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夢小説設定
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「次はこっちの番だな。お前の能力、充分見させて貰った…だがそれだけでは俺には勝てない!」
すっごい自信
「次はこっちの番だな」
「き、来た」
「百連自得の極み!!」
百連自得の極み…
だけど、それでもお構いなしに打っているのは樺地君で
「アイツお構いなしかよ!?」
「コートにいる以上は選手でしかないからね」
「やな」
樺地君が打った球をそっくりそのまま返されていて
「キミ早く次のサーブを打ちなさい」
そんな言葉を後に跡部君に呼ばれていた樺地君が球を打っていても結局は同じこと
「成程なぁ」
「どういう事です?」
「修ちゃんは分かったんだ?」
「でなきゃ夢姫の面倒まで見てられへんやろ」
いつまでも子供扱い…
「あの樺地にとって自分の打った球がそっくりそのまま返ってくるだなんて信じられへんのや」
「彼にとったら初めての体験だろうね」
「今まで散々他の選手の技を吸収してきた報いか」
あっと言う間に5ゲームを取った手塚君に
「つ、強い…強すぎる!」
「圧倒的なこの強さ!!」
「これが完治した手塚国光!」
それこそ氷帝の選手たちも驚いてはいるけど
「青学に入学した頃にはもうあの『百連自得の極み』の原型は出来ていたらしい」
という事は3年前…
「手塚は常に自分に厳しく、そして常に上を見ていた。そして怪我との孤独な戦いに真摯に向き合って、その一方で誰よりも部の事を考えチームを導いてきたんだ。それこそ越知さんが言っていたように大和部長が率いてくれて僕たちの事もちゃんと見てくれていたから僕たちも大和部長と同じ道を選んだ。自分を守る前に同じ学校の選手を守って、何かあれば止にも入る」
「手塚君は今、その立ち位置なんだよ。でもその土台を作ってくれている祐大君がいるから今の青学があると言ってもいいんじゃない?」
「そうだね」
「まぁそれは立海も同じかな」
「うん?」
「その立ち位置が1人じゃないってだけで」
「キミの強さの底が見えないや」
「データでは計りきれない男だよ」
「俺からしたらお前は憧れさ」
「尊敬するっす」
「いつか倒させて貰うっスよ……絶対に」
なんて言って居る間に百連自得の極みまで吸収した樺地君
「ひと雨来るぞ…」
そう、空を見上げた桃城君がそう言ってきて
「
「10分後くらいですね」
「英二、
「んじゃ、それまでに決着をつけないと…」
「ああでも…」
「寿三郎、これで傘を」
「はいはい」
そう言って走って行ってくれたっぽいサブちゃんは早々に戻ってきて
「夢姫はどうせ種ヶ島と入るのでしょうから」
「え?」
「やっぱり育人君にはバレるか」
「いつもの事でしょう。それに雨に濡れて風邪を引いた時の貴方が厄介なのはよく知っていますから」
「ちぇ…」
風邪でも引いたらお兄ちゃんにくっついていられると思ったのに
「勝つのは氷帝です!」
すっごい自信の樺地君は
そのまま3ゲームを勢いのまま取っていて
「駄目だ。樺地の方がパワーが格段に上。『百連自得の極み』のぶつかり合いじゃ、部長は不利だ!」
「また腕でも痛めたら…」
ポツポツと降ってきた雨にそうそうに修ちゃんが傘をさしてくれて
「…雨」
それでも試合をし続けている手塚君と樺地君
「さ、最悪だ。もういい手塚!この試合は捨てるんだ!」
それでも試合を続けている手塚君に
「大石よ…
「それが選手生命を縮めるとしてもか?」
「そうじゃ」
「揃いも揃って青学の部長は頑固そうやな」
「だね。でも祐大君はそこまで頑固じゃないでしょ」
「さよか」
「アウト!」
アウト?
そうみたのは樺地君がジャージで手を拭いている所だ
「そういう事かいな」
「どういう事?」
その後もアウトを連発していた樺地君
「アクシデントの雨に対して対処出来とらん。まぁ俺らもそれなりにやって来とるけどなぁ」
「だねぇ」
「確かにコートの状態、水を含んだボール。そして濡れて滑るグリップ…これだけの条件が加わってはそっくりそのまま返すのは至難の業だ」
「ううんそれは分からない」
「でもどんな悪条件でも練習を積み重ね、実践を摘んできた…経験の差が勝敗を分けたんだろうね」
「ゲームセットウォンバイ手塚7-6!!」
「これで2勝1敗」
「ベスト4進出に王手だ!」
「しかし、この雨じゃ残りの試合は」
お兄ちゃんもこっちに来ていて
「審判団も慌ただしくなって来たね」
「やると思う?次のダブルス」
「いや」
「無理やろ」
「そうですね。これだけの雨じゃ無理があるでしょう。今日の所は帰りますよ」
「それがいいだろうな」
なんて話して育人君が合宿所に連絡をして
「少し雨宿りをしてましょうか。このままでは本当に夢姫が風邪を引きかねないので」
「そうするとしよう」
青学と氷帝の準々決勝の試合は雨によってサスペンデッドゲームとなり、明日再び行われることになった