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夢小説設定
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「成程な。お前に決めさせると言ったときのあの監督たちの顔はそれを物語っているのか」
「そう言うこと」
「俺達としてはお前が決めたことに反対をする理由にはならないからな」
反対をする理由にはならない、か
「どんな決断をしてもお前は俺達の妹にあることは変わりはねぇよ」
「ちょっとだけ考えたい」
「分かった」
「後は、こっちの予選と本戦の事だ」
「うん」
「予選リーグが3試合。内1試合はお前にしてもらいたいが」
「まだ予選リーグの選手名簿貰ってない」
「昨日の夜に決まったからな」
そう渡された予選リーグの選手名簿
チーム・松には
種ヶ島修二・徳川カズヤ・遠野篤京・越知月光
U-17からは
白石蔵ノ介・大石秀一郎・切原赤也
チーム・竹
鬼重次郎
U-17からは
幸村精市・真田弦一郎・跡部景吾・不二周助・仁王雅治・遠山金太郎
チーム・梅
平等院鳳凰・デューク渡辺・大曲竜二・入江奏多
U-17からは
木手永四朗・石田銀・阿久津仁
と書かれている
「意外な組み合わせ」
「だろうな。今回は中学生、高校生も入れ込まなくちゃいけねーって言うめんどくせーことがあっからな」
「だね」
「夢姫」
「はい?」
「決まったらすぐに連絡をしろ」
「え?」
「そうですね。我々でも構いませんが夢姫の場合選手たちに連絡はしやすいでしょうし」
「分かりました」
ほー君と一緒に監督の部屋を出て下に降りると
「平等院」
「アイツらと話す時間を夢姫にくれるか」
「コイツが平気ならな」
「問題ない。俺も付いている」
「お兄ちゃんがいてくれるなら、氷帝の皆とも話してくる」
「そうか。無茶はするなよ」
「ありがとう」
ほー君の所からお兄ちゃんの所に行くと空いていたスペースにいたのは跡部君と言われていた選手の他に数名。その中には亮君やジロ君、がっ君、萩君も揃っていて
「さっきぶりだな」
「そう…だね」
「お前が氷帝の幼稚舎に通っていた話は、宍戸やジローたちから聞いてる。通えなくなった原因も幼稚舎の時にあったと」
「!!」
「今はその人間が氷帝にいないとはいえ、いち生徒であったお前の心に傷を負わせたことは許せねーことだとは分かって居る」
「でもね」
「あん?」
「あたしはお兄ちゃんがいてくれたから、幼稚舎じゃなくて中等部の校舎にいた。だから幼稚舎の卒業も出来た」
「だがそれとは」
「それでも氷帝から外部受験をすると決めた時『何か変わるかもしれない』ってそう言ってくれたのは紛れもなく亮君と萩君。無理してまで氷帝にいなくてもいいって言ってくれたのはがっ君なんだよ」
「ホンマかいな」
「本当。あたしの事情を知っても離れないで氷帝でいてくれたのは4人だけだった。中学に立海に決めたのも自分の意思だからお兄ちゃんも何も言わないで後押ししてくれた。でもね、時々着てた亮君からの連絡を見てたら氷帝中等部のテニス部も変わったんだなって思えて、楽しそうだなって思う事もあった」
「そうか」
「合宿所に氷帝学園の皆がテニスをしてる所を見てなかったわけじゃない」
「見てたのかよ」
「見てたよ。見られる限り見てた。だからこそあたしが幼稚舎にいた頃の氷帝とは違うって分かった。分かってたけどそれでも怖くて氷帝学園っていう場所から…氷帝学園の皆から逃げてたのはあたし自身」
「んなことねーだろ!」
そう言ってくれたのはがっ君で
「幼稚舎でされた傷が一生消えねーって泣いてたのはお前じゃねーかよ!」
「そうだけど」
「どういう事やねん」
「コイツはテニス道具を凶器にされたんだよ。使わなくなった支柱やハンドルで怪我を負わされたんだよ。しかも背中の見えねぇような場所に」
「他にも氷帝にあった使用出来ねぇプールあんだろ」
「そう言えばありますね」
「あのプールを使ってた時に突き落とされてんだよ夢姫は」
「マジか」
「そんな事が…」
「しかも全部夢姫の背後から狙われて」
「誰がやってるか分からなかったあたしが怖くなって学校に通えなっくなった。あの時の映像がまだあの時には氷帝にあってそれでやってきた人物を出したけど」
「そんなんあってええ訳ないやろ」
「テニスをしている人間として恥ずかしいぜ」
なんて言ってくれるのはこっちが驚きだ
「氷帝学園テニス部はお兄ちゃんがいた頃のテニス部しか知らないけど」
「だからあの人は『今の氷帝テニス部なら夢姫と話せるかもしれない』とそう言ったのか」
お兄ちゃんが?
「今のお前たちになら夢姫が話せるだけの力量があると思っただけだ」
「なんでそう思えんねん」
「夢姫は夢姫なりに合宿所で見ている。そこに自分が通っている立海生がいたとしてもだ」
「それと」
「サッカーの日本代表合宿所が隣にあったのは知って居ただろう」
「あぁ」
「あれは夢姫の為に越知で用意した場所でもある。知らない人間しかいない場所で夢姫がどうなるのか分からない俺ではない。だからこそ近場で見守って居たかっただけだ」
「先輩夢姫は」
「俺が中学、高校。つまり夢姫にとっては小学生、中学生の時に俺の代の氷帝テニス部のマネージャー。中学では立海もU-17のマネージャーも兼務していた」
「マジかよ」
「今はどうか知らないけど、あたしがお兄ちゃん達のマネージャーをしてた時には小さなチョコレートを用意していたよ」
「そういや置いてあった時期があったな」
「疲れた時に食べるん美味かったわ」
「あれを置きたいと言ったのはあたしだよ」
マネージャーとして選手に気休めにでもなればと置いたのだ
「おおきに」
「今も置いてあんぜ」
「そっか」
「本戦からはお前がマネージャーやるんだろ」
「その予定だけど」
「期待している」
そう言ってくれたのは跡部君で
「頑張るね」
「あぁ」
「そういやお前はこれからどないすんねん」
「下に行くよ。皆練習してるでしょ」
「そういやしてんな」
「あたしはこれから見に行くけど」
「お前たちと一緒に行けばいい」
「お兄ちゃん?」
「行く場所が同じなら一緒に行っても問題ない」
「そっか」