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夢小説設定
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翌日
「さぁアジア予選!日本にとっての第3試合が始まろうとしています。グループリーグで2勝を上げている日本はこの試合に勝てば本戦出場に王手となります!」
ノートにそれらを書き込んでいると
「対するウズベキスタンは非常に高いスタミナを有しており、エターナルダンサーズの異名を持っています」
なんて言われていて
「日本はどこまでその体力に食い下がって行けるのか!?そして今日の日本、円堂に代わって西蔭がキーパーになっています」
あたしの後ろのベンチには見覚えのある姿が数名
「本当に来たんだ?」
「当り前じゃないか」
「試合が終わるまでは大人しくしていよう」
「だな」
なんて話をしていて
「赤也がこれで大人しくなった試しが今までないじゃない」
「それも言えてはいるけどよ」
「趙金雲監督、厳しい戦いが続く中ゴールキーパーを休ませるという選択でしょうか!?」
「そう言えば監督、キャプテンマークは誰に?」
「出場選手の誰かが付けないといけないのでは?」
「そういう決まりにはなっているけれど」
「ちゃーんと適任者に渡すつもりですよ」
適任者?
試合が始まったと思ったらいきなり得点を取られてしまって
「司令塔がいなくなったのは大分痛いですね」
「何が言いたい」
「今までは鬼道君や円堂君と言った司令塔がいたからこそ回っていたチームだと言うことですよ。その2人がいないチームがどうなるかなんて容易に想像がついたでしょうに。ま、選手の話を聞かないコーチにはあたしのはあ無なんて小娘が何かを言っているくらいにしかとらえていないんでしょうけど」
「「!!」」
「越知さん!」
「本当の事だもの」
あっと言う間に2得点目を入れられてしまった日本代表
「夢姫ってばよくこんな試合見てマネなんかしていられるね」
「好きでやってるわけじゃないって知ってるくせに」
「え」
「誰だ」
「さぁ」
「だから、早々に云っただろ夢姫」
「…」
「言った?」
「越知さんに何を」
「夢姫のいるべき場所は星章学園じゃない。立海大附属だ」
「またその話?」
「戻って来いと言っただろ?俺達常勝王者立海大附属に」
「「!?」」
「その話はまた今度ね、精市」
「どうせ本戦にはテニスの方に来ると聞いてはいるがな」
「なら今話さなくてもよかったじゃない」
0-2と1得点も入れられないまま前半が終了して
そんな時、コートに入って来たのは王帝月ノ宮の野坂君で
「面倒な奴が帰って来やがったぜ。で?もう体はいいのか」
「心配をかけたみたいだね試合前の検査がギリギリになってしまって」
「ってことは試合に出られるのか」
「あぁ」
なんて会話が聞こえて来たかと思えば
「戦術の皇帝と呼ばれている男だなアイツは」
「へぇ皇帝…ね。どっかの誰かさんとは真逆のタイプみたいだね」
「だな」
「彼女は一体」
「予選までのマネージャー代理ですよ」
「そうですか」
立海の皆を見て少しだけ固まった野坂君
「王者立海大、勢ぞろいということですか」
「どういう」
「彼女は大きな大会には全く顔を見せなかったことで有名な立海大テニス部のマネージャーだよ」
「よくご存じで」
「マジかよ」
「本当だよ。昨年のテニスの全国大会にも彼女は顔を見せてはいない」
「な!?」
「間に合ったようですね」
そう話して来たのは監督で
「野坂君、これを」
そう渡していたのはキャプテンが付けるためのもので
「キャプテンとして、円堂君のピンチヒッター頼みますよ」
「はい。精一杯やってみます」
基山君を出して野坂君が入ったグラウンド
「なんで野坂が戦術の皇帝だとすぐに分かった」
「そう易々と自分の情報は出してなんかくれないからね。立海大の参謀は」
「!?」
「そう言えば雅治は」
「来るとは言っていたが」
来るとは言っていた?
「一緒に来るかと思ったのに」
「会いたかったか」
「まさか。この間ペテンまでして蓮二と一緒に来てたじゃない」
「さすがだな」
「あれで分からなかったらアイツの彼女なんて務まらないからね」
「そうだな」
後半に入って雰囲気が変わった日本代表
「彼、司令塔なのね」
「その様だな」
その直後1得点を取り返した灰崎君と吉良君
「成程。戦術の皇帝と言われるゆえんはこういう所かも知れないわね。彼のサッカーは美しいわね」
「そうだな」
「そして早いね」
そしてあっという間に2得点目を決めた野坂君
そんな中仕掛けて来たのは向こうの選手たちで
「審判もグルだな」
「みたいだね。なんなんだかこの試合は」
「夢姫は飽きてるんだろうね」
「大分。ま、そこまで分かってる精市も流石だけど」
敵意むき出しの獣は向こうも同じだけど
「グリッドオメガver2.0」
その吾ウズベキスタンの選手はグラウンドに転がっていて、その間に得点を決めた野坂君
「どういう理由があれグリッドオメガの為だと知って居たら特訓に身が入らなかっただろう?」
「しかしそれをここで使うとはな」
「こういう時にこそ活きる技だと思ってね」
「確かに」
なんて言ってはいるけれど「汚いぞ」と言って立ってきたウズベキスタンの選手
「僕の国を攻めてくる人間は誰であろうと叩きのめす」
「これは、公式な世界大会だ。こんな事をしてタダで済むと思うなよ。審判!」
そうジャッジをしてもらおうにも審判も変わって貰っていたのは知って居る
「前半と主審が違う?お前、何をした!」
「さっきまでの主審の人不正な事をしてたのがばれたみたいで急遽交代になったらしい」
「貴様!卑怯だぞ!」
卑怯…ね
「卑怯だって?笑わせないで貰いたいね」
ん?
「サメが小魚を卑怯だと言うのならそうなんだろうね」
「な、なんだと」
「お前たちはコイツの怖さを知らないらしいな」
野坂君の怖さ?
「教えてやるよ。コイツはな目的の為なら手段を選ばない冷酷な男だ」
へぇ
「灰崎君、それは聞き捨てならないな。知ってるはずだよ僕は崇高な目的のために動いている」
崇高な目的ね
「そう言えば君たちには言っていなかったね」
なんて話した野坂君は
「僕はこの手で、世界を変える」
そう話をしていて