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夢小説設定
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翌朝、普段通りに起きて、サッカーの方のジャージを着ると
「なんとも不思議な感じじゃのう」
「そう?」
「そりゃそうじゃ。今までずっとテニスに関わってたっていうのにマネージャーの予選リーグまでの交代の指示とは言え、不安なもんは不安じゃ」
「あたしはもっと不安だったよ」
「ん?」
「高校だって離れるって言うことに不安がなかったわけじゃない。でもそう考えてた頃にはあたしの所にはそういう話が上がって来てて立海にいられないってすごく怖かった」
「夢姫」
「星章を勧められてきたのはサッカーとしては強豪校と並んでいる学校で、そう言った学校でならと元々、星章にはサッカーの強化委員として別の学校から通っている選手もいると教えても暮れてた。でもあの時はまだ立海生として皆と一緒にいた。その時に蓮二から「『長期欠席届』を使えば、お前は立海生のままいられる」そう教えてくれたの」
「じゃあ、夢姫、お前さんは」
「確かに今は星章だけど、今学期で星章を出ると言うことは既に話を付けてくれている。来学期からはまた立海生に戻るよ」
「そうか」
「そしたらきっとまた」
「もう放す気はないき」
「まさ…はる?」
「もう立海以外の所にはいかせん」
!!
「言うたじゃろ、あん時に」
「え?」
「付き合ったら2度と離さんって。あれは本当の事じゃけ」
「雅治は嘘は付けないもんね。ペテン師だって言うのに」
「それを言うんじゃなか」
支度を終わらせて出てレストランに入ると、立海の皆もじゅさ君も来てくれて
「ツキさんが一緒とは言え無理はせーへんようにね」
「え?」
「そうだよ夢姫。毛利先輩の言う通りだ。無理はしちゃだめだよ。怖くなったら絶対に観客席を見る事。それは『もう居たくない』の合図にする」
!!
「そうだな」
お兄ちゃんと跡部君が一緒に入ってきたレストランで
「お前は無理をする傾向があるからな」
「こっちの予選リーグの前にぶっ倒れられても困る」
そう…だよね
「お前やるんだろ?予選リーグでのマネージャー」
「一応は」
「だから無理はさせられねぇ」
そっか。雅治は跡部君と話があるからと跡部君を連れて行ってしまったけど
「顔色もいいようだな」
「ちゃんと寝た」
「そうか」
「ねぇお兄ちゃん」
「馬鹿な事を考えるなよ」
「え?」
「お前が俺の妹であることにも、ここのマネージャーであることにも、立海に戻れば立海のマネージャーになることも。それは全部お前だ。立海でこれからマネージャーをするのだってあいつ等は強要はしないだろう。だが夢姫の事だ今までの経験を生かしてまたするんだろうな」
「だね」
「だから、変な事は考えるな。今は目先の事を考えろ」
「そうする」
戻ってきた跡部君と雅治
「お帰りなさい」
「あぁ」
「プリ」
なんて言っている跡部君と雅治に
「馬鹿だろぃ」
「夢姫のヤツ気づいてねぇぞ」
「そうだな」
なんて話している声も聞こえてきて
「夢姫」
跡部君がそう言うと思わなくて驚いていると
「俺じゃ:
「雅治?」
「そうじゃ」
「俺様と仁王が入れ替わってコートに入る。が、お前がベンチを見たらすぐに俺様も動くぞ」
「ありがとう」
「構いやしねぇよ。ったくこんな頼み仁王からじゃなきゃ受けねぇよ」
「そっか」
朝ごはんを食べて支度をすると
「じゃ、行ってきます」
「気を付けるんだよ」
「そうだぜ?お前仁王の傍ぜってー離れんなよ」
「うん」
「やけに今日は素直だね」
「昨日少し雅治とも話をしてるから」
「そうか」
「気心知れてるし安心もしてるよ」
「それがいいよ」
バスに織り込んだあたしに
「あとで俺達も見に行くから」
「待ってる」
サッカーの予選会場に着くころには選手たちも揃っていて
「おや」
「もう来ないんじゃなかったのか」
「貴方方の要望に応えたわけでは無いですよ」
「どういう」
「選手側からの要望があった。選手に非は無いからと夢姫がそれに応じてくれているということだ」
「越知、来てくれたのか」
「円堂君達選手側からの要望だしね。これが監督やコーチからの要望だったら拒否してる」
「そうか」
隣にいる跡部君に変身(?)している雅治とお兄ちゃん
「随分と」
「夢姫に何もしなければ俺達もここに来ることは無かったんだがな。だがコーチが夢姫にしようとしたことも、向こうで腕を掴んだことも今日俺達がここにいる原因だと考えていい」
それこそサッカーの選手たちは驚いているけど
「アンタたちは確かに、サッカーの日本代表として日本を背負っているが、俺達は4年前からそれを背負って試合をしている。それは夢姫も同じだ」
お兄ちゃん…
「4年前…」
「と言うと中学生ですよね?彼女」
「そうだ。夢姫は中学の時から日本を背負って俺達と一緒にいる。お前達よりもはるかに『何かを背負う』と言うプレッシャーの中にいるのは事実だ」
「そうだったんですね」
「今日の試合でもし夢姫に何かあれば俺達も黙ってはいない。それだけは覚悟しておいた方がいい」
「何?」
観客席の方を見れば雅治になっている跡部君の姿もアツ君も立海の皆だけじゃない
「皆…来てくれてるんだね」
「あぁ」
「お前たちの信じていない家の人間が今日は3人も揃っているからな。夢姫に何かしようとした時点で3家は動き出す」
「!?」
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