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夢小説設定
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翌日
イナズマジャパンは試合は無く練習になっていて、あたしも支度をしていると
「「バス?」」
「なんで」
なんて思っている選手たちに
「随分と早いなぁ」
「どういう」
バスの中から降りて来たのは、育人君とお兄ちゃん。それと
「夢姫せんぱーい!」
なんておもいっきりタックルをかまして来た赤也に蓮二だ
「いらっしゃい」
「悪いな。どうしても赤也が行きたいと聞かなくてな」
「だと思った」
「柳先輩も夢姫先輩もひどくないっすか」
「全く」
「例のドリンクは出来上がってるよ」
「流石です」
「普段通りには作ってるけど、自分たちで濃さを調節してね」
なんて先に瓶を渡すと
「あいつ等であの量を持てるのかよ?」
なんて聞こえてきて
「随分と甘く見られたようだな」
「彼等よりも力はあるよね」
「そうだな」
お兄ちゃんが2つ。赤也が2つ、蓮二が1つ持ってバスの中に入れに行っていると
「さて夢姫。約束通り少し話をしましょうか」
「うん」
フリースペースで話すことにしたあたし達になにか興味を持ったらしい灰崎君たちも聞き耳を立てていて
「はぁ」
「蓮二?」
「陰でこっそり聞くくらいなら堂々と聞けばいいだろう」
なんて言われている選手数名
「よく気づいたな」
「気づかない方が可笑しいがうちの赤也も気づいてなかった様だしな」
「それは夢姫先輩や柳先輩だから気づけるんっすよ」
「どうだろうな」
なんて話をしている2人に
「エキシビジョンの予定が変わったことは昨日話をしたので知って居ますね」
「言ってたね。もしかしたら予選の第2試合とエキシビジョンが重なるかもしれないって」
「えぇ。ですがそのまま予選に我々も入るので」
「全試合見たかったんだけどなぁ」
「諦めろ」
ちぇ…
「まぁこっちの試合結果次第ではお前たちも見には来れるんじゃないか」
「じゃあ3タテで勝たないでね?」
「エキシビジョンは」
「興味ない。どうせ負けるって目に見えてるもん」
「そうですか。では夢姫にも渡しておきましょう」
あたしにも渡しておく?
育人君から手渡されたのは予選表のメンバーで
「予選ではこのメンバーの中からであれば急遽帰ることも出来ると言うのは知って居ますね」
「まぁ」
リストを見ると
「お兄ちゃんがサブちゃん以外の人と組むなんて珍しいね」
「それもそうですが」
「というよりも皆、高校生と組んでない?このリスト」
「正解です。今回の試合では中高生も合わさって居る仕組みになっています」
「なるほど、だから中学生の赤也もいるわけだ」
「そうっす!」
「後で雅治に八つ当たりされないようにね?赤也」
「うぇ…」
蓮二の事だから雅治じゃなくて精市たちには言いそうだけど
「なんだか随分と」
「予選までには修ちゃんも来るんだね」
「えぇ。なので種ヶ島と一緒に来てもらおうとも考えたのですがその件もあってこちらの予選と、そっちの予選が終わったタイミングでのマネージャー交代としようと思っているのですよ」
えー…
「そういう顔をするとは思いましたが、ではこうしましょうか夢姫」
「うん?」
耳元で育人君に交渉を持ちかけられると
「いいんだ?」
「勿論です」
「分かった」
「交渉成立です」
そう立ち上がった育人君とお兄ちゃん
「お前たちはまだ少し話してきて構わない」
「すぐに戻ります」
お兄ちゃん達がバスに乗り込んだ後
「なんでお前たちは」
「なるほど。お前が『フィールドの悪魔』か」
「!!」
「うちの『悪魔』とは対照的だな」
「どういう意味だ」
「同じ『悪魔』でも赤也の方がまだ可愛げがあるなぁと思ってね」
「そうだな」
「そうだ」
「ん?」
「蓮二も赤也も」
「なんだ」
部屋に戻って取り出して2人の所に戻ると
「これ持って行って」
「これは」
「お守り。立海生何人選ばれたか知らないから。人数分作っちゃったけどお兄ちゃん達も持ってるものだし、立海生に渡したところで何の違和感も持たないよ」
「そうか」
「俺もいいんっすか!?」
「要らなかった?」
首をぶんぶんと降っている赤也は
「欲しいっす!流石夢姫先輩っす!」
「そんなに喜ぶとは思わなかったけど」
「渡しておこう」
「ありがと」
椅子から立ち上がって入り口まで話しながら歩いていると
「越知」
「鬼道君?」
「なぜ全く知らない奴等と」
「悪いけど、全く知らないわけでも関わりがなかった訳でもないからね?彼らは」
「どういう」
「彼らとあたしは同じ立海生。そしてこれから始まるテニスの試合に呼ばれている選手」
「何だと」
バスに乗り込んだ蓮二たちを見ると
「では夢姫」
「本戦の時に」
「あぁ」
バスの窓際にいる赤也を見たあたしは
「寂しそうな顔をしちゃって」
「誰がだい?」
「立海大のエースにして立海の『悪魔』」
「な!?」
お守りと一緒に渡した手紙をきっと立海の皆と呼んでくれると思って蓮二に渡したけど、大丈夫なんだろうか
「その割にはお前も寂しそうじゃねーか」
「あたし?」
「他に誰がいるんだよ」
「ヒロト、言い方」
「本当の事だろうが」
「大丈夫気にしてないし」
「そうかい?でも寂しそうなのはヒロトに同意見かな」
寂しそう…ね
「ま、そんなに待たずとも元居た場所に戻れるからそうでもないんだけどなぁ」
「それは一体」
「サッカーのマネージャーがあの2人だけだと思っていたの?」
「そこにキミがいるじゃないか」
あー…そういう勘違いね