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夢小説設定
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「で?お前らは何するつもりだし」
「次の対戦相手、体力オバケらしいよ」
「へー。それで走りこんで持久力上げようってか」
やることがばれてしまったらしい日本代表の監督たち
「ま、選手たちの話も聞かないような監督とコーチじゃ底が知れてんだろ」
やっぱ話をしてたんだ
「お前達は違うと言うのか」
「選手間の揉め事は選手間で解決すんのが俺達のやり方や」
「そんなに大きな揉め事も今までなかったしね」
「だな」
「チームに分かれてリレー対決をしてもらいます」
リレーね
「スタミナ特訓じゃないのか」
「スタミナの在る相手を打ち砕く方法がスタミナを使うとは限りませんよ」
「リレーということはどちらかと言うと瞬発力か」
「いや、持久力も上がるぞ」
「どういう事ですか」
「なんだお前ら気付いてねぇのかよ。マラソンや陸上でもそうだけどよ走りこめばこむほど自分に体力がついて、どんどん持久力が上がる。走るだけが持久力をあげるわけではないがな」
「どういう」
「夢姫の兄貴は毎日の日課で歩いてんぜ」
「いいなぁ」
あたしもお兄ちゃんとお散歩したい
「夢姫も同じくらい歩いてるけど夢姫に関しては『散歩』くらいにしか思ってねぇだろ」
「え?」
「マジ?」
「うん。だって東京から神奈川まで歩いてくるくらいだよ?」
「確かにな」
「大分距離があるように感じるけど」
「歩いたりするのが苦手な人には大分距離はあるよ。でもあたし的にはその距離くらい歩いてやっと長距離の散歩って感じかな。実家は東京だし」
「そういや星章に来る前は立海にいたって話だよな」
「そうだけど、それがどうかした?」
「なんであんな学校から東京の学校に来た」
「確かに。立海のままいてもよかったじゃねぇか」
「そうね。だからこの予選が終わってテニスに戻ればあたしも立海に戻ると決めている。その為の交渉もしてくれているし」
「なんだ」
「サンサン動かないってゆーわりにはしっかり動いとるやんか」
「ま、夢姫が決めた学校を自分で出る馬鹿じゃねぇことくらい気づかねぇ俺達でもねぇけどな」
「やな」
「そういやでもなんでリレーなんだ」
「1人の走行距離は15m。チームで四角形を作りバトンを渡し続けてください」
「どんな理屈だ」
「チームの出発点にはティッシュを置いてあります。最後の走者はバトンを渡したらティッシュを1枚取ってください。これでティッシュが無くなるまで走り続けますよ」
夕方までその練習を続けていても
「同じだけ竜君が走っても息1つ乱してないよ」
その言葉に選手たちが竜君と修ちゃんを見ていて
「マジかよ」
「寧ろ竜二はお前らの倍走ってんで」
「ま、U-22の中でトップクラスの持久力を持ってるしね」
「やな」
「何なんだよこの特訓。こちとら陸上選手じゃねぇっての」
「では今日はここまで。後はゆっくり休んでください」
なんて戻って行った監督とコーチ達
「お前は戻らねぇのか」
「2人と少し話をしてからね」
「あ?」
グラウンドを出て2人と話をしていると
「夢姫」
「お兄ちゃん」
「散歩か」
「あぁ。それとお前の様子を見に来た」
「元気だよ」
「それとしっかり寝た様だな」
「修ちゃんにも同じこと言われた」
「そうか」
他の選手たちも陰で見ているのが分かって居て
「あのデカイ男は一体」
なんて声も聞こえてきている
「少し歩きに行くか」
「一緒に歩いたらお兄ちゃん達と一緒にいたくなっちゃうからやめておく」
「そうか。ならば明日お前のジャージを持って来よう」
「ありがとう」
「問題ない」
頭をポンとしてくれるお兄ちゃんの手は何時も大きくて
「予選、楽しみにしている」
「うん」
なんて話をした後、3人帰ってしまい
「なぁ」
「うん?」
「あのデカイ男、星章のお前が来た初日も一緒にいたよな」
「だってお兄ちゃんだもん」
「「は!?」」
「身長2m超えだしね」
そりゃ、デカイってなるわ
「じゃ、俺達も宿舎に戻って風呂にでも入るか」
「そうだな」
なんて言ってはいたけど風丸君が
「待ってくれ皆」
「何ですか、風丸さん」
「すまないが皆にはこれから別の特訓をやって欲しいんだ」
別の特訓ね
それこそ、どよめきが選手たちの中にはあって
翌日、円堂君が捕まったと連絡が入ってきて
「何をしたの」
「違う。円堂さんは何もしていない」
「何も?」
「えぇ。私を守ろうとしたら不良たちが勝手に突き飛ばされたような演技をしたの」
へぇ
「また誰かさんの差し金じゃねぇのかよ」
「いや、組織的な策略かも知れない」
組織的…
「一体この大会はどうなってやがるんだ」
「精神的なチームの要である円堂を潰して日本を負けさせようとする魂胆だろうな」
「もしくはこの日本代表にいて欲しくない人物。と言ってもいいでしょうね」
「越知さん」
「仕方ないですねぇ、次の試合は円堂君なしで行くしかない様です」
「「監督」」
「え?」
「でも我々にはまだ優秀なキーパーはいますからねぇ。西蔭君頼みますよ」
「え?俺ですか」
「はい。貴方です」