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夢小説設定
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「あら、バーボン何をそんな熱心に見ているの?」
1日に数回。いやもっと見ているかもしれないがスマホの待ち受けになっているのは妹の夢姫だ
「そういや、お前よく見ているよな」
「女か」
「まさか。僕に女なんていませんよ」
だが後ろから見ていたベルモットには待ち受けが見えたらしく
「あら、随分と可愛い子猫じゃない」
「「猫?」」
「まぁ猫みたいなのには変わりありませんけど、なんでそこで見ているんですか」
「あらいいじゃない。どうせ減るものじゃないでしょ」
「「減りますよ」」
僕と同時に被って言い放ったのは同じ組織に潜入しているスコッチこと同じ公安のヒロだ
「あらそう?」
「雌猫ってところか」
「雌猫?どれが」
ヒロに関しては僕の待ち受けを知り尽くしている人間の1人にしかすぎない
「あぁ、この画像か」
「可愛いだろう」
「そうだな」
「俺も、みたい」
「あらそんなに可愛いなら私たちに見せてくれたっていいじゃない」
「断る」
何が悲しくて組織の人間に僕の事が大好きだと言っていた頃の夢姫の写真を見せなくちゃいけないんだ
なんて思っていると、夢姫からのメッセージが入っていて
『陣平君と電車に乗って出かけてきます』と来ていて
「どうかしたのか」
「どうもしない」
どうもしないが、なんで松田やハギとばかり出かけて僕とは出かけてくれないんだ
「おいおい」
「大丈夫なのか、バーボンの野郎」
「放っておけ」
「大丈夫ですよ。何も問題はありませんから」
「そうか」
==
組織から出てRX-7に乗り込んだ僕とベルモット。そしてスコッチことヒロ
「ねぇバーボン」
「なんです?」
「さっきの画像の
「関係…ですか」
「そうよ?」
「妹ですよ。もうずっと会ってはいませんが生きていたら恐らく高校生くらいかと」
「随分と曖昧なのね」
「妹には会っていないのですから曖昧にもなるでしょう」
「それもそうね」
ベルモットが降ろしてくれと言った場所で降ろすと
「いいのか」
「えぇ。ここのホテルを取っているもの」
「そう」
good-bye。そう言ったベルモットが車から降りると
「ミステリートレイン?」
「ベルツリー急行だな」
「あの列車は完全個室。組織の目を盗んで関東から脱出するには絶好の移動手段だと思わない?」
「まぁそうだな」
その中には数日前に現れた組織の彼女が目的だ
殺すつもりは無い。だが潜入捜査している間に何かあっても困る。潜入している間は基本あの家には帰らないようにしているのも公に夢姫の事を知られてしまうのが嫌だからというのが大きな理由だ
「また日程が分かり次第連絡を入れるわ」
「そうしてください」
ベルモットが降りた後、後部座席にいたヒロが助手席に来て
「で?夢姫からの連絡はなんだって」
「松田と一緒に電車に乗って出かけてくるらしい」
「あー、そういう事か」
「あぁ」
「ミステリートレイン、夢姫が乗らなきゃいいんだけどな」
「そうだな」
なんて思っていたのも結構当日まで。アパートで起きた僕たちにメッセージが入っていて
『お兄ちゃんに会えないの淋しいから早く帰ってきて』そう来ていて
「ヤバイッ」
「何がヤバいんだ?ゼロ」
「夢姫からのメッセージが可愛い」
「はぁ?」
夢姫から来ていたメッセージを見せると
「これはやられるわ」
「だろう?早く終わらせて夢姫の所へ帰るとするか」
「そうだな。夢姫の食べたい物を作ってやろうか」
「それはお前にしか出来ない技だが」
「だけどゼロだって夢姫の兄貴だって言う立場を変わることは出来ないだろ?」
「それもそうだな」
そうこのメッセージを夢姫が送ってくるくらいには家に帰れていないのも事実なわけで
「アイツ一体誰の家に泊まっているんだ」
「さぁな」
「『さぁな』ってお前も聞いてないのか?」
「あぁ」
(※夢主である夢姫は当然松田のマンションに一緒に泊まっています)
「まさか家に」
「いや。GPSは家ではなくマンションみたいだからな」
「そうか」
「そう言えば、どの電車に乗るか」
「聞いた。聞いたさ…」
ズンと言う言葉が出てくるような感じになった僕に
「まさかとは思うけど」
「そのまさかだ。夢姫は松田と一緒にベルツリー急行に乗るらしいんだ」
「なんだってまた」
「松田に言ったのか、どうなのかはわからないが一緒に来るという事はそういう事だろう」
「だろうな」
ミステリートレインが行われるベルツリー急行まではベルモットも来るという事だが
「
「俺はいいんだ?」
「お前は見慣れてるだろ」
「そうだな」
ベルツリー急行で夢姫たちに遭遇しなければいいんだが。きっと遭遇するんだろうな
ベルモットを車に乗せると
「あらやだスコッチも女の子の待ち受けなの?」
「2人揃ってロリコンなのかしら」そう言って来たベルモットは後部座席から見えたであろうヒロの待ち受けを見て同じことを言っていて
「否定できませんね」
「へぇ」
「大事な妹。という事には変わりありませんから」
「そう。じゃあいつか会わせてくれるんでしょ?その『
「彼女が会いたいと言ってくれれば会わせることも可能でしょうけど」
ベルモットに夢姫を会わせたらどうなるか分からない。それが現状だ
「あらそうなの?」
「当然でしょう」
会っていないと言うのは本当だ。ここで遭遇さえしなければ僕たちのミッションはある意味クリアだと思ってもらっても構わないからな
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