れているんだろうとは思ってるけど
「この間の事もあるからまだ不安?」
「少しは」
「そう」
いまだに、キレイな女の人を街中で見ると、景光さんはなんであたしを選んでくれたのかよく分からないままで
「でも家に引きこもってばかりいてもいい事なんて考えないでしょ?」
「そう…なんだけど…」
でもあんな現場を見なくても済むんじゃないかと思ってしまう自分もいる
「
