降谷妹松田嫁(別小説夢主)は未来への扉の夢主設定となりますので予めご了承ください
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そんな事を言われても。って思っていたら
「お前が俺を好きなように、俺もちゃんとお前が好きだから」
なんて言われるなんて誰も想像もしてなかったと思う。
「う、嘘…っそんなの絶対に…っ」
「嘘じゃないさ。じゃ無かったら女子高生である望月と一緒に生活なんて出来ないだろう?生活だけじゃない。一緒に寝ることも出来る筈がないじゃないか」
そうかも知れないけど…
「だって…」
「そして」
そして?
「お前が帰って来た時の服装になんで上着を掛けたか分かるか」
そう言えば…あの時は部屋に置いてあった服も全部駄目だしされたっけ
「お前の体を、他の男に見せたくなんてないんだ」
「!?」
「それに、俺がお前の声を聞き間違える筈がないだろ」
「え?」
「もう離さないってあの時言った気持に嘘なんかは1つもない」
「もろ…ふしさん…?」
あたしを捕まえている腕の力が強くなったかと思えば
「本当は今すぐに俺のいる日本に連れて帰りたい」
「え?」
「だけど、もうお前はここで学生生活を始めているからな」
「はい」
「ちゃんと休みには帰って来い」
「え?」
帰って良いの…?
「お前の声が聞けないあの家は家じゃない」
「…っ」
「夏休みに帰って来てただろ?」
あらら、そこまでバレていらっしゃる…
「あの時には会えなかったんじゃない。会わなかったんだ」
「そう、なんですね」
「だから長期の休みにはちゃんと俺の所に帰って来い」
「…っ」
「お前が帰ってきているって言う実感と安心感を俺にくれよ」
「そんなことで、いいんですか…」
「あぁ、構わない。だから残りの2年は遠距離をしようか」
2年間…短いかな?長いかな…
「途中で寂しくなったら?」
「その時は帰ってくればいいさ」
「諸伏さんがいなかったら意味がない」
「いないときは俺の部屋で待って居ればいい」
「え?」
「今までもそうしていた様にこれからもそれを変えるつもりは無いからな」
「…っ」
「変な男が寄り付かないか心配」なんていう諸伏さんは「やっぱ仕事休んで望月の傍で警護でもしてようかな」なんていう諸伏さんに
「たまにはお仕事をしている諸伏さんも見たいです」って言うと
「やっぱ日本で頑張るか」って言っていて
部屋を出ると
「ようやくくっついたのね」
「ベルモット」「クリス…」
「本当に次は無いわよ?」
「あぁ分かってる」
そう言った諸伏さんは
「ベルモット、明日望月の学校を休ませたい」
「何言っているの」
「こう言った所でしか堂々とデートも出来ないんだ」
「あ、そう言うこと。全く鼠は鼠で大変そうね。いいわ明日は私と出かけるという事で休みの連絡をしてあげるから出かけていらっしゃいな」
「助かる」
「それで2年我慢できるのなら安いものでしょう」
なんて言っているクリスに
「2年後の卒業の時にはアメリカに迎えに来る」
「!?」
「あらら」
「その時はもう絶対に手放さない」
「そう。娘がお嫁に行くのも時間の問題ね」
「ベルモット」
「何よ?私は反対なんてしないわよ?」
「いいのか」
「反対する理由も無いでしょうに。組織にいた頃から見ているもの。まぁ今の方がじれったいけれど」
へ?
「気づいていないのは望月くらいよ」
「そうなの?」
「そうよ。望月は初恋してるし。スコッチはスコッチで獲物を狙った目をしていたもの」
「そんな顔をした覚えはない」
「分かるわよ?何年女優業やっていると思っているの」
なんて話してくれたクリスには感謝だ
「そうそう、スコッチはホテルに帰るんでしょう?」
「望月を連れてな」
「何を馬鹿な事を言っているの。この子はウチの子よ?馬鹿なこと言っていないで貴方だけ帰りなさい、スコッチ」
わぁ、バチバチだ
だけど「仕方がないわね」そう言ったクリスは客間を用意するようだけど
「ホテルはいいんですか」
「そこはゼロがいることだからな。平気だろ」
あ、平気なのか。なんて思いながら聞いていると
「クリス、今日夕飯ここでもいいんでしょ?」
「勿論よ?望月の手作り料理はどこのレストランにも顔負けだもの」
あ、そうなんだ
「俺でも食べたことを無いものをベルモットには出しているのか」
「あら、望月は作ると言ったのに作らせてもらえなかったと言っていたけれど?
それに私は「作りたい」って言っている望月の気持ちを尊重しているに過ぎないわよ」
わーっまたバチバチしてるっ
「それに」
「それに?」
「望月はそれにちなんだ資格も取りたいみたいだから」
「へぇ」
そう言った諸伏さんはあたしの方を見ていて
「それは俺も初耳なんだけどなぁ?1人だとちゃんとした食事も作らないくせに?」
「1人だったら別にそんな沢山作らなくても」
「駄目だ」「駄目よ?」
同時に言わなくてもいいじゃんか…
「何で」
「何でも」
「美容にも良くないわよ」
うぅ…
クリスみたいにそんな丁寧に肌の手入れもしてるわけじゃないのに…
キッチンに入って、夕飯の支度をすると
「なんだ本当に作れるのか」
「一応は作れますよ?ただ、1人だと面倒なので作らないだけです」
「面倒くさがりめ。日本に帰ってきたら覚えとけよ」
「いやです」
やっぱり冬の帰国黙って咲姫ちゃんの所にお泊りしようかな
「あらなに、もうそんな話にまでこぎつけているの」
「長期休みには帰国させるつもりだが」
「そう言うこと。まぁそうね、アメリカの学校の休みは長い事で有名だけれど、冬に関しては日本と大差ないわよ」
「そうなのか」
「えぇ。この子が行っている学校は中休みがあるけれど無い学区もあるみたいだしね」
「へぇ」
「でもなんであたしをあの学校にしたのか分からないんだけど」
「保護者が私だからよ」
「え?」
保護者がクリスだから?
