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夢小説設定
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「やっぱり」
「「やっぱり?」」
「だからジュウ君だけなんですね。大人組」
「え?」
「どういう」
「鬼君以外は皆高校生。試合をどう組むか全部高校生に任せたんでしょ?ジュウ君も監督も」
「え?」
案内掲示板には雅治じゃなくて跡部君の名前が載っていて
「なるほどね」
「え?」
「なにが『なるほど』なんですか」
「貴方達もよく見ておくと良いわ」
「この試合の記録は」
「やって貰いますよ?」
一体、いつから跡部君に成りすましていたんだか。雅治は
「でも大丈夫なのか?あの2人で」
「大丈夫だよ」
「何?」
「確かに不二と仁王は昨年1度だけ対戦はしたけど」
なんて話をしてきた2人はきっと電光掲示板すら見ていないのだろう
「40-0!」
と縦続いて取られたポイントに雅治になっている跡部君は大分後ろまで下がっていて
返したと思ったら、あっという間にポイントを取られて1ゲームを取られていて
「あれきっと不二君気づいてるんだろうね」
「ん?」
「何でアイツイリュージョンしない」
「なぜ、手塚や徳川先輩になって戦わんのだ!?」
ジュウ君までも気づいていないのか
「ワシはばぶれもんぜよ」
ばぶれもん?
「あのヤロウ、この試合…
イリュージョンしていても、今コートにいる雅治も跡部君になっている雅治もどっちも同じ雅治には変わりはない
「夢姫ってば心配って顔だね」
「そりゃあ…まぁ」
「15-15!」
「さぁ存分に、仁王雅治を堪能しんしゃい」
「ゲーム日本3-3!」
「ゲーム日本5-5!」
6-5とオーストラリアにリードを奪われている日本
「!?」
そんな中不二君が出したのはトリプルカウンターで
「羆落とし…」
「守るだけのテニスを捨て…攻撃的なテニスを選んだばかりの不二が…」
「あえて
「馬鹿だなぁ…」
「夢姫?」
散々速いサーブを打ってきた彼らがさらに早いサーブを打ってきて
「じゃ、そろそろあたしも」
「夢姫?」
「なんでアイツは跡部の横に」
そんなサーブも打ち返していて
「アイツまだ体力残ってたみたいよ!?」
「マジ!?」
なんて驚いたオーストラリアの選手たち
「奴は
「持久戦が得意ゼヨ」
隣では聞きなれたあたしの好きな声と
コートでは「スケスケだぜ」なんて言っている跡部君がいて
「なるほど。だから夢姫は何も言わなかったんだね」
「というか寧ろ電光掲示板には跡部君の名前が書いてあるのに気づいていないのも不思議だったけどね」
その言葉に電光掲示板を見た遠山君は
「あああー!?最初っからD1は不二と
「もちろん。ただ跡部君になってるからここに来たくなかっただけで。ここに来る前からあたしたちにまでペテンを掛けるなんて酷いじゃん」
「プリ」
「ゲーム6-6.12ポインツタイブレーク!!」
「始まるね、跡部君の試合が」
「あぁ」
「どういう事です?」
「跡部君はね」
「俺様の好きなタイブレークじゃねーの」
それこそ彼女たちも驚いているようだけれど
「夢姫は散々見てきているからなんとなく分かって居るけど」
「そうだね」
不二君も最初から分かって居て、跡部君が試合をしやすいようにカウンター中心に戻していたんだろう
タイブレークが始まる前にドリンクを飲みに来た2人
「足りそう?」
「ギリな」
ノートを取ることに必死になっている2人を見ていると
「やっぱり夢姫と同じ動きは彼女たちには無理なのかもしれないね」
「それはそうじゃろ」
「だけどあたし明日も見てるだけだけどね」
「やらないんだ?」
「予選も1試合だけっていう話だからね」
「そうか」
「うん。お兄ちゃんが出るって言うのもあったけど、やっぱうちのエースは手が焼けるからそっちも心配になっちゃったって所かな」
「だな」
「夢姫はそういうタイプじゃけぇの」
「出るぞ」
「うん」
その直後に出して来た跡部君のオハコ
「破滅へのロンドだ!!」
41-41の接戦になって居る中
「おい鬼!夢姫!あっちのガキどももやるのぉ」
取られれば取り返すのが日本のテニスで跡部君のテニスだ
「だがよぉ。ウチのガキどもはもっと面白ぇぞ」
「ですね、監督。去年のU-17の試合よりも面白いかもしれないですね」
そう言ったあたしの言葉に精市も弦君もあたしの方を見ていて
「お前さん」
「んー?」
「去年、大事な用事があるからって学校を休んできてたのは」
「俺達の最後のU-17のW杯だ」
「!?」
不二君が決めたポイントで日本がマッチポイントを取ると
「よくやった」
その言葉が聞こえたのはあたしだけではないだろう
「夢姫!」
「!?」
どうしたらいい?体が動かなくなるなんて思わなかった
「『氷の
「無理っしょ」
「すげぇっす」
「ガラスの雨に気をつけな」
なんて言いながらも
「ゲームセットウォンバイ日本7-6!」
跡部君は向こうの選手と何かを話をしていて
「何を話しているんじゃ」
「さぁ?でも」
「「でも?」」
「オーストラリアには見えないゲームメイカーがいるっていう話は一寸だけ聞いた事があったけど」
「そうなんだ」
コートに入ってきた跡部君と話をしていた選手はジュウ君と試合が出来ると思っていたんだろう
「残念」
「そう墓場へ行き急ぐなよ。キサマの相手は俺じゃねぇ」
そうコートに入ったのは遠山君で
「どう見る」
「あたしは遠山君が勝つと思うね」
「どういう」
「あのジュウ君が面倒を見ると言うことは、少なからず地獄を見て来たと言うことでしょうけど」
「どうだろうな」
「暴れておいで遠山君」
「おおきに」