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夢小説設定
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「暖かくしておけよ」
「えー」
「でなきゃ直ぐに風邪をひくのがお前だろうが。それが出来ねぇなら」
「分かった!する!暖かくする」
「それでいい」
あ、これ絶対あたしの事子ども扱いしたパターンだ…
「俺達のドリンクも温かいのにしといてくれ」
「分かった」
「あんないきいきした越知を見んの初めてだな」
「あぁ」
「それだけ俺達には信用も信頼もしてねぇんだろうな」
なんて声が聞こえてきて
「馬鹿じゃね?」
「そうだな」
「何だと」
「お前たちをここに呼んだのは」
「越知だな」
「お前たちが夢姫を信用してねぇだけだろぃ」
「んだと」
「夢姫は夢姫なりにお前たちに歩み寄ってはいるようだったがな。その為に星章にも通っていたようだしな」
「な!?」
「それに気づいていない時点でお前たちが夢姫の事を見ようとも信用をしようとしていない事もよく分かった」
「何が言いたい」
「俺達立海のテニス部は少なくとも出会って半年で信用も信頼もしてきたぞ」
「「半年…」」
「本来なら星章くらいはそれが出来ていても可笑しくはない。ということだ」
「丸井がバカ呼ばわりしたのは夢姫の事を見ようともしないでその言葉を発したからだ」
「ブン太」
「んだよ?」
「あったかいお菓子も作りたいから一緒に行こ」
「お、いいな。行こうぜ」
「あまりつまみ食いはするなよ」
「だって」
「お前じゃね?」
「いやいやブン太でしょ」
なんて話しながら
「じゃ、あたし達先に行くね」
「あぁ」
「夕食も作って待ってる」
「楽しみにしているよ」
「何作る気だよ?」
「今日はねー」
なんて話をしながら
「楽しそうだねぇあの2人は」
「まぁ立海の中でもあんな感じだったからな」
「似た者同士だからじゃろ」
なんて声も聞こえて来たけど無視だ無視と決めブン太と一緒に来たレストランのキッチンで夕食を作り始めると
「わ、我々が!」
「平気です。たまには作らせて?」
「ですが」
「夢姫に作らせてやれ」
「そうだな。夢姫も作れるだろうしな」
「温かいスープも用意しとけよ」
「あ、うん」
キッチンから出て行ったほー君とお兄ちゃんを他所に夕食を作った後、スープと温かいドリンクを作って
「さっすが夢姫だよな」
「え?何が」
「基本料理なんでも作れんじゃん」
「作れるけど、お菓子作りだけはブン太に負けるよ」
「そうか?」
「うん。だから一緒に作ろって誘ったじゃん」
「確かに」
夕食も作ってスープもドリンクも作った後、ブン太と一緒にお菓子作り
「やっぱ上手だよねブン太って」
「何がだよぃ」
「何がってお菓子作り。海外でも評価が高いくらいには上手じゃん」
食事が出来ても来ない選手がちらほら。そんな中に立海の選手たちも揃っていて
「おっせーな」
「だねぇ。でも先に食べると後が怖そうじゃん」
「だよなぁ」
なんて話せるのはきっと同じ場所で生活をしていたからこそだろう
「ちょっくら見に行くか」
「そうしよっか」
ブン太と一緒に外に出ると、まだサッカーの代表たちと話をしていて
「まだ話してたんだ?」
「いや」
いや?
「それよりも大分甘いにおいがするが」
「だって作るって言ったじゃん」
「そうだけど」
「相変わらずブン太のお菓子作りの腕前には負けるよ」
「夢姫がそう言うならそうなんだろうね」
「留学してもテニスは出来そうなのにね」
「留学してまで本格的にはやらねぇよ」
「そうなんだ」
よく分かって居ないのはきっと立海のメンバーじゃない。円堂君達の方だ
「あまり遅くまで外にいると風邪ひくよ」
「そうだな。帰るとしよう」
「あぁ」
「だが」
あたしの腕を掴んだサッカー代表コーチにガタガタと震えだしたあたしに気づいたのは立海の皆で
「夢姫のその掴んでいる腕を離して頂けますね」
「この者だって」
「い…」
「「い?」」
「やべっ」
「先輩達誰か呼んで来い」
「うぃっす!」
そう走って行ってくれたのは赤也で
「いやああああっ」
「な、何だ」
「何だって言うんだ」
慌てて来てくれたのはお兄ちゃんと修ちゃんで
「おに…」
ぐっと引っ張ってくれたお兄ちゃんの方へ倒れこむようになってしまうと
「夢姫に何をしようとした」
「何?」
「サンサンからは夢姫の事を叩こうとしたって言うのは聞いてんで。そんな大人たちや何をしようと可笑しくはないやろうけどな」
「買えるように促しただけだ、俺達は」
「それをこのコーチが夢姫の腕を掴んで連れて行こうとした」
「さよか」
「この事はコーチ達と監督にも話をして耳に入れておく。どうなるかは俺達にもわからんが夢姫に決めさせるやろうが」
「俺達は反対をするだろうな」
「そうですね。少し早すぎる気もしますが、星章を辞め立海に戻る手続きもそうそうに始めましょう」
「な!?」
「貴方方がしたと言うことはそう言うことです」
「夢姫はどうしたい」
「わかんない…」
「ということなので、予選最終試合も行くか分かりませんね」
「なん…だと」
「それがお前たちのしでかした結果がこれだと言うことだ」
「俺達の妹で、監督やコーチ共が娘だと断言している。俺達にとっちゃ他人以上の存在だ。だから俺達もむげにはしてねぇし、夢姫の言葉を優先させてきている。お前たちはそうじゃない。自分たち優先だから夢姫が信用もしねぇんだろうが。それくらい気づけや」
「何が言いたい」
「お前たちに娘や妹もいねぇって事か」
「いや、いる奴もいるんだろうが。娘の言葉も妹の言葉もお前達は聞く耳持たねぇって事だ」
「今後の事は夢姫に委ねる」
「行かない」
「これが夢姫の出した答えだ。自分たちのしでかした愚かさを恨むんだな」