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治療を終わらせてくれたあくと君は
「彼らは外国の国を背負うという意味は生半可なものではないよ!次は本当にこの程度の怪我ではすまない!」
「次はサーブを打ったらすぐにコートの外に避難した方がいい」
だけどぼーっとしている大石君にはそれは届いていないだろう
「聞いてるのか大石?」
治療班と大石君を見ていたお兄ちゃんは
「大丈夫かな、彼は」
「大丈夫だろう。俺がポイントを取ればいいだけの話だ」
「そっか」
「お前も無茶はするなよ」
「しないよ。だから初戦を選んだんでしょ」
「だろうな」
大石君の方を見るとまだ何かを話していて
「本戦の話は聞いたな」
「聞いた」
「お前なら出来るとそう信じたからこその提案だ」
「大丈夫。やり切るよ」
「そうか」
お兄ちゃんは大石君の方に向かって行ったけど
「大丈夫なんでしょうか」
「大丈夫。彼はきっとやり遂げるだろうから」
「どういう」
大石君にボールを渡していたお兄ちゃんはきっとその2球に任せたんだと思う
「無理はするな」
「は、はいっ行けます!」
コートに戻っていったお兄ちゃん達を見ていると
「夢姫」
「えぇ。彼はお兄ちゃんに託したのでしょうね。このゲームを」
「打ち合わずにプレッシャーを掛けいつの間にかアイツがコートを支配しとった。天性のダブルスプレイヤーかもしれへんわ」
そう…なのかな
「ゲームセットウォンバイ…日本7-5!!」
戻ってきたお兄ちゃん達に
「お疲れ様」
「あぁ」
ギリシャの人たちは何かを言っていたけど
「どうせお兄ちゃんは興味ないんでしょ」
「あぁ」
ありがとうございます。勉強になりました」
「ダブルスは奥が深いぞ大石」
「はいっ精進していきます!」
「ギリシャVS日本第2試合D2を開始します」
「夢姫せんぱーい!」
「はいはい」
アツ君よりも先に出て来た赤也はまだ出て来ていないアツ君に何かを言っていたけど
「黙ってろよこのワカメ野郎がぁ!!」
あ…禁句なんだけどなぁ。赤也にワカメなんて言うの。なんて思っていたら案の定赤也の目が赤くなっていて
「誰がワカメ野郎だ!」
「赤也だめ!」
止める前にアツ君の技が赤也に当たっていて
「処刑法其の十二『電気椅子』」
アツ君のウォーミングアップは終わったようで
「全員まとめて処刑してやるよ」
なんて言いながらも確実に
「ゲーム日本4-0」と取っていて
「意気投合しちゃってますねあの2人」
「似た者同士…」
ボソボソとギリシャ語で何かを言っていると思ったらアツ君が驚いていて
「死刑執行人ステファノ一族の末裔」
なんて言っている篤君の声が聞こえてきて
「どうしちゃったんでしょうか」
「遠野の動きおかしなったで」
「やっちゃってくださいよ」と言った赤也に自分の処刑を当てたアツ君は「少しは黙ってらんねーのかお前は!」なんて言っていて
「おいおい…遠野の奴冷静さを失いかけとるやん」
まだ立てない赤也に変わってアツ君が1人試合をしているときだった。アツ君の膝にボールが当たったのは
「!!」
「アツ君!」
ギリシャの選手に何かを言われているアツ君は既に経って居られなくて
「ゲームギリシャ4-4!!」
と、取り返されてしまったゲーム
「あの2人もう限界なはずなのに…」
「夢姫、お前何か知って居るな」
「知ってますよ。そりゃもう長い付き合いですし、こっちに来る前に修ちゃんとお散歩してる時に話をしましたから」
「そうか」
「どういう」
「アツ君はリハビリで、あたしと修ちゃんは外を歩いていて」
「え?」
「なんで何考えてるか分かんないような人と」
「でもさ、それって貴方達の偏見でしょう?まぁ確かにあたしにも分かんない事はあるけど、お兄ちゃんだけじゃない。修ちゃんたちのほうがよっぽどあたしの事を分かってるよ」
「どういう」
「サッカーの合宿所が何で隣だったか知ってる?」
「そう言えば」
そもそもそこが分からなければ意味のない話でもある訳で
「一体…」
「あの隣にあった訳はあたしがいるからだよ」
「え?」
「あたしがサッカーのマネージャーだったから。だからあの場所を提供した。お陰様であたしは自由に行き来出来ていたでしょう」
「確かに」
「だからお兄ちゃんも修ちゃんもあたしが限界になる前に、今でもそうだけど散歩に連れ出してくれるよ」
「そうだったんですね」
「日本の合宿所にいる時だって其れは変わらない」
「へ?」
==
修ちゃんと夜の散歩をしていた時だ
「膝の具合はどや
「何だ種ヶ島!俺を笑いに来たのか!?」
「夢姫がおるのにそんなことするはずがないの分かっとるやろ」
「夢姫も一緒か」
「うん。アツ君の膝をやられているとは思わなかったけど」
「そうかよ。たとえこの膝が砕けようと日本代表に返り咲いてやるぜ。テメェらも笑うがいいさ。俺の無様な生き様をよ」
==
なんて言っていたのを思い出して
「不器用ですよねアツ君も」
「そうか」
皆が見ていない所で毎日リハビリをしてここまで帰って来たと言うのに
「…弟者」
アツ君の声に反応をしたのは弟の方で
「次は貴様の番だ」
でも結局最後はそれも出来ず赤也をデビル化させたアツ君
「全く、赤也に何でその言葉を使うかな」
「温存か」
「違うとは思いますけどね」
だけど「6-4」で日本が勝ち
「次は白石君だけど」
「ギリシャVS日本第3試合S3を始めます」
そのアナウンスに
「ふふふ…」
そう来た相手の選手は
「ワシが相手をしてやろう」
「どうしちゃったんでしょうか、白石さん」
「ありゃ」
「お~い☆
そうラケットバックごと入って来たのは修ちゃんで
「え?」
「あの人確か最後に名前が挙がってる」
「そうだね。でも予選では登録メンバーの中なら直前で変えることも可能だから」
あっち向いてホイをした修ちゃんが勝っていて
「相変わらず…」
「夢姫、俺のバック見とき」
「見てなくてもラケットしかないじゃん」
「せやった」
「夢姫ちゃん?」
「白石君もここで観とくといいよ」
「え?」
「白石君達の代の天才は確かに沢山いる。でもねお兄ちゃん達の代の天才は種ヶ島修二。ただ1人だよ」
「え!?」
「お前は見るのか記録するのか」
「ちゃんと両方成立させますよ」
「先にやらせて貰うわ」