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「「夢姫」」
そう呼んできたのはコーチ2人で、あたしの腕には星章での課題を握っているのを確認した後
「悪いね。課題をしようとしているときに」
「あ、いいえ」
「実はね、明日のサッカーの予選は来て欲しいって言う要望が向こうの選手側から来ていてね」
選手側…
「行かないと言っているあなたの事ですから行きたくないと言うのが答え何でしょうが」
「そう…ですね」
なんて話をしていると
「では夢姫こうしませんか」
「育人君?」
「明日はサッカーのマネジメントに行ってください」
「え?」
「ただし1人で行けとは言いません」
そこで交渉です。そう言って来た育人君は
「今のU-17のメンバーでも我々でも構いません。誰かと一緒に行って構いません。そしてその試合後は出かけて来ても構いません」
「じゃあ」
「えぇ。立海生だけとは言っていませんよ。青学だって氷帝、四天宝寺と様々な学校が揃っているのですから、選ばれる人材は多いでしょう」
「夢姫ちゃんは不安かい?またあのコーチに同じことをされるんじゃないかって」
「はい…」
「素直ですね」
「寧ろ不気味なくらいに素直だね」
「まぁ夢姫は我々の前ではいつでも素直な子ですしね」
「育人君…?」
「言ったでしょう。1人で行けとは言っていません。誰かと一緒に行って構わないと」
確かにそうは言ったけど…
少し育人君と話をした末に
「お兄ちゃんと跡部君となら」
「おや珍しい。あの彼と行くものだとばかり思っていましたが」
「そうとも考えたんだけど…基本そういうタイプじゃないから」
「そうですか。では越知と跡部君には話をしておきましょう」
「ありがとう…」
「構いませんよ。で?その持っている課題は何です」
「これから片付けようと思ってた課題…」
「おや、そうでしたか。では私がその課題の面倒を観ましょう」
え?
「それで交渉成立としましょうか」
「良いの?」
「勿論です。貴方が我々の妹であることには変わりはない。それは何処の学校にいて、何処の場所に居ても同じことです。
我々が貴方を見るのはただ越知の妹で学校に通えなかった子供ではない。越知の妹であることを前提に、ここにきている時点で我々の妹も同じなのです。妹の面倒を見ない兄などいないでしょう」
あ…
「ねぇ育人君…」
「なんです?」
「あたし時々分からなくなることがあるの」
「分からなくなる?」
「確かにお兄ちゃんとは義理の兄妹だけど、これが兄妹じゃ無くて本当の容姿だったらお兄ちゃんはあたしを妹としてみてくれたのかなって」
「それは分かりませんが、少なからずここに連れて来られたあの日、貴方は間違いなく越知も含め誰も信用をしていない。そんな眼をしていましたよ」
そっか
「君島君がいてくれて助かったよ」
「そうですね」
「まぁ、あのコーチにされたことは事実ですし、夢姫が行きたくないという気持ちも理由も分かりますが、それを知って居てまだ要望をだしてくるだなんておかしな人たちだ」
「そうだねぇ」
「コーチ」
「ん?何だい?」
「こっちの予選リーグ何ですけど」
「あぁ、チーム松のマネージャーする」
「竹と梅は向こうのマネージャーを使うよ」
「はい」
「他にも何かありそうですね」
「「他にも?」」
そう言ったコーチ達はあたしを見ていて
「彼らの事を近場で見ていたいのでしょう。夢姫がそう言う子だと言うことは知って居ますから」
「いいよ。近場で見ても」
その言葉に安心感を覚えたあたしに
「良かったですね夢姫」
「うん」
フリースペースに行くと何人か揃っていて
「やぁ夢姫ちゃん」
夢姫ちゃん!?
「ふふ」
「精市?」
「今不二たちと話をしていたんだ」
「そうなんだ」
「夢姫との距離を縮めたいってそう言ってくれていたからね。まずは名前で呼ぶことから始めようってそう話をしていたところだよ」
あ、それであたしの名前…
「夢姫」
「育人君」
「課題はまた後日しましょう」
「でも」
「彼らと話をするのも距離を縮めるのも、信頼関係を深めるためですよ」
あ…そっか
「跡部君はいらっしゃいますか」
「あん?」
「少しお時間を頂いても?」
「構わねぇよ」
後b君が出て行った後
「君島さんが跡部を呼び出すなんて珍しい事があるもんだね」
「あたしが指名してるからだと思う」
「「指名?」」
「一体何の」
「明日、サッカーの予選があるの。そこにマネージャーとして来て欲しいって」
「な!?」
「だけど1人じゃなくてもいいからって言ってくれたから、お兄ちゃんと跡部君指名してる」
「そう言うこと」
「まぁ同じ氷帝学園だしね。跡部も越知先輩もそして夢姫ちゃんも」
!?
「確かに小学校は氷帝を出たって言う話は俺達も聞いてはいるけど、まだ聞いてなさそうな話もありそうだね」
「へぇそうなんだ」
なんて言っている2人からは同じ空気感が溢れていて
「え…と、その…」
「冗談だよ。明日の跡部を指名したサッカーの試合って予選だろ?」
「うん」
予選か。そう言った不二君は
「それなら僕たちも見に行くチャンスはある訳だ」
「そうだね」
「でも皆は練習があるでしょ?」
「そんなのどうとにでも出来るよ」
「え?」
「まずは夢姫との距離を縮めなくちゃいけないことが最優先だ」
あたしとの距離…