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夢小説設定
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森谷教授の事件から数か月。同じ場所に新しく立ててあったビルは森谷教授がデザインしていた設計図のビルだと言う
「へぇ」
「お前興味なさそうだよな」
「ほぼ興味ない」
「そう言うと思ったぜ」
あたしは学校が試験で半日休みだという事を忘れていて、慌ててお兄ちゃんたちに電話したものの、誰も迎えに来れないからという。
そんな中「高木」そう言った陣平君はきっと今日は高木さんと一緒なんだろう
「は、はいぃ」
「悪いが氷帝まで行ってくれ」
「氷帝…ですか?」
「あぁ。夢姫の迎えだ」
なんて話が聞こえてきて
「夢姫も俺がつくまで待ってられんだろ」
「待ってるよ。勝手に帰ると絶対に怒るじゃん」
「ったりめーだろ」
「だから電話したんじゃん」
「イイコだ。そのまま待ってろよ?」
「はいはい」
電話を切ったあたしに
「今日もお迎え待ちなの?降谷さん」
「え…っと」
球に話しかけてきたのはクラスの子で、美人でも有名な子だ
「は、はい」
「そう警戒しなくても私は何もするつもりは無いわよ。それに」
陰でコソコソと何かを言っている子たちの方を向いた彼女だけど
「幼稚舎から降谷さんと一緒にいた人間までもが高等部に上がって急激に態度を変えるだなんてね」
「!!」
「何が言いたいのよ?」
「そうよ。第一望が最初からあんたの友達なわけがないでしょ」
「というか、最初から私がアンタの友達なわけないじゃない」
ま、そんなことわかり切ってたことだけどね
「あら、そんなこと私から言われるだなんて思いもしなかったかしら」
「まさか。高等部に上がった途端に一緒にいなくなってたし、話すことも減ってたから気づいてはいたよ。望ちゃん」
「へぇ、あんたにしては珍しい。まぁあんな優良株の男がいるんだもんね」
なんて言っている当たり、きっと狙ってくるのはあたしを送迎してくれているお兄ちゃんたち
「無理だと思うけどね」
「何ですって」
PIPIとなったスマホには陣平君の文字
「じゃあね」
席を立ったと同時に話をしてきてくれた子も一緒に降りてきて
「1人でも平気なの?あんたは」
「平気じゃないけど平気だよ。なれちゃった」
「なれちゃった。じゃないわよ」
車の方に行くと陣平君と高木さんが一緒に乗っていて
「お帰り」
「ただいま」
「つか、見ねぇ顔だな」
「今日初めてしゃべった子」
「そうか。夢姫の事よろしくな」
「え?」
「夢姫は用心深いからな。あまり俺達に自分の学校で仲良くしてる人間を教えては来ねぇよ」
「そうなんですね」
「じゃあ、また明日」
「あ、うん」
ドアを閉めて動き出した車では
「そう言えば、どこに」
「警視庁に戻る前に、この間の森谷邸を調べて来いって上がうっせぇんだよ」
森谷邸?
「ハギはお前と一緒に行ってるからなんとなく分かるらしいけどな」
「そうだね」
「え?あの森谷邸に萩原さんと一緒に行ってるんですか」
「あぁ。招待状を貰ったのはコイツの兄貴なんだけどな。仕事で行けねぇって萩原と一緒に行ってやがった」
「あちゃー」
「夢姫が楽しそうだったっつー事後報告だけだぜ?俺なんて」
「しょうがないじゃん。陣平君仕事が恋人になってたくらいだもん」
「仕事が恋人って」
「口開けば『会えない』が連続してるんだよ?恋人じゃん」
「まぁ、確かに」
「と言うかあたしまで行ってもいいものなの?」
「いや、本来は駄目なんですけど」
そうだよねぇ?
「松田さんと僕で森谷邸に行くって事が確定していて」
「その時に夢姫からの電話があったってなだけだ」
「ソウデスカ」
森谷邸に着くと規制線がまだ張られていて
「あ、ちょっと!キミ!」
「コイツは俺の連れだ」
「ですが…」
「無暗には触らねぇよ」
「触る気がないもん」
「だろうな」
なんて話をしていると入ってすぐにあるシンメトリーの洋式の家で
「相変わらずすごい家…」
カシャリと聞こえた音は陣平君のスマホの音だ
「ちょ…」
「ハギだけ持ってるなんてずりぃだろ」
「アレはパーティードレス。今は制服!」
「っるっせ」
家の中を見て回ると言う高木さんの言葉に
「んじゃ俺は別の場所も見てくる」
そう言ったのは会場になっていた裏庭だ
「何かある訳じゃねーな」
あたしが陣平君と離れて周りを見ていると
「ハギの言ってた理由はこれかよ」
「え?」
「いや、なんでもねぇ」
何でも無いんだ?
