降谷妹松田嫁(別小説夢主)は未来への扉の夢主設定となりますので予めご了承ください
6
夢小説設定
この小説の夢小説設定
降谷妹松田嫁(別小説夢主)は未来への扉の夢主設定となりますので予めご了承ください
降谷妹松田嫁(別小説夢主)は未来への扉の夢主設定となりますので予めご了承ください
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
==
調理師の資格も取り、管理栄養士の資格も無事取ったあたしは、1人で切り盛りが出来るくらいの小さなカフェをと言ったとたんに「却下」と言われてしまった。
「カフェじゃなくて警視庁か警察庁にしろ」
「やだ」
「やだじゃない」
なんていう攻防戦をしていると
「何々?」
「今度は何してんだよ。バカ夫婦」
「望月の就職だぞ?一大事に決まってる!」
「あー、そんな時期か」
「望月ってば資格を取った途端にカフェをやるって聞かないんだ。警視庁とか警察庁の食堂で働いてくれればいいのに」
「だから恥ずかしいからヤダ!」
「ふーん…」
「じゃあさ」そう言った萩原さんは
「俺が迎えに行ける範囲内な」
「え?」
「当り前だろ?何を好き好んで遠くに自分の嫁を送り出す奴がいるんだ」
「うぅ…」
まさかそんな風に言われるなんて思ってもいなかったあたしにとってどう反応をすればいいのか分からないでいると
「ほんと、そういう顔他の男の前でするなよ?」
「ひ、景光さんが意地悪!」
「元々だ。その意地悪な男を好きになったのは望月だろ?」
それで小さな空き店舗を借りてカフェをすることを許してくれた景光さん
「俺としては本当は家の中にいて欲しいけどな」
「なんで」
「望月には家にいて欲しいんだよ」
??
翌日、それを咲姫ちゃんに話をすると、隣に一緒にいた萩原さんと一緒に盛大に爆笑されて
咲姫ちゃんは成人式を終わらせた後、おじ様の紹介で萩原さんと結婚していて
「なんで?」
「そりゃ、諸伏からしたら家にいて欲しいだろうね」
「え?」
「望月ちゃんが諸伏から逃げない為だろうね」
あたしが逃げない為?
「まだ分からない?」
「はい」
「高校生の時、諸伏に黙ってアメリカに行っただろ?」
「あ…」
「家に帰ったらいるはずの望月ちゃんがいなくて、家出同然で、ヴィンヤードのいるアメリカにわたって高校卒業まで帰って来なかったのがね。あれが諸伏には相当堪えてるんだよ」
「…」
「戻って来たと思ったら、今度は資格を取るためにこっちの専門学校に通っただろ?」
「はい」
「どうしたって、学校の休みと俺達警察の休みじゃかみ合わない。だから諸伏は望月ちゃんに『家にいて欲しい』そう言ったんだと思うよ」
「そんな…」
「きっと諸伏が提案した警視庁とか警察庁だったら働いていても自分もいる場所って言う安心材料でもある訳だろうけど」
え…?
そんな風に考えていたの?
「だから外でもいいけど、諸伏が迎えに行ける範囲って言ったのは諸伏が望月ちゃんと少しでも長く一緒に居たいからだろ」
「…っ」
どうしてそれをあの人は言ってくれなかったんだろ…
勝手にヤキモチ妬いて、勘違いしてアメリカに行ってアメリカの学校に通ったのにそれでも待って居てくれた景光さん
それなのに、資格を取りたいと言ったあたしに一緒に調べて資格まで取らせてくれて
「今日、諸伏さんは」
「仕事…今日から潜入捜査があるからって暫くは帰って来れないんだって」
「あちゃー」
「こういう時にそういう捜査が始まんのね」
「はい」
今日の朝にそう言われて「最低でも1カ月はかかるかも」とは言われていて
==
2か月後
「え?まだアイツ帰って来てないの?」
「はい」
景光さんが言っていた1カ月をあっという間に通り越して2カ月たってしまった、昨日はとうとう
「声はかけなかったんですけど、ひ…諸伏さん」
「!?」
「別のキレイな女の人と一緒に歩いてホテルに入るの見ちゃったんです」
「「あちゃー…」」
「きっともうこれが潮時…なのかもしれない」
そう言ったあたしの言葉に顔を見合わせた2人は
「望月ちゃん、ちょっと待ってろよ?」
「はい?」
萩原さんはどこかに連絡をかけていて
「同期の独身の奴等に声かけたし俺と松田。咲姫と夢姫も一緒に飯に行くか」
「いいんだ?」
「あたし、邪魔に」
「ならないよ?」
ならない?
