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夢小説設定
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ケンちゃんが運転席に乗ってあたしが助手席に座ると
「んじゃしっかり捕まってろよ」
「はーい」
車庫に車を入れたケンちゃん
「もうおしまい?」
「あぁ、もうおしまいだ」
「つまんない…」
「そう言いなさんな」
「だって…」
車庫から一緒に歩いて戻ると、重装備訓練をするらしくみんな顔をしかめていて
「がんばれー!」
なんて言っていると、サングラスをしたおじさんが来て
「お嬢ちゃん」
「!?」
「怖がらなくていい。誰かの知り合いか迷子か」
「お兄ちゃん…」
「お兄ちゃん?」
その後も色々とみると言うおじさんと今度は自動二輪技能訓練をするのを見ると言うことになっているらしい
「ケンちゃん、なんか凄い落としてるよ?」
「キャプレターの燃料調節が悪いんじゃね?」
「そう思って修理する所よ。まぁ陣平ちゃん程早くはねぇけど」
「早いの?」
「あ?あぁ」
何かをいじったと思ったら
ドルンというバイクの音がして
「ホーラ、直った!」
「すごーい!」
「噂通りの手際の良さだ」
「あ、さっきのおじさん」
「さっきの?」
「松田陣平と萩原研二。君たちは機動隊に興味ないかね?」
「あん?」
「詳しく言えば爆発物処理班にスカウトしたいのだが」
「ば!?」
でもそれに食らいついたのは陣平君だ
「宜しくお願いしてやるぜ!」
「?」
「君は?」
「ちょっと考えさせて貰おうかな」
訓練が終わって
「夢姫ちょっくら着替えてくっから少しだけ待ってろ」
「はーい」
じんぺー君とケンちゃんが着替えに行ったとき
「お嬢ちゃん、さっきお兄ちゃんと言ったね」
「いった」
「お嬢ちゃんのフルネームは言えるか?」
「ふるやゆき」
「そうか夢姫ちゃんか。あの2人は」
「お兄ちゃんと一緒いる」
「ほう」
ケンちゃん達も着替えて出て来て
「夢姫ー」
「じんぺー君だ!」
「先ほどまでケンちゃんと言っていなかったか?」
「ケンちゃんはケンちゃんだよ?」
言っている意味が分かって居ないあたしに
「そうか」
と頭を撫でてくれたおじさん。そのおじさんが実は警視庁の機動隊の上司であるなんて知らずに
談話室に行くと
「どうすんだよ?ハギ。さっきの返事。俺等の事を即戦力って考えてるみてーだぜ?」
「そりゃー嬉しいよ。気心の知れた友と同じ部署…しかも大好きな機械いじりと来たもんだ」
「だったら…」
「親父の工場を見てっから…何もかも順調だとかかっちまうんだ…これは、破滅への入り口なんじゃないかって言うブレーキがな」
「まぁ迷ってんならやめときな。爆発物処理班はかなりヤベェ仕事らしいから…」
背中を向けたじんぺー君に
「ん?飯に行くなら付き合うぜ?」
「いや…鬼公の車のトコだよ。俺が音聞きゃメカのどの部分がいかれてるか分かるっつったらあの車のエンジン見てくれって。ついでに洗車もしとけって頼まれちまってよ。夢姫もくっか」
「いくー!」
「よしきた!
