降谷妹松田嫁(別小説夢主)は未来への扉の夢主設定となりますので予めご了承ください
5
夢小説設定
この小説の夢小説設定
降谷妹松田嫁(別小説夢主)は未来への扉の夢主設定となりますので予めご了承ください
降谷妹松田嫁(別小説夢主)は未来への扉の夢主設定となりますので予めご了承ください
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
諸伏さんと生活を始めて早数か月
学校も休みで咲姫ちゃんは用事があるからと一緒に居られないこんな日は、大概家の中で生活をしていることが増えて来た
「テレビでも」そう思いながらリビングに行くと
『ネグローニ』の調査報告書。という者があって
「まだ探しているのね」
あの組織の中で存在しないコードネームの人間をまだ探しているんだろう
「起きていたのか」
「あ、はい」
「悪いな散らかしたままで」
「いいえ。お仕事だったのでしょう?」
「あぁ」
諸伏さんの手にはカップに入っている珈琲があるという事は『ネグローニ』の操作をしているのも事実なんだろう
その『ネグローニ』のカクテル言葉を調べて使ってメッセージを送ったのがあたしだと知ったら諸伏さんはどうするんだろう
「でもまぁ今日もこれから登庁なんだけどな」
「あ、そうなんですね」
「ただ夢姫がお前とまたお茶をしたいと言っていてだな」
それが今日だと?
「今日はちょっと」
「伝えておく」
「ありがとうございます」
あたしもお茶を入れて本(料理雑誌)を見ながらぼーっとしている。この後の予定は未定だけれどふらふらとしていれば何か見つかるかもしれない。けどこの選択が間違っていたことに気づくまでにそう時間がかからなかったことも『ネグローニ』を探している諸伏さんの姿を見るなんて誰も想像もしなかっただろう
==
諸伏さんも仕事に出て、家の事を粗方片づけてから家を出ると見知った顔が2人。そう諸伏さんと降谷さんだ。
まぁ同じ部署だし、同じ組織に潜入していたくらいだしね。ただ外にいるくらいだからまたどこかに潜入することになったのかもしれないけど
今日の買い出しもこれからだし、ふらふらするには持って来いだったのに
「それで見つかったのか?例のコードネームを持つ女には」
「いや、それがまだなんだ」
なんて声が聞こえてきて、朝のアレはやっぱりまだ探しているんだと実感させられてしまった
「お前、そのコードネームの女とどうなりたいんだ」
「どうって」
「今、お前は佐久間望月と一緒に生活をしているだろうが。じゃあその女が見付かった時、佐久間はどうするつもりだ」
「それは」
「ネグローニを選ぶか、佐久間を選ぶか。お前はその選択なんだろ」
「きっとネグローニなんだろうな」
そんな声も聞こえて来ていて、きっとこれが潮時なんだろうと思ってしまった
買い物を終わらせて、シャロンに連絡をすると諸伏さんと目が合ったような気がして
「珍しいじゃない?望月から連絡を入れて来るだなんて」
「ねぇシャロン」
「何かあったの?」
「もう、諸伏さんをあきらめようと思うの」
ガタっという大きな物音を立ててしまったシャロンは女優としてどうなのかと思ったが
「馬鹿なこと言ってないで」
「聞いちゃったんだよ。諸伏さんたちの会話。それも聞きたてだから間違いない」
「そう」
別の場所で陰になっている場所の席を指定して
「彼と一緒に住んで、一緒に生活をして、彼の優しさに甘えていた罰なのかなぁ…」
「そんな事は無いんじゃなくって?」
「え?」
奥では「クリスさーん」と呼ばれている声がしていて
「呼ばれちゃったから行くわね?彼の気持ちが分からないのなら1度離れるのもひとつの手段よ?望月」
うん…
「そうね。私今はホテル住まいなの」
大丈夫なの?それって
「そこにあなたの体1つあれば十分よ」
「どういう事?」
「荷物は現地調達。アメリカにもあなたの服なんていくらでもあるわ」
あ、そうだった。1度アメリカに家出したんだっけ…
「ねぇシャロン」
「ん?」
「学校に退学の手続きして欲しい」
「何言って」
「あたしがすると、諸伏さんに連絡が行くの」
「そう言うこと。分かったわ貴方はホテルに取り合えず帰って来なさい」
「うん」
ファミレスを出て、シャロンが泊まっているホテルをに向かうと、シャロンがフロントに話を通してくれていたようですんなりと鍵を渡してくれて
これでアメリカに戻ったら最後。もう日本に帰って来るつもりがない。それはシャロンも分かって居ることだろう
部屋に入った瞬間「やっと見つけた!」そういった諸伏さんの声が聞こえてきて幻聴だと思ったのに慌てて閉めてチェーンも付けて鍵を掛けようとしたときに
「望月!」
「なんで、来るの…」
「え?」
「なんで追いかけてくるの…」