「まぁ直ぐに答えが分かると思うけど」
「どういう」
「望月はちょっと私たちと悪い事しよっかって話」
わ、悪い事…?
==
その日の夜、萩原さんや松田さんたちと他の同期の人たちも一緒に来たのは
「バー…?」
「そう。諸伏に止められてるんだろ?本当は酒」
「あぁ、はい」
大学に通っていた時にクリスも一緒だからと一緒にお酒を開けたら物凄く弱かったらしいあたしは
「俺以外の前で酒飲むの禁止」とまで言われている
「言ったでしょ?悪いことしよって」
「言ったけど、お酒飲めない」
「大丈夫よ。そこまで飲ませないから」
そこまで?疑問に思いながらも中に入るとすでに始まっていた飲み会にはもう松田さんたちもいる
「ハギー、お前刑事部長の娘さん嫁に貰ってんのに浮気かー?」
「なわけ。咲姫も一緒だっての」
ゲラゲラと笑っている男の人達
皆がお酒を飲み始めてもあたしはお酒じゃなくてジュースやノンアルを飲んでいたのに
「そろそろいいか」
「うん?」
もうなるようになれと。思って頼んでしまったカクテル
「あ…」
「飲んでていいよ」
チビチビ飲み始めて、しばらくすると慌てた様に開いたドアから
「望月」
「もろ…?」
「成程、飲んじゃったか」
「お前今日は」
「車」
「そっか」
==
グッと望月の腕を引いた俺に驚きを隠せていないようで
「!?」
「大分寂しかったみたいだからな」
「そうだろうな。でなきゃマンハッタンなんて頼まないだろ」
「それだけじゃないからな?」
「は?」
「お前が来るまでに」
萩原たちも気づいてなかっただけですでに望月が何杯か飲んでいるという
「何で止めなかった」
「止めてどうする?俺達だけ酒を飲んで望月ちゃんだけ飲ませないのは可笑しいだろ?ここは一応バーだぜ?ただ飲んでるカクテル言葉がな。全部悲しいカクテル言葉の酒なんだよ」
悲しいカクテル言葉の酒…
「お前が捜査で出かけた日に少し話をしたんだ。その時に泣いてな」
「は?」
「お前が言った『家にいて欲しい理由』を彼女には話をした」
「あぁ」
「でもお前も捜査でしばらく帰れないって言われたのもあって多分」
寂しくなったのか望月は
「それと」
「それと?」
「お前が自分じゃない女と一緒にホテルに入るのを見たって。潮時かも知れないってそう言ったぜ?しかも名前じゃなく名字で呼ぶ当たり相当なんだろうな」
「そうか」
いくらか金を渡すと
「別にいいんだけどよ金なんて」
「いや望月が世話を掛けたからな」
「そんな風に思っちゃねぇよ」
「ヒロ君」
「夢姫も来てたのか」
「俺も一緒だからな」
「手を離しちゃ駄目だよ?」
「あぁ」
夢姫の頭を撫でた後バーの前に止めていた車の助手席に望月を座らせて寝てしまった望月に上着をかけて車を走らせた
「誰が手放すか」
潮時?そんなものあったら特に手を離してる。望月をここまでして縛り付ける理由がない
だが残念ながら潮時なんて言葉は使わせる気がない
家について望月をベッドで寝かせると、その部屋で仕事を片しているときだった
「ん…?んぅ?いえ…?」
「起きたか?」
「もろふしさんらぁ」
呂律の回ってないしゃべり方。酒が回って顔が赤くなっている望月のこんな姿を見せたくなくて俺以外の前で呑むの禁止って言ったんだけどな。きっと望月は何かを勘違いしたんだろうな
「ありゃー?なんれいるのぉ~?」
「何でだろうなぁ?それに望月も『諸伏』のはずなんだけどなぁ」
「らって、きれーなひとと、ホテルはいっらよ?みつきはろーれもいいんらもん」
