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夢小説設定
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次の瞬間、韓国の選手たちは日本の選手を押し始めていて
「な!?」
驚いているのは日本の選手たちだ。いうてあたしはそんなに驚いていないけど
「なんでお前は落ち着いていられる」
「何でだろうね」
「まさかお前韓国の」
「なわけないでしょ」
あんなのあたしが受けたことに比べたらまだ優しい方だ
ラフプレーをしながらも先に点を入れたのは韓国だ。だけど日本の選手だってきっと負けず嫌いが多そうなチームだ
「え?何、あれ」
「越知さんでも知らないの」
「知る訳がないでしょ」
むしろあたしがこれを知って居たら驚きだ。なんて思いながらも日本が得点を入れて1-1となっている
「韓国の選手、何か仕掛けてくるね」
「どういう」
「あたしにも何をするか分からないけど」
あの顔は何かを仕掛けてくるときの顔だ
その瞬間膝を抱えてグランドに横に倒れた豪炎寺君の姿があって
「!?」
「越知さん?」
「救急セット用意して」
「え?」
「膝を抑えているという事は膝をやられてるでしょ。急いで冷やさないといけないから」
スプレーで冷やした後ベンチに戻ってきた豪炎寺君
「一体何があった」
「分からない」
分からない?
だけどお互いその後も一歩も引かず、1-1のまま前半戦が終わっていて
「大丈夫か豪炎寺。ダメージは大きいのか?後を引きそうなのか」
「おいおい。俺は医者じゃないんだ。怪我の大きさは分からない」
「一体何があった」
「そういや、お前も『何か仕掛けてくる』っつったよな」
その言葉に驚きを隠せていないのは試合でコートにいた選手たちだ
「言ったわね。選手の顔を見ればそれくらい分かる」
「何?」
「それはサッカーだけじゃない。どのスポーツに関しても同じ。勿論テニスだって同様の事」
なんて話をすると
「見えなかった。あの瞬間、何かが光ったんだ」
何かが光った?それで接触して怪我までする?
「気が付いた時には」
「敵が反則行為を行ったとでもいうのか」
「分からない」
「それにしてもこの試合、何かおかしい」
「あぁ。目に見えない何かが蠢いているようだ」
なんて言って居る中、あたしのスマホが着信を知らせて来ていて
「監督?」
その言葉にあたしの方に視線が来るのが分かった
「もしもし」
「儂だ」
「知ってますよ?お兄ちゃん経由?それとも」
「君島経由だ」
育人君経由か
「何かありました?あたしが戻るのはまだ先でしょう」
「あぁ。そのことでな」
そのこと?なんて思っていると育人君に変わっていて
「そちらの予選は全て出ていただいて構いません」
「うん」
「ですが予定が変わったのはこちらなのです」
予定が変わったのはテニスの方?
「明日、行われるはずだったエキシビジョンが延期になりました」
「なんで」
「それは私にもわかりませんが…エキシビジョン夢姫は見に来るのでしょう」
「の、つもりだけど」
「エキシビジョン、恐らく次の貴方方の予選と重なります」
「!!」
「なので夢姫にはそのままそちらのマネを頑張っていただきたい」
「出来るかな」
「出来ますよ。我々のマネージャーの仕事をたった1人でこなしているんです。それをテニスからサッカーへ一時的に変えた所で出来ないわけがないでしょう」
育人君…
「夢姫」
「うん?」
「作っておいてくださいね」
「え?」
「明日取りに伺いますので。その時に少し話をしましょうか」
「分かった。支度だけしとくね」
「助かります」
「観れたら見とくよ」
それだけ言うと切れたスマホに
「なんの電話だ」
「予定が変わったって話」
「「予定が変わった?」」
「そう」
「それは今『監督』と言っていたことと何か関係がしているのか」
「してる。まぁ明日の夜には分かることだけどね」
「明日の夜か」
何。そう言ってはいたけど
「そうか。豪炎寺、こんな所でお前を失う訳にはいかない」
きっと彼らは彼らなりに何かがあるんだろう
「俺はお前と世界に行きたいんだ。お前と、円堂と」
観客席を見ると、お兄ちゃんと目が合って
「何かあったか」
「やっぱ直ぐに分かるか。流石はお兄ちゃん」
「どういう」
「育人君に相談するの忘れちゃった。すぐに見てくれるお医者様はいるかな」
「調べておこう。今日中に見て貰えるように」
「ありがとう」
直ぐにスマホを取り出して何かを始めたお兄ちゃんはきっとすでに育人君には連絡をしてくれているんだろう
「話には聞いていましたが、ここまでの事を仕掛けてくるとは」
「牙をむいてきましたね。オリオンの使途たちが」
オリオンの使途?
「ヒロト君、アップをお願いしますよ」
「やっと俺が必要だって分かったようだな」