「何言って」
「だって、まだ好きなんでしょ?『ネグローニ』」
「!?」
「組織にないコードネームの人が好きなんでしょ?ならもう放っておいてよっ」
「!!」
「これ以上、好きにならせないで」
「何言っている」
「もう、あの家に居たくないの。諸伏さんの傍にいるとあたしが虚しくなる。もう会いに来ないで」
その直後に
「人の部屋の前で何をしているの」
「ベルモット」
「私が呼んだのは望月だけのはずなのだけれど」
「望月が逃げるのが悪い」
「そうね。あなたはそう思うのでしょうね」
「何?」
「望月」
「うん?」
「私は部屋に入れて頂戴」
「入れたいけど…」
前に諸伏さんがいる限りそれは無理な話だ
「スコッチ、邪魔よ」
「俺は望月に用がある」
「肝心な望月にはなさそうだけれど?」
「望月が無くても俺にはある」
「我儘ね」
「五月蠅い」
「けれど、私も望月と大事な話があるのよ。あなたの話よりも大事なね。だから後日改めてにして頂戴」
「明日また来る」
明日…
そう言って帰って行った諸伏さんを見届けると、シャロンを部屋の中に入れて
「さて少し話をしましょうか望月」
「うん」
「あのスコッチを諦める。だなんて馬鹿な事を言うものだと思っていたけれど、一体何がどうなって諦めるだなんて発想にたどり着くのかが不思議なものだわ」
「少し前から考えていたの」
「え?」
「諸伏さんはきっとあたしを好きじゃないって。いまだに『ネグローニ』っていういない組織のコードネームの女の人を探してるの」
「あらら」
「それできょう決定的な事を聞いちゃったの」
「決定的な事?」
「あたしかネグローニか。どちらかを選ぶとなれば、諸伏さんはネグローニを選ぶんですって」
「そう…」
NOCバレしそうになった時にたった1回だけ使ったカクテルの名前。それがネグローニって言うだけだったのに。たったそれだけだったのに、なんでまだ探してるんだろう…
あたしもシャロンだっていないと言った。それなのに探す理由は何…?
「ならこれが最後よ望月」
「シャロン?」
「PCで彼に送ればいいわ」
「!?」
「そう。もう彼に会わないという事を、ネグローニという名前を使ってね」
「そしたら彼はまた探すでしょ?」
「いつかは辿り着いて貰わなくては困るでしょう?アメリカに行けばもう佐久間を名乗れない。五十嵐水柚という偽名を使う事もない。あなたは私の娘で、クリスの義理の妹であることを証明するためにヴィンヤードを名乗ることになるのよ?まぁでもアメリカでは日本にいるもう1人の娘と義理の妹として紹介するとなれば佐久間のままでも構わないのだけれど」
「そう…だね」
シャロンがアメリカに戻る当日の朝。もうホテルを出るタイミングで、諸伏さんにもう使わないであろうコードネーム『ネグローニ』を使ってメッセージを送った直後ホテルをチェックアウトしたシャロンと一緒に空港に来ていて
「望月」
「シャロン?」
「本当にいいのね?」
「うん。これでいい」
学校にはシャロンと一緒に行って退学の手続きをしてきた。これで諸伏さんに電話が行かなくて済む。おじ様にも咲姫ちゃんにもアメリカでシャロンと生活をすることを伝えて最低でも数年は帰って来ないという話もした
「そう…決めたのね」って咲姫ちゃんは言っていたけど、きっともう分かって居たんだと思う。あたしが諸伏さんを好きだって言う事に
「戻って来ても幼なじみでいてくれる?」って聞いたあたしに「当り前」と答えてくれた咲姫ちゃんには感謝しかない
「時間よ」
「うん」
アメリカ行きの飛行機に乗り日本を立って13時間と数時間をかけて戻ってきたアメリカのシャロンの自宅
「ただいま?」
「お帰りなさい」
「あの時使っていたあたしの部屋はあの時のままなんだね」
「それはそうよ。いくら私が一時的にアメリカに戻って来ていても貴方がいるべき所に私はいるもの」
「そっか」
でもまぁこれだけのものがあれば最低限の私の生活は出来るかもしれない
部屋に戻って、少しだけ横になると心配そうな顔をしたシャロンを見ることになるとは思わなかったけど
==
PIPIと入った連絡には『ネグローニ』と書かれている
ガタリと立ち上がった俺に変な顔をしたゼロがいて
「位置特定して欲しい場所がある」そう言った俺に「何の話だ」と言わんばかりの顔をしたゼロに
「ネグローニからの連絡だ」
「お前、五十嵐がいなくなっても俺は知らないからな」
ゼロの言っていたことが現実に起こって居るなんて知らずに
連絡先を突き止めたのは、望月がベルモットと一緒に生活をしていたホテルだ
「本当にここなのか」
「はい」
PCの番号は1台1台違うという事から、このホテルで探せば出てくるであろうと言う判断だ
そして探し出した結果
「嘘だろ」