綺麗な女とホテルに入ったから自分はどうでもいい?冗談じゃない
グッと酔っぱらっている望月の腕を引くとそのまま俺の膝の上にイン
「??」
何が起こったのか分かって居なさそうな望月の顔に安心感を覚えると
取り合えず部屋着に着替えさせる俺にされるがままの望月は何とも言えないが
「頼むから他の男の前でそんな風になるなよ」
「なんれ?」
「俺だけが知ってればいい」
そう言った矢先、規則正しい寝息も聞こえてきて
マジでこんな姿同期の奴等にも見せたくなんてない。そう思った直後になったチャイム
「寝ててくれよ?」
下に降りてインターホンを確認すると萩原と松田が来ていて、玄関を開けると
「少し飲もうぜ?」
「嫁たちは」
「萩原んち。因みに2人とも寝てる」
「お前たちも飲んでたんじゃないのか」
「まさか。お前がくるって見越してたから嫁だけ飲ませて俺達は呑んでねぇよ」
「マジかよ」
リビングに案内すると、冷蔵庫の中には自分では作ってそんなに食べてないのであろう作り置きのおかずがたくさん入っている
それを取り出すと
「彼女は」
「ちょっと前に1度起きてるけど呂律廻って無かったし酔っぱらってるから記憶が抜けるかもしれない」
「成程な」
持ってきてくれた酒と一緒に飲み始めると
「あそこまで弱いとはな」
「あぁ、正直俺も驚いてる」
「俺とヴィンヤード…つまり望月の義理の母親は知ってたんだ。知ってて俺以外の前では呑むなよってそう言ったんだ」
「成程な」
「けど、家にいて欲しい理由望月ちゃんに言えば素直に家にいたんじゃない?」
「もしくは警視庁の食堂とか」
「嫌がられたんだよ」
「ちゃんと説明しなかったんだろ?驚いてたぜ?」
「そう言うことか」
飲んでいる途中で部屋着で来た望月
「起きたか?」
「いやまだ寝てるな。っていうか寝ぼけてる」
「え?」「あ?」
望月が家の中をキョロキョロすることはほぼない。キョロキョロしているという事は寝ぼけてることが多い
俺を見つけた望月はそのまま膝の上に頭を乗せて寝転んでいて
「随分と」
「夢姫にもしたことねぇんじゃね?」
「してないな。けど」
「「けど?」」
「こんなことすんの寝ぼけてる時だけなんだ」
「へぇ」
「こうしてると子供っぽいよな」
「あぁ」
「でもお前の場合、どうでもいいと思ってる相手に名前で呼ばせないだろ?」
「当り前だろ?」
俺の膝に頭を乗せて寝ている望月を
「悪い寝かせてくる」
「平気か?」
「あぁ」
2階の俺部屋で寝かせると、毛布にしがみついて寝てしまっている望月の頭を撫でてから下に戻ると
「大丈夫か」
「あぁ、寝てる」
「そうか」
「アイツ、俺にも『諸伏さん』って言ってた。まるで出会った時の様だった」
「そうなのか?」
「あぁ。知ってるだろ?俺とゼロがある組織に潜入していたって言うのは」
「あぁ」
「あの中に望月もいたんだ」
「「は?」」
そりゃもうひときわ低い声が出ている男2人
「11歳の時には既に組織にいた。23で組織に潜入していた俺達と若干食い違いはあるが」
「でもその年で既にいたならきっと」
「あぁ、その前にはいたのかもしれない。それはゼロがヴィンヤードに接触しようと試みてる。仮にも望月の母親だからな」
「そうか」
「結婚するなら班長に次いで松田の後はゼロで、俺の方が先だと思ったのに」
「まさかの諸伏のがハギより先に結婚するとは思わなかったぜ」
「婚約期間が長かっただけだろ、俺の場合」
「そうかもな」
5/5ページ
