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夢小説設定
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数日後、心空ちゃんと一緒に出掛けた帰り、1人になった時だった。背後から来る人物に気づかず
「ん゛ーーー!?」
いきなり口を押えられたのだ
==
ピロリン
「「メール?」」
毛利小五郎と一緒にいるタイミングで鳴った俺のスマホには気を失っているであろう夢姫の姿が写っている
「(どういう事だ?夢姫は今日は氷帝の友人と出かけているはずだが)」
「安室さん?」
「いえ、何でもありません。少し席を離れますね」
「え?あぁ」
毛利小五郎から離れてヒロに連絡を入れると
「今日は2人で出かけるって言ってたけど何かあったのか?」
「あぁ。夢姫が誘拐された」
「は?」
ヒロの声がワントーン落ちたかと思えば「どったの?」っていうハギと「何かあったか?」っていう松田の声も聞こえる。
そう言えば今日はヒロとハギは休みで、松田が明けだったか
「夢姫が誘拐されたらしい」
「「は?」」
ヒロの声にいつもよりも低い声が更に低くなった2人には苦笑いしか出来ず
「すまないが詳細は今から送るから」
「任せろよゼロ」
「そうだぜ?」
「夢姫を攫うなんて馬鹿げた事すっからいけねぇんだよ」
「お前たちは呑んでたんじゃ」
「あ?何言ってんだ。呑んでるわけがねぇだろ?呑むならちゃんと夢姫が家に帰って来てからに決まってんだろ」
コイツらはそういう奴等だ。夢姫から呼ばれる可能性があるかもしれないからと夢姫が1人、家にいないときは誰も酒を飲まない。それは俺もそうだが
「お前たちの事だから誰かしら呑んでると思ってたけどな」
「冗談抜かせ」
電話を切ったあと、ヒロに詳細を送れば同じものを松田にも送ってやってくれ」とヒロからの伝言があり、松田にも同じものを送ると
「ぜってぇ見つけ出してやる」
そう言っていた
黙ったままスマホを通話状態にして戻ると
「すみません、毛利先生」
「いや」
「でも一体」
「メールが来たという事は、遺体を見つけたんですね?この女の子は夜が明けたら解放するつもりですが、警察に通報し私の逃亡を邪魔するおつもりなら女の子の身の安全は保障しかねます」
「って事は、やっぱりこの男は圭さんが?」
「ひょっとしたら、探偵事務所で拳銃自殺した男も本当は彼女が…」
「ま、まさか…そんな…」
「でも拙いですね」
「え?」
「この女の子は俺の妹なんですよ」
「そうですよね」
「それと同時に僕の知り合いと婚約もしていまして」
「「婚約!?」」
「えぇ、はい。探し出すのには苦労はしないと思いますが」
なんせ松田たちの事だ。既に動き始めているだろう
「そうだ!阿笠博士なら彼女の居場所分かるかもしれない!」
「阿笠博士?誰です?その人」
「ボクの知り合いの博士でボクに発信器付きの探偵バッジを持ってるんですけどそれを追跡できる眼鏡を作ってくれたりして」
「ほぉ」
ヒロの事だ。きっとその阿笠博士の所に向かってくれるだろうと思い
「そんなに便利なものがあるなら是非」
スマホを耳に当てると
「聞いたな?」
「「当然」」
「え?どういう」
「幼なじみが警察にいるんですよ僕」
「へ」
「それと同時に妹の婚約者も刑事なので、何かと連絡を取れるのは助かるんですよ」
「そうなんですね」
「ゼロ。本気で動くぞ」
「当然だろ?」
電話を切ったヒロは松田たちとうまくやってくれるだろうと信じている
==
目を開けた時車は止まっていてガソリンスタンドで給油している最中だった車にいるあたし
スマホを取り出して、お兄ちゃんやヒロ君達に「助けて」と送ると
ヒロ君から「GPSだけ付けておいて」と連絡があった
取り合えずGPSのボタンを押すと「そのまま寝たふり継続ね」とヒロ君から連絡があって
寝たふりすのも大変なんだけどなぁ。なんて思いながらもいつだって助けてくれるのはお兄ちゃんたちだ
途中で止まった場所でも車から降ろしてもらえるとは思っていなかったが、案の定と言った所か。あたしは彼女から車から降りられないように外側からしかドアを開けられないようにされていて
「あら、もう起きたのね」
「なんであたしを…」
「誰でも良かったのよ」
誰でも良かった?
「大人だろうが子供だろうが、男女問わないで誘拐できるなら誰でも。その時に丁度よくあなたが1人でいたって言うだけの話よ」
へぇ…そうですか
なんて話をした後球に乗り込んできた女の人は銃口をあたしの米神に付けていて急に走り出した車に驚いていると
隣を走っていた車には陣平君とヒロ君。運転席にはケンちゃんも乗っていて
「ん゛ーー!!ん゛んーー!!」
ケンちゃんはそのまま車を横倒しにしてあたしの乗っていた車の前に止まってくれている
あたしも一緒に強引に降ろされた車から
「な…何なのよ!?あんた達は!」
「俺達か?俺達はな」
警察手帳を見せた陣平君達に顔を青ざめさせていた犯人はあっという間に捕まっていたけど
「無事か?夢姫」
「うん…っ」
「でもなんで1人で」
「心空ちゃんと別れた後だから」
「そういう事かよ」
「それまでは2人でいたんだな?」
「いた、いたよっ」
そんな中、お兄ちゃんは毛利さんたちと一緒に来て
「え?安室さん?」
「どういう事だ?」
「あの家の中で連絡があったのは妹の事なんです」
「へ?」
「大丈夫か?」
「うん…っ陣平君達が来てくれたから」
「そうか」
「え?でも婚約者がいるって」
「あぁ。コイツの婚約者は俺だからな」
そう言った陣平君の言葉に驚きを隠せていないのはそうだろうと思っている。方や高校生、方や社会人で公務員
「一体どうやって知り合ったんです?」
「ボクも知りたいなー」
「教えねーよ」
「じゃあ俺達も帰るか」
「そうだな」
「お前は送ってから帰って来るんだろ?」
「あぁ」
家に帰ってから色々と聞かれて言われるまで後数時間…
その中に「誰もいない時にも護衛でもつけようか」と言ったヒロ君の言葉が若干本気だったのは言うまでもない