「残念ながら本当だ」
そう、送られてきた番号とPC番号が一致したのは望月がベルモットと一緒にいた部屋だ
「くそっ」
送られてきた内容が無いようなのだ
「で?なんて書かれてたんだ」
今までお世話になりました。もう2度と会う事も、会いに行くこともない。これでお別れです。探したりしないでください。さようならあたしの初恋の人。そして今までも好きだった人
ネグローニより
ネグローニより
「お前フラれたな」
「五月蠅い」
「ベルモットがもう1つコードネームを持っている可能性は」
「ないな。同じだけ任務をしていた俺から言わせればそのかの王政は限りなく低い」
そうだよな。という事はネグローニは望月だったのか
「今まで気づかなかったのか」
「そんな素振り見せなかったからな。連絡も必要最低限だし、咲姫ちゃんとは頻繁に連絡を取り合っていたようだが」
「咲姫?」
「小田切警視長の娘だ。望月を通して正式に紹介はしてもらっている」
「そうか」
「彼女なら何か知って居る可能性は」
「泣きにしろあらずだが。望月自身は肝心なことを咲姫ちゃんにも警視長にも言わない事が多くあるらしい」
「今回の事も言っていない可能性が高いのか」
「そう言うことだ」
==
ベルモットが紹介してきた女の子
組織の中には君の名前だけが消えていた
ベルモットは組織の女性幹部でありながら君を只々かわいがっていた
望月は俺が近づくと顔を赤くさせていることが多い。特に俺が近くに居ればいるほどだ。組織にいた彼女も同じように顔を赤くしていた
種類としてはカクテル。カクテルの意味
『ネグローニ』の意味は『初恋』
シャロン・ヴィンヤードには娘がいる。それは世間一般に知らしめている名がクリス・ヴィンヤード
「救ってもらった命なら大切になさい。ただし気づいた時には手遅れの可能性もあるって言うこと。それは忘れない事ね」
望月には別のお酒の名前がよく似合う
きっとそれは鼠にしかわからないお酒
「『チェリー』としての初恋はスコッチではあるけれど、望月の初恋はまだよ」
「あの子を狙っている男なんていくらでもいるわよ。逃げられたくなければ確りと捕まえておくことねスコッチ」
知らないコードネーム。探し出すのは不可能
そう言っていた望月とベルモット
ただ望月からは1度逃げられたときに使われた酒の名前。ブラッドハウンド。それは探すなと言う意味でよく使われているが、元々の意味は警察犬だ
望月が1度家出をした時に行っていたのはアメリカだ。ただ闇雲にアメリカに行った所で望月には逃げられるのがおちだ
1度目の時にはベルモットが日本での仕事もあって望月を連れて帰って来てくれていた
その時に決めた筈なのにな。もう絶対に放してなんかやらないって
あの時の服装も他の男に見せたくなくて俺の服を着させて誤魔化して家に連れて帰っても同じような服装しかなかった望月にも驚きを隠せなかったが俺の好みにするには絶好のチャンスだとも思って俺の好みの服装ばかりを買っていた
「諦めの悪さは貴方限定らしいわよ?」そう言ったベルモットは望月に確信を持たせていたようで
あの時、望月が俺のぶかぶかの上着を着て「ブカブカですね」ってそう言ってクンクンしていた望月の仕草が可愛くて、他の男にして欲しくないと思ったのも事実だ。
だからあの時本当に捕まえたと思っていた。望月を手放す気が無いからあの家に一緒に住んでいて、あの家の名義を変える時に実は佐久間ではなく『ヴィンヤード』になっていたのは俺だけが知って居る事なんだろう
俺なしじゃ眠れなくしてやろうと思って寝る時の寝室を一緒にして、1人でも俺の部屋にさせた
望月と生活をしていると色々と新しい彼女の発見を出来るのが楽しみになっていた。
それこそ新しい発見をした時の顔が可愛かったのは元々公安にいた人が開業したレストランに連れて行った時だ。俺が公安だという事もあって個室に案内されたときにもキョトンとしていたが、分からない場所で俺の服を掴んでいる彼女が可愛かったのも事実だ
あの時に「何を頼んだらいいのか分からない」と言った彼女は困り顔をしていて、食べたい物が分からない時にはベルモットが選んでくれていたと言う望月の気持ちも分からなくもないが小食すぎていつか壊れてしまうんじゃないかと思っていた
「ヒロ」
「なんだ」
「1度家に戻ってみたらどうだ」
「何言って」
「彼女が帰っている可能性も有る。その確認をしに行くだけだろ」
「そうだな。そうしてみる」
だけど、家に帰っている気配はない。という事は
「俺が探していたネグローニは望月だったっていうのか?じゃあ存在しないコードネームって言うのはアイツはチェリーだと言ったからだろうな」
最悪だ。きっとアイツは今ベルモットと一緒にいるんだろう
「クソッ」
1/4ページ