「松田。お前は怖くねぇのか?爆発物処理班」
「怖くねぇっつったら嘘になるけど、前から爆処には興味あったし…それに」
「それに?」
「俺には元々アクセルしかついてねぇからよ!」
「だろうな」
なんて話をしながらじんぺー君と車の所に行くと
「まずエンジンとこみっからお前は待機な」
「たいき?」
「そ」
陣平君が車を見て、後ろの後部座席に座っている間に寝てしまったらしいあたし
ガコっていう音と一緒に起きたのはあたしで
「おにーちゃん?」
「夢姫も一緒だったのか」
「うん。じんぺー君が車洗うって」
キョロキョロ見渡すも陣平君がいなくて、泣きそうになると
「いや、ちゃんと松田いるから安心していいよ」
「いる?」
「でも夢姫から陣平ちゃんの名前をしっかりと聞ける日が来るとはね」
「当の本人は」
「まだちゃんと聞いてない」
ふーんと言った顔のお兄ちゃん
「松田が聞いたら喜びそうな案件だけど。呼ばれてないのアイツだけだしな」
「だな」
「夢姫、俺達とドライブにでも行くか」
「いく!」
ケンちゃんが運転席で助手席に乗ったじんぺー君と後部座席にのったあたしとお兄ちゃん
走り出した車で普通に車に乗っているあたしに
「ゼロ、夢姫にシートベルト着けとけよ」
「あ、あぁ」
シートベルトを付けてくれたお兄ちゃんに
「んー?」
「大人しく座っているんだぞ?」
「はーい」
ケンちゃんの運転であっという間に追いついた先にいたのは航君とヒロ君だ
「よぉ大将!待たせたな」
「いいのか?入校者の車の運転は禁止されてんのに」
「あん?エンジン音がうるさくて聞こえねぇな」
「どうにかしてトラックを止めないと」
「それなら話は簡単だ」
クイッと曲がったケンちゃんは
「ぶつけりゃ、物理的に止まるっしょ!!」
ドンという大きな音と共にぶつかっている車に
「やだーっ」
「ダメダ重量が違いすぎる」
車の中が見えたのだろう
「おい萩原…アレ出来るか?」
「上等!」
「あれ?」
「夢姫、しっかり捕まってろよ!」
「はへ?」
「アレって?」
陣平君が隣の車の人に何かを言っていて
「一体何を…」
じんぺー君がお兄ちゃんの洋服を急に掴むと
「ゼロ。舌、噛むんじゃねぇぞ」
!?
「おい、どういうつもりだ?乗用車がトラックに追突したはずみで…バンパーが引っ掛かりそのまま引きずられていて、しかもトラックの運転手は何かの発作で気を失っている…この状況で一体、何をやろうって…」
「そいつは…見ての…お楽しみ…だぜ!!」
ケンちゃんが何かを投げていて、それに当たった衝撃で車が上に持ち上がって
「きゃーーっ」
お兄ちゃんとじんぺー君が助手席から出て行くと
「こんなドライブヤダーー!」
「悪いな夢姫。もう少しの我慢だ」
暫くしていると
「降谷ちゃん急げ!もう道がない!!」
だけど、ケンちゃんがはっとしたような顔をしていて
「アクセルだ!アクセルしかねぇ!踏めぇゼローー!!!」
お兄ちゃんの運転しているトラックと車が空を飛んだようになっていて
車も止まって、トラックも反対返しになっていて、シートベルトも外したあたしはケンちゃんと一緒に行くと
「おい!?大丈夫か!?」
そう言ったケンちゃんに指を出したお兄ちゃん
何時の間にか連絡してくれていたのだろう。救急車も来ていて
「でも君のアドバイスは的確だったよ。あれがなきゃ今頃は…」
「いや俺じゃなく…」
そうケンちゃんが見たのはじんぺー君で
「アイツならそうするだろーなって…」
警察学校に戻って来て
「夢姫、洗車手伝え」
「はーい」
じんぺー君と一緒に戦車をすると
「そういえば、まだ詳しくは聞いてないが…人命救助に貢献したらしいな…」
「あんぐらいちょれーっすよ!」
「それで?FDの修理と洗車は出来たのか?」
「エンジンは万全!洗車もご覧の通り、ピッカピカでごぜぇます!」
「ゆきも手伝ったー!」
「うむ」
わっはっはと笑っている先生は
「これからもその意気で頑張れよ!」
「ヘーイ」
先生はそのまま戻って行って
あ、嫌そうな顔をしているなぁとは思ったけど
「夢姫。あと半分やったら、アイスでも買いに行くか」
「アイス?」
「そう。アイス」
「いくー!」
「んじゃ、片付けちまうか」
じんぺー君の言葉で一生懸命磨いていると
「一生懸命さが可愛いじゃん」
「だな」