==
「じんぺーちゃん、これ見て見なよ」
そうハギに見せられたスマホの写真は夢姫で、しかも夢姫のドレス姿でありながら噴水の前で撮っている写真やパーティー中の写真
「これって」
「あぁ、蘭ちゃんの所に居る坊主だろ?たしか」
「江戸川コナンとか言ってたな。よく事件現場に居やがるぜ」
「ははっマジかよ」
「マジだ」
「そういや夢姫は否定してたけどな」
「なんだよ」
「夢姫、この裏庭気に入ってそうだったぜ」
「そうかよ」
「じんぺーちゃんもウカウカしてると、夢姫を取られちまうかもしれねーぜ?夢姫の事を古くから知ってる俺からしたらな」
「そうかよ」
その直後だ。上から森谷邸を高木と調べろと言われたのは
==
「陣平君?」
「なんでもねぇ」
「(でもきっと、ハギが俺に言って来たのは今の夢姫の表情を見てたら分かるな)」
「変なの。そう言えば、ここで森谷教授のお手製のお菓子食べたけど」
「お手製?」
「うん。全部手作りしないと気が済まないからとか言って」
「そうか」
キッチンも見に行ったけど何も無く、色々と見て回った結果、材料はほぼすべてなしと判断
「ねぇ陣平君」
「んだよ?」
ある部屋の前で止まったあたしに止まってくれた陣平君
「どうかしたのか?その部屋が」
「ここ森谷教授のギャラリーだった部屋なんだよね」
「そうか」
部屋の中を見てくれた陣平君
「何も変な所…」
「変わってる」
「あ?」
「ケンちゃんと一緒に来た時と少し変わってるの」
「マジかよ」
あの時にはなかった物あったり、写真が破かれていたりしている
「黒川さんの家の写真がない」
途中合流した高木君もそれは聞いていたようで
「!?」
「どういう事ですか?」
「ここに黒川さんの家の写真が飾ってあったの。それはあの少年も毛利さんも知ってる。同じ場所に居たくらいだし」
「そうか。高木、アイツらに」
「はい、聞いてきます」
急いで高木君が出て行ったのを確認すると
「よく覚えてたな」
「うん。役に立った?」
「あぁ」
頭に手を当ててくれる陣平君のその手や仕草がとても好きで、ずっとこうしていたいとも思ってしまった
「さて、俺たちも帰るか」
「歩いて帰っても平気なの?」
「何がだよ?」
「だって制服でいるあたしとスーツでいる陣平君見られたら絶対に変な人だって」
「思われねぇからな?」
「そうなの?」
「ったりめーだろ」
なんて話をしながら歩いていると、少し離れた場所にあるカフェで買ってくれたレモンティー
「相変わらず好きだよな紅茶」
「うん」
コーヒーだけは未だに飲めなくて、甘くしたり割ったりすれば飲めたりもするんだけど、そのまま飲みたいときはどうしても紅茶に行ってしまう
「そういや、今日氷帝で一緒に降りて来たアイツは」
「今日話したばかりで名前も知らないんだよね」
「は?」
「でも話の言い方をすると、彼女も幼稚舎からの人間なんだけど」
「そうか。ゼロに」
「まだ言わない。危険だと思ったら関わらなければいいだけの話だし」
「そうか」
家まで送り届けてくれた陣平君は
「ただいまヒロ君」
「お帰り。着替えておいで」
「そうする」
「ちゃんと手も洗うんだぞ」
「はーい」
==
「助かったよ松田」
「いや。試験だって忘れてたって言うくらいだから」
「だろうな。あお夢姫が俺達にそんな大事な事を言わないはずがない。忘れていたというよりは
「あぁ。それともう1つ」
「ん?」
「ゼロにはアイツ言うなって言ったんだけどよ。氷帝で今日話しかけてきた奴がいるんだ」
「へぇ」
「ただソイツがまだ夢姫に名前すら名乗ってねぇ所を見ると用心してもいいだろ」
「そうだな」
「ぎゃくにソイツは夢姫が幼稚舎からいることも知ってやがったらしいからな」
「珍しいね。そこまで知って居るのに夢姫が知らないはずがない。でもまぁ確かに幼稚舎から一緒にいた木田望と夢姫が一緒にいない所を見ると高等部に上がる前から今いる人間と組んでいた可能性も有るけどそこまでは俺も言えないからな」
「あぁ。名前が分からなければ調べようがない」
「だな」
「そういや、今日高木と森谷邸に行ったんだよ」
「へぇそれはまた」
「丁度よく夢姫も迎えに行ったから連れて行ったんだけどよ」
「うん?」
「アイツギャラリーを見せて貰っててな」
「う、うん?」
「そこにあったはずの写真がねぇって言って来たんだよ」
「写真?」
「あぁ。黒川邸の写真がねぇって。その日のその場、あのガキ江戸川コナンと毛利の嬢ちゃんが一緒にいたらしい」
「へぇ」
「ハギも一緒だったとは聞いてはいたが」
「同じ立場の人間の証言は難しい。でも夢姫やコナン君、蘭さんは一般人だ。証人にはなれるか」
「あぁ。今高木が確認に行って貰っている」
「そう」
PIPIPI
「俺だ」
「確認が取れました。確かに黒川邸の写真が飾ってあったそうです。それはコナン君が最初に見つけたと聞いていますが、別の日に言った所」
「あ?カツラに変成器があっただぁ!?」
「は、はいっ」
「夢姫の奴そんなこと言わなかったぞ」
「え?」
「確認すっから他の情報機器出しておけよ」
「はい」
==
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