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夢小説設定
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3年前
「随分と久々に風邪ひいちゃったね夢姫」
「喉痛い…体、だるい…」
「だろうな」
お兄ちゃんズがまだ家にいる時点であたしの体調に気づいてくれたのはお兄ちゃんだ
今日は陣平君もケンちゃんも仕事で忙しくなるからと送迎も出来ないとは言われていた
「取り合えず、僕は今日から潜入捜査だし」
「俺は公安の方の仕事だな」
「寝てるから気を付けてね?」
お兄ちゃんたちは顔を見合わせていたようだけど、自分がそれどころじゃないと部屋にこもったあたし
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「ゼロ」
「ん?」
「午前中に1回夢姫の様子見に帰って来るよ。ダメそうなら無理矢理にでも病院に連れて行く」
「あぁ頼んだ」
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次に起きたのはお昼少し前だ
「まだ、だるい…」
こういう時に鍵ってみんなお仕事でいないのは寂しい…
「じんぺーくん…」
「夢姫、起きてる?」
聞こえる筈のない声が聞こえて来たと思ったら、ヒロ君が帰って来ていて
「おしごと…」
「大丈夫だよ。少し抜けてくることくらい」
なんて言っているヒロ君はきっと抜けて見に来てくれたんだろう
「食欲は」
「あまりない…」
「だろうな」
ヒョイッとあたしを抱きかかえたヒロ君にしがみつくと
「どこ」
「病院」
行くのとまで言わせてもらえない当たり、きっと朝の段階でお兄ちゃんと話をしていたことだろう
「行きたくない」
「駄目」
ヒロ君に連れて来られた病院は警視庁からも近く、直ぐに見て貰える病院の米花中央病院で
「いーやーだーっ」
「嫌でも何でも診察してもらうだけだろ」
中で色々と手続してくれている間に椅子の下にあった不審物
「ひ、ヒロ…く…」
「どうかした?」
「椅子の下…」
それだけ言うと、直ぐに見に来てくれたヒロ君は、病院の中にいる人たちに声をかけ非難させた後
警視庁の爆処に繋いで貰っていて
「米花中央病院に爆発物発見」とだけ伝えてくれたあと、ケンちゃんが来て、解除してくれて
「助かったよ萩原」
「いや。でもなんだってこんな所に…」って言った所であたしを見たケンちゃんは、どこかに電話をかけていて
「お前の言うもう1つの爆弾は既に解除してる!さっさとばらして戻って来い!夢姫を1人にするつもりか!?」
なんていうケンちゃんの言葉はよく分かって居なくて
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「何だよ萩原」
「お前今、7年前の爆発と」
「あぁ。観覧車の中だ。ヒントが出るのは爆発3秒前と来た」
「成程な。だがそんなもん直ぐに解体しろ」
「何言ってやがる」
「お前の言うもう1つの爆弾は既に解除してる!さっさとばらして戻って来い!夢姫を1人にするつもりか!?」
「なんでそこに夢姫の名前が出てくんだよ」
「もう1つの爆弾のあった場所には風邪でダウンしてる夢姫がいっからな」
「…は?」
風邪でダウンしてる?
「こういう時の夢姫が可愛いのは知ってるだろ?でも今夢姫はお姫様抱っこされてるぜ?お前がそれでドカンとなったらこれからの夢姫の姿は俺達の誰かになる訳だ。くれるんだろ?夢姫」
「ざけんな!」
最後の配線を切った俺はそのまま下に降りたと同時に
「松田君!?」
「どうしたって言うのよ?」
「まー…野暮用だ」
俺にとっちゃ最大の野暮用だ。アイツが誰かの物になるなんて想像もしたこともねぇ。警察学校に通っていたあの時もだ
「野暮用?だってもう1つの」
「とっくに処理し終わってる。この観覧車の爆弾よりも先にな」
「「え?」」
「ったくとんだお姫様だよ。アイツは」
「「お姫様?」」
車を走らせて着いた先にいたのは諸伏に抱えられている夢姫の姿だ
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「夢姫」
「解除してきたか」
「ったりめーだろ。お前があんな電話して来なかったら観覧車でランデブーしてたっての」
なんて話している声が聞こえる
「じ…ぺー…君?」
「すっげぇ声だな夢姫」
「しんどい…」
「だろうな」
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学校が休みで家に居ても暇だったあたしはショッピングモールへ来ていた
「あれぇ?」
「ん?」
「夢姫おねーさん、なんで1人なの?」
そう声をかけて来てくれたのはコナン君たちで
「今日は学校がお休みなの」
「へー」
「松田刑事は?」
「陣平君?仕事だよ」
「一緒じゃないんだ」
この子たちと一緒にいる時は大概陣平君と一緒だからだろう
「じゃあ、安室さんは?今日ポアロの中にはいなかったよ?」
「お兄ちゃんたちも仕事」
「あら…あなたたち」
「佐藤刑事だ」
「本当ですね」
「珍しいわね」
「もう3年になるんですね」
「そうね」
「3年?」
子供たちは「何が3年?」と言った所だろう
