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夢小説設定
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お兄ちゃんに何かを話したらしい大石君
「一体何をするんでしょうか」
「さぁ?」
「でもお兄ちゃんの事だから」
大石君が前に出てお兄ちゃんが後ろへ行ったとしても、高さのあるお兄ちゃんの事だ
「マッハはサーブだけじゃない」
「え?」
「サーブだけじゃ…ない?」
「そうよ?」
きっと皆は知らない。けどお兄ちゃん達とじゅさ君、カズ君。そしてあたしは知ってる。マッハがサーブだけじゃないと言うことは
「見ておくと良いよ。あの位置から打つ強烈なマッハを」
その矢先お兄ちゃんはマッハを打ってゲームを取っていて、あっという間に
「ゲーム日本2-2!」
「流石はお兄ちゃん」
氷帝学園を6年間も部長をしていただけの事はあるね
「馴れ合いはしない」
そんな所も変わらないか。
その後も
「ゲームギリシャ2-3!」
「ゲーム日本3-3!」
3-4、4-4と互角に渡り合っているお兄ちゃん達
「なんか」
「凄い試合です。そして越知さんも」
「あたし?」
「見ながらノートを取るなんて」
「もうあたしは慣れちゃってるからね。こういう事に」
「え?」
「むふふふふふぅ興奮して参りましたぞぃ」
「お、越知先輩…」
相手の選手と一触即発な雰囲気におどおどしている大石君に木野さんともう1人のマネージャー
「どーやら今宵は満月になりそうだ」
「お兄ちゃん…」
「あの先輩、いつもと違いますね」
「そうなんですか?」
「えぇ。いつもはもっと無口と言うか」
「そう…思うわね。確かに」
「どういう」
「お兄ちゃんは普段から無口だし、言葉が足りないところがあるけど、長く一緒にいるあたし達にとっては普段と何も変わらない。お兄ちゃんのダブルスの相手が違うと言うことだけで」
「!?」
「コートの隅で目を閉じていろ」
「え?」
「なんでそんな事…」
「決して開けるなよ。夢姫」
本気…出すんだね、お兄ちゃんも
「怖ければ監督か種ヶ島の所に居ろ」
馬鹿だなぁ。そう言ってもいつだって
「お兄ちゃんの試合、見逃さない事知ってるくせに」
コートで構えているお兄ちゃんをみると
「夢姫」
「監督」
「今年は面白い事になりそうだな」
「ですね」
コートの中も、あたし達側もピリピリしていて
「久々に言われましたよ。お兄ちゃんに」
「そうか」
「あたしが」
「フッ」
「あたしがお兄ちゃんの試合を見ないはずがないって分かって居る筈なのに、監督か修ちゃんの所に行けだなんて言うなんて思いもしませんでしたけど」
「そうか。アイツも長い事お前の兄貴をしてないわけではないと言うことだ」
「ですね」
そんな中始まったお兄ちゃんと向こうの選手の一騎打ちはダブルスの相方を巧く避けて打ち合っていて
「すご…」
「ゲームギリシャ5-4!!」
「ゲーム日本5-5!!」
大石君に目を開けてリターンに備えるように伝えたお兄ちゃん
「ダブルフォールト!」
「え?」
「出たな」
「見たいですね。彼女たちは知らないでしょうけど」
「知らなくてもいい事も多くある」
「監督?」
「本戦にあいつ等を呼ぶつもりは儂にはないぞ」
テニスの本戦に彼女たちを呼ぶつもりは無い。ということは
「本戦全部あたしがしていいんですね?」
「無論だ。あいつ等もそれを分かっておろう。平等院がそう言っておったぞ」
「流石」
「儂はあいつ等が決めた事には反対せん。自分たちの事は自分たちでとは言ったがな」
皆してそういう所はお見通しなわけだ
「フォルト!」
「ダブルフォルト!」
とフォルトを連発し始めたギリシャの選手
「一体どうしたって言うんでしょうか」
「さぁ?」
「監督」
「何だ」
「これは勝負ありましたね」
「あぁ」
「越知さんたちは何か知って居るんですか?」
なんて話をしてきた時
「『
「精神の暗殺者…?」
「せや」
修ちゃんが選手待機場から出てきて
「ツッキーの何事にも動じない佇まいからの~ひと睨みは
「でもこれで…」
なんて思っていた矢先、大石君にボールが当たっていて
「全く」
「夢姫」
「あくと君?」
「大丈夫。治療は俺達がする。夢姫はそっちの記録の方を任せるよ」
「うん」