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「なんだかウズベキスタンの選手疲れてきているようだけれど」
「まだ気づいていないのかい?君たちははまったんだよ」
「そういうことか」
「お前は何かを知って居るな」
「こっちの監督の特訓の所為かって所かな」
「どういう」
「バトンリレーの特訓はこういう意味だったのね」
「今日の彼等は普段の2倍以上走っている筈です」
そうなんだ
「無限の体力では無かったんですね」
「無限に体力が続く者などいませんよ」
そしてフラフラになったタイミングで
「そろそろ終わりにしようか」
野坂君がボールを奪った直後一気に攻め込んだ日本代表は得点を決め2点リードをしてウズベキスタンに勝利をしていて
試合後ロッカールームに入って行った男の人が出て来たのは直ぐで
そのままバスに乗り込もうとしたのに打
「そんな逃げるように乗らなくてもいいだろう?夢姫」
「どうせ、予選の時に合うからよかったじゃない」
「馬鹿を言うな。あの時仁王が誰よりもお前を心配していたのを知らないはずがないだろう」
「まぁそうだね」
なんて話をしていると次々と出てきたサッカーの日本代表
「越知?」なんて声が聞こえているが
「精市に例の事を話したのは仁王の為でもあるが」
「やだなぁ、あたしがいなくても雅治のペテンは磨きがかかってるじゃない。しかも雅治工業科に行ったんでしょ」
「あぁ」
「今更立海に行ってもなぁって思う事もあるけどね」
「バーカ。科が違うだけで部活は同じだっての」
「あのねぇ」
「本当にあの越知が普通に話してる」
「しかも」
「他校生だよな。確か」
「立海大とか言ってたよな」
なんて選手たちも聞いていて
「いい機会だ。俺達の事を教えといてやろうか」
「教える必要ある?立海生が誰もいないのに?」
「立海生がいれば直で俺達の誰かに連絡が入る」
「それもそうだけど」
「一体」
「立海大附属の方ですよね。ここにいると言うことはテニス部の方でしょう」
「あぁ」
それに驚いているのはこの間話さなかったメンツだ
「昨日も話したでしょ、『神の子』」
「そう言えば言っていたけど」
「一体」
「幸村精市。立海大附属高校の部長だよ」
「マジ!?」
「ふふ。少し早く終わったようだしね。夢姫を少し借りてもいいかな」
「いいんじゃないですか」
「それじゃ、遠慮なく借りて行くよ」
「あたし、モノじゃないんだけど」
「でも宿舎に戻ってからでも」
「俺達が入っても平気ならそれでも構わないけど」
「問題は無いですよ」
なんて話をしていて
「なら宿舎で話そうか」
「その前に仁王もそろそろ来るだろ」
「だな。アイツが誰よりも夢姫を心配するからな」
「ペテンをしてまで見に行くくらいだしな」
「とうの本人はすぐに気づいていたようだが」
「マジか」
「赤也が背後から抱き着くなんてしてみなさいよ」
「こえーからそのトーンで言わないで欲しいッス」
「ま、赤也はあたしに怒られるようなことをするような後輩じゃないことくらい知ってるよ」
「まじっすか!?」
「本当。立海大であんたの練習光景どれだけ見てると思ってんの」
「そうっすね!」
まったく
「そろそろかな」
なんて言った精市の言葉の直後
「お前さんは本当に俺を心配させる奴じゃのう」
なんて聞き覚えがありまくりの優しい声が聞こえてきて
「え?」
「どこ?」
なんて思われている雅治はペテンすらしないで普通に来ていることに驚いていると
「なにあのチャラそうな人」
「だって。雅治」
「酷い女じゃのう」
「あたしが言ってるわけじゃない事知ってるくせに」
サッカー代表の宿舎に戻ってきたあたし達と立海メンバー
「俺達だけで少し話をしたいから待っててくれるかい」
「あぁ」
あたしの手を引いてくれたのは雅治で、部屋に着くと
「夢姫、ここに来てから寝てないだろ」
「ばれてたんだ」
「お前の顔を見て気づかないのは俺達くらいだ」
「全く。寝られんのなら最初から」
「だって三船監督たちからの指示も入ってたから仕方ないでしょ」
「む」
「それにこの事はあたしには去年の内に話が決まって居たと連絡も来ていてそれでも十分悩んだよ」
「確かに悩んではいたけど」
「抱えきれなくて俺と精市には話して来たがな」
ベッドに座った雅治の膝の間に入れられたあたし
「雅治?」
「すこし寝んしゃい」
「でも」
「大丈夫だよ夢姫」
「そうですね。少し休んだ方がいいでしょう」
「そうする」
==
「寝たな」
「その様だ」
「だけどよ、このままじゃ夢姫が起きるまでずっと仁王くっつかれたままだぜ?」
「俺は別に構わんがの」
「俺達が困るからね仁王」
部屋のドアのノックが聞こえたかと思えば夢姫と同じ学校の生徒だと言う選手が入ってきて
「どうかしたのかい?」
「アイツは」
「アイツ?」
「越知だ」
「今は寝ているよ。無理はさせられないからね」
「どういう」
「夢姫はこの宿舎ではほとんど寝ていないよ」
「な?」
「夢姫からある程度の話を聞かされている。『調べて欲しい事がある』なんて頼みごとをしてくるような子じゃない事も俺達は知って居る」
「なんで」
「俺達と君たちじゃそれだけの付き合いも信用も信頼も夢姫からはされてないんだよ」
「!!」
「俺達立海生が音無さんたちを信用していないのと同じようにね」
「どういう」
「精市。そろそろ起きるぞ」
「それは助かるよ」
「だが寝起きの夢姫の機嫌が悪いのを知らない俺達じゃないだろう」
「流石に仁王の前では無いんじゃないか」
ベッドから出て来た仁王を見た立海生は
「仁王が来れるくらいには起きてるね夢姫」
「駄目じゃな。寝起きが悪すぎるじゃろ」
「今日は引っ付きムシタイプか」
「だろうね」
「「これで起きてんのかよ」」
「起きているよ」
「夢姫ー」
「ムリ」
「予選には帰って来るんだろうが」
「弦ちゃんキライ」
ピシリと固まった真田を見た立海生に
「無理矢理引き離そうとするから」
「帰るまではこのままかも知れんのう」
「だな」
==
「雅治…?」
「そうじゃ」
「やっといつもの夢姫に戻ったかよ」
「久々にこんなに寝た」
「だろうな。久々にアレも聞いたしな」
あれ?
「お前の寝起きの悪さだ」
「仕方ないじゃん」
寝起きが悪いのなんて
「夢姫」
「うん?」
「こっちの予選はあと1試合なんだろう?」
「の予定だけど」
「俺達の予選で待って居るよ」
「分かった」
「無茶だけはするんじゃなか」
「無茶なんてしてないよ」
「目の前に黙ってする奴がおるから言うんじゃ」
「それは仁王に同意見だぜぃ」
「ブンちゃんまで酷い」
「にゃろ」
部屋を出て一緒に歩いていると
「まだいたのか」
「居てはいけない理由にはなって無いですね。ある選手に『監督とコーチにいけんをするな』と言った貴方方です。それは選手の話を聞くなんてことはしない。という意味合いでしょうし」
「別競技の人間が」
「それを言ったら夢姫はその人間ですけどね。別競技の人間がサッカーのマネをさせられている。テニスの方のマネをしている音無たちも同じですが」
「ん」
「そもそもお互いに貸し出している。ということを自覚した方がいい」
「何」