「きっとあなた達は小さくて覚えていなかったのかもしれないね」
「え?」
「3年前、この観覧車に爆弾が仕掛けられたの」
「!?」
「それを解体したのが陣平君」
「でも爆弾はもう1つ。それがどこにあったのか、どうやって分かったのか。彼いまだに答えないのよ」
キョトンとした彼女たちの前で
「あー…だってその日もう1つの爆弾見つけたのあたしとヒロ君なので」
「ヒロ君?」
「そう。あたしのもう1人のお兄ちゃん」
「へー」
「で?どこにあったの?」
「米花中央病院」
「!?」
「その時、あたしが風邪を引いていて皆が仕事だからと部屋にいたのにヒロ君だけが午後には帰って来てくれて、いつも言ってた病院がすでに閉院していてすぐに見て貰える病院となると米花中央病院しかなかったの。ヒロ君にすぐに伝えて電話して解体してくれたのがケンちゃん。で、解体終了した後にすぐに陣平君に電話してくれたのもケンちゃん」
「じゃあ先に解除したと言うのは」
「本当の事だと思いますよ。熱でうつろだったあたしの傍で陣平君に『お前以外の男だったら俺か諸伏が貰う』って『お兄ちゃんなら、俺達なら反対しねーだろうから』そう言っていたので」
「凄いですね」
「でも普通は両親でしょう?」
両親…か
「あたしは、親の保護下に入っていないんです」
「え?」
「不仲だった両親があたしを引き取ることを拒み、お兄ちゃんが両親たちからの戸籍を抜けた後にお兄ちゃんの戸籍にあたしを入れ込んだんです」
「え?じゃあ」
「あたしの保護者はお兄ちゃんなんです」
「そうだったの。幸いにもヒロ君はお兄ちゃんの幼なじみだしあたしが生まれた時から知って居るのもあるので」
「へぇ」
「萩原刑事とは」
「お兄ちゃんとヒロ君の「警察学校時代の同期だ」」
「「松田刑事」」
「陣平君」
「因みに同じ捜査一課の伊達航も同期だ」
「そうなの?」
あ、これは佐藤刑事も知らなかった事なんだ?
「あたしは航君苦手でしたけどね」
「今も苦手だろうが。俺達が気付いてねぇ訳ねぇだろ」
なんて言われるとは思わなかった
歩いてショッピングモールを出ると
「あれ?佐藤さんに松田さん?」
「…ん?」
少し先にいたのは高木さんと白鳥さんの刑事さんたちで
「あら、高木君、白鳥君」
「どうしたんです?コナン君たちまで」
「それに降谷さんも」
「ちょっとな」
ちょっとな。って
「偶然、この子たちと会ってね。この前の事件の時のお礼にこの子たちにおやつでもご馳走しようと思って」
「ケーキ食べ放題だぜ!」
「で、お前たちは」
「そ、それが妙なタレコミがありまして」
「タレコミ?」
「このレストランの店内に」
と言っていた高木さんに
「ガセネタだろ」
「はい。このレストランの店内を調べたんですけど結局何も…」
「でもなんで松田さんはそれを」
「1回目はマンション。2度目は観覧車と病院。同じ犯人だろうよ」
「!?」
「ちなみに、1回目のマンションの時は同じ階にコイツが熱出して部屋にいて」
「「え?」」
「助け出したのがハギだ」
「「ハギ?」」
「コイツでいうケンちゃん」
コイツと言っているのはあたしの事だ
「へぇ」
「んで2度目の観覧車の時に出されるヒントが爆発3秒前。なのに」
「それを彼女が見つけたと」
「そういうこった。因みにこの間、俺の車の爆発物を見つけたのもコイツ」
「結局ダメになったじゃん」
「同じもん納車してんだろうが」
だけど、陣平君は何かを考えていて
「どうかしたの?」
「同じだろうな犯人」
「また陣平君狙われる?」
フッって笑ってくれた陣平君に訳の分かって居ない刑事さんたちと子供たち
「俺もだろうけどよ、狙ってくるってんなら警察だろうな」
「…っ」
「おねーさん?」
「ったく」
「松田君?」
「夢姫」
「じんぺー君」
「(しゃべり方が…普段とも変わってる?)」
「あん時だって今だって生きてんだろうが」
「だけどっ」
「無事だったらお前の所に帰ってやっから。ゼロと諸伏と一緒に待ってろ」
待ってろ…か
「でもなんで松田さんは降谷さんに」
「ちょっとな」
「ちょっと?」
「まぁ時期に警視庁にも提出するからな」
「え?」
「警視庁の中に俺とお前の関係知ってんのどんだけいると思ってんだよ」
「動機の人たちだけじゃないの」
「んなわけあるか。警備部の上司だって知ってんぞ」
うそだ…
「つーか、俺達が警察学校にいた時に機動隊の上司に会ってんだろうがお前」
「会ってるっけ?」
「おーおー会ってる、会ってる」
んー…と考えてみるけどよく分かんなくて
「どういう事ですか?」
「そういや佐藤は知ってるんだろうが、俺は爆処上がりだからな」
「え?」
「さいしょから」
「刑事じゃねーよ。つーかこの間ハギと一緒に機動隊にいたっつー話も聞いてんぞ」
「誰もいなかった日でしょ。家に居られるって言ったってお兄ちゃんたちが駄目だって言うから」
「そりゃお前がしょっちゅう誘拐されてたからだろうが。ついこの間された奴が良く言ってる」
「不可抗力だもん」
「『だもん』じゃねーんだよ」
「そんなにおねーさん誘拐されてるの?」
「あ?あぁ。1番やべーのは俺達5人とコイツで出かけたってのに人込みの中で不通に誘拐されたからな」
「え゛…」
「んなもんだからあいつ等の過保護も上がってんだよ。1人で家に居させねーとかな」