「どういうこと?」
「そうね。芸能人の娘でクリスの義理の妹となれば、普通の学校に行ったらパパラッチにも追われるでしょうし」
それはヤダ
「でもあの学校に関しては、そう言った対応もしてくれるのよ。現に私そこの学校を卒業しているわけだけれど」
あ、そうなんだ
「つまり伝手があったわけだな」
「そういう事よ」
ダイニングに食事を運ぶと降谷さんも呼ぶと言うk話になり
「そんなに泊められないわよ」って言っているクリスに
「俺だけが泊まるから大丈夫だろ」
「ヤダ」
「望月のヤダが出たわね。じゃあ諦めなさいスコッチ」
「何でだよ」
「望月のヤダは組織の間でも有名だったでしょうに」
「確かにそうだが」
「貴方に出ているという事は泊まるのは駄目なのよ。食べてホテルに帰ってまた来ればよかったじゃない」
「俺が無理」
ぶぅと頬を膨らませていると、丁度よくチャイムが鳴ったのをクリスが確認して、家の中に平気で上げたのが降谷さんだ
「どういう事だ。彼女は五十嵐ではないんだろう?確かエレナと言われていた気がするが」
「そのエレナが望月だ」
「は?」
「そうですね。アメリカでの国籍はエレナ・ヴィンヤード。クリスの義妹ですよ」
「へぇ」
「日本では佐久間望月、そして偽名は五十嵐水柚です」
「そうね。望月はまだ貴方達を警戒しているようだけれど」
「なんで警戒する必要がある」
「やぁね。バーボンに関しては組織の中でもジンに次いで警戒されていたじゃない」
あ、さすがクリス。よく分かってる
「へぇ。俺を警戒…ね」
「スコッチにはそうでもないけれど。だから鼠の協力者になってくれたんでしょうけど」
「じゃあ諸伏が警戒されていたら」
「協力者にすらなってくれていないでしょうね」
アハハ…
「ふーん」
食事を終わらせた後に降谷さんがホテルに戻るからと諸伏さんも連れて帰ってもらおうと思っていたのに
「望月は1人でも平気なのか?」
「クリスと一緒に寝るから」
そう言ったあたしに「「駄目だ」」と2人に止められたあたし
「なんで」
「なら俺が一緒に今まで通り寝てやるから」
「それは駄目よ?私は女で女同士になるけれど、あんたは男。一歩間違えればただの変態と一緒よ」
「う゛…」
「諸伏さん」
「なんだ」
「明日、この家で待って居るので来てくださいね」
「!!あぁ」
クリスも降谷さんも「フッ」って笑っていて
「明日の朝また来る」
「待ってます」
寝ていなければの話だけれど
「寝ていても問題ない」
「あらやだ」
「部屋でも待てる」
「ヒロ、それは男の俺でもどうかと思うが」
「まぁ、先ずは望月との距離を縮めることから始めなさいな」
「そうするとする」
降谷さんが諸伏さんも連れて帰ってくれたことで安心していると
「しっかし、望月がスコッチと一緒に寝ていたとは驚きね」
「1回目でこっちから日本に帰った時に、そう言われた」
「あらら。どうりで望月が寝ていても待てると言っていたのはそういう事なのね」
「多分」
「いいじゃない」
「え?」
いいじゃない?
「そうやって物理的にでも距離を縮めようとしてくれているじゃないスコッチは」
「そうかも知れないけど」
「望月はきっとその先に行くのがまだ怖いのね」
「え?」
「本名を教えたと言ってもそれは距離を縮めるためのほんの一部に過ぎないでしょう?」
「うん」
「スコッチはねきっと組織にいた頃のチェリーでもなくネグローニという組織にいないコードネームの持ち主でもない、今の望月を知ろうとしてくれているじゃない」
「うん」
「それでもまだ怖いの?」
「怖いよ」
「そう。でも今の貴方のままでいいのよ望月」
「今のあたし?」
「そう。私の後ろに引っ付いていた頃の貴方のままでいいの。今のその位置に私がいないと言うだけで、ただただ不安定になっているその
確かに、組織にいた頃はよくクリスに引っ付いていたけど今は組織も壊滅して、引っ付ける相手がいなくなっただけ。まぁたまにウォッカやジンにも引っ付いたり、キールや今は亡きキュラソーやピン画にも引っ付いてはいたけど
「知って居て?ジンやウォッカ、ピンガにバーボンに引っ付いていた時のスコッチの顔」
「知らない」
「あの時『なんで俺じゃないんだ』ってよく言っていたのよ」
え?
「それだけスコッチもあなたには本気だという事を覚えておきなさい」
「分かった」
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