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夢小説設定
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翌朝起きると目の前に雅治がいて
「ずっと一緒にいたんだ」
「おはようさん」
「おはよう」
「今日は寝起きが言い様じゃの」
「毎回寝起きが悪いみたいじゃん」
「悪いじゃろ」
ぶぅ…
ベッドから降りてジャージに着替えると
「そのジャージ姿も新鮮じゃのう」
「そう?」
「そうじゃ」
部屋から出ると
「仁王君、昨日何故部屋に…」
雅治と一緒にいたあたしに目を当てて来たのは比嘉の選手で
「なぜ無関係の人間が」
「無関係なわけないじゃろ。夢姫のジャージ見て見んしゃい」
「ジャージ?そう言えば先輩方と同じ赤いジャージを」
「夢姫は本来はここのマネージャーじゃき」
「どういう」
お兄ちゃん達も上から降りてきて
「よく寝た様だな夢姫」
「うん。おはようお兄ちゃん」
「あぁ」
ワナワナと震えている木手君に
「だからと言って」
「夢姫は立海と俺達日本代表マネージャーを1人でこなしていたがな。昨年の全国大会で夢姫にボールを当てようとしてきたこともあったが」
「仕方ないじゃない。監督やコーチが決めたことだもん。あたしが保留にしてたところで」
「こういう奴だ。だから部屋くらいは自分で選ばせようと思ったんだが」
雅治に隣だって言われたわけだ
「心配で早めに降りて来たが問題なさそうだな」
「大丈夫だよ。立海の皆がテニス道具をそんな事に使うはずがないとちゃんと中学3年間で証明してくれているもの」
「そうか」
雅治と一緒にその後レストランに行くと
「越知じゃねぇか」
「本当だ」
「でもジャージが違うような」
「あぁ」
しかもあたしが厨房に入ったもんだから選手たちも驚いていて
「なんだ、夢姫が作ってんのか」
「久々に皆に会ったから作ろうと思って。ついでだからドリンクも作るよ」
なんて言ったもんだから皆してボトルを出してきて
「相変わらずだな」
「ちょっと前まではこれが普通だったんだけどね」
「そうだな」
「じゃけどうせこれがまた普通になるんじゃろ」
「どうかな」
遠くで見ているサッカーの代表の人たちも驚いている様子が映っていて
「見てみろよ仁王。あいつ等驚きすぎじゃね」
「じゃな」
「そう言ってやるな。夢姫のと言うよりも選手の言葉に耳を傾けない大人が選んだ選手たちだ」
「皆して言葉に棘があるんだけど」
「そりゃなぁ」
「あるに決まって居るじゃないか」
なんて話をしながらも作った朝食とドリンク
「すっげぇな」
「というか作ったドリンクのヘリ早くない?」
「それだけの練習量だからな一応は」
一応…ね
朝食を食べた後、テニスコートに行くと
「もう始めてんね」
「だな」
「「え?」」
なんて声が聞こえたのは音無さんたちだ。だけど
「マネージャー復帰か?夢姫」
「なわけないでしょ。まだサッカーの予選残ってるよ」
「残ってるのか」
「うん」
練習を始めた立海の皆を見始めていると
「夢姫」
「修ちゃん?」
「上で呼んでんで」
その言葉に止まったのはサッカーの選手たちだ
「お前の復帰時期とかいろいろやろ」
「だろうね。じゃなきゃうちのお頭と監督たちが同時にあたしを呼び出すなんてしないでしょ」
「せやろうな。後はツッキーと跡部達が待っとる」
お兄ちゃんはまだ分かる。でも
「なんで跡部君達?」
「そろそろわだかまり解いとけって事やろ」
「なるほどね。まぁいいや行って来る」
「気ぃつけや」
「うん」
皆の練習を見ることもなく、背を向けると
「なんで練習を見に来たんじゃねぇのかよ」
「それもある。でも本題は別」
「本題だぁ!?」
「うっせぇな」
「アツくん、そう言わない」
「本当の事だろ」
「だってきっと皆はさ『練習見に来ていいよ』って言うのはただ練習後継を見るだけなんだよ」
「だろうな」
「でもあたしは違う。監督やコーチたちからも話があるから呼ばれてる。そこにうちのトップがいるって言うだけの話」
「あ?」
「アツ君も無茶だけはしないでね」
「ったりめーだろ」
皆と離れて監督のいる部屋に行くと
「監督?夢姫ですけど」
「入れ」
その言葉と同時に入ったあたしに
「元気そうじゃな」
「元気ですよ。でなきゃほー君やお兄ちゃん達も立海の皆も心配するでしょう?」
「だねぇ」
「あたしに話って言うのは例の話ですか?」
「あぁ」
「本来は予選だけって言う話でお前をサッカーの日本代表に貸しているっていうのは知って居る事だろう」
「そうだね。だから予選最終日の夜に戻って来る予定で入るけど」
あまりいい顔をしていない監督とコーチ達
「何かあったの?ほー君」
「お前には過酷な選択をさせるかもしれん」
過酷な選択?
「サッカーの日本代表の本戦、何試合かお前をマネージャーとして借りたいと選手たちや監督の方から申し出があってな」
「!?」
「そういう反応になると分かって居たから『本人と決める』そう伝えている」
「その言葉を聞くようなサッカー日本代表の監督じゃないとあたしは思っているけど」
「ほう」
「それは一体」
「あの監督とコーチはあるサッカーの日本代表選手に『いけんするな』そう言っていた」
その言葉に反応を示したのは同じ監督だ
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