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夢小説設定
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次々と決まっていく中
「そう言えば」
「なんだ」
「雅治は?」
「アイツなら柳生に負けていたけど」
はい!?
「じゃあ入り口に行けば会えるかな」
「どうだろうな」
「まだ試合が終わったわけじゃないからね夢姫」
「だね。と言うよりもやっぱり最初から気づいてたでしょ?精市」
「当り前だろう?」
次の試合、コートには行ったのはブン太とジャッカルはブン太が勝ち
「やっぱ、赤也も呼ばれてたかぁ」
「あぁ」
「赤也って」
「立海大付属中学3年切原赤也。立海大のエースだよ」
「な!?」
「だがエースと言う割にはポイントが取れていないようだが」
「まぁあの蓮二が相手じゃね」
「そりゃ、別格でしょ。立海大ビッグ3は」
「え?」
「そっか、皆は知らない人の方が多いか。立海大附属は常勝、王者立海と言われているわ。そして今赤也と試合をしているのは立海ビッグ3の1人柳蓮二」
「な!?」
卒業までに倒したかったのに、それすら敵わずあたし達は高校へ。それもあたしは他校へと決まってしまっていた。
「な…」
「「何でだよ」」
「とお前は言う」
散々誰よりも赤也の事を見てきている蓮二だから
「審判。この柳蓮二、棄権する」
!?
「まだ俺はこっからっすよ!!」
「そうだ。お前はこれからだ。この代表合宿、お前が残れ」
蓮二…
「じゃあ皆は先に隣の合宿所に戻ってね」
「お前は」
「ちょっと話してから戻るから」
入り口まで走って行くと、丁度負けた人たちが揃い始めていて
「仁王」
「なんじゃ」
蓮二たちの声が聞こえるほど近くにまで行くと
「夢姫。なんで」
「隣にいるから」
「さよか」
「でもね?」
まけてもただ帰るだけじゃないと話すと
「どういう意味じゃ」
「負けた選手はここに帰って来るときには強くなって帰ってくる。弱いから負けたわけじゃない。強くなるために負けたの」
「そうか。なら」
「あたしはここで待ってる」
「絶対に帰ってくるけんのう」
「うん」
負け組が揃って皆がバスに乗りこむとき
「夢姫」
「蓮二?弦君も」
「あまり根詰めるなよ」
「お前は何でもため込むからな」
流石3年間一緒にいただけあってそう言う所は見抜かれちゃうか
「ありがとう。きっと蓮二たちが今から行くところはここよりも過酷な練習が待ち受けるけど、立海の皆なら乗り越えると信じてるよ」
「あぁ」
「過酷な練習程燃える男がここにはいるからな」
確かに
「雅治の事もお願いね」
「あぁ」
バスに乗り込んだ2人を見届けると、やっぱり寂しくなって
「夢姫さん」
「比呂君」
「仁王君からの預かりものですよ」
預かりもの?
そう渡されたのは雅治の高校のジャージで
「なんで」
「1組多く作っていたらしく、『夢姫に渡しといてくれ』と言われたので」
「馬鹿…」
「隣にいるのでしょう?」
「うん」
「またすぐに会えますよ」
「だね。じゃあ、あたしも行かなくちゃいけないから」
「えぇ。お互いに」
「頑張ろうね。精市たちにも伝えておいて」
「はい」
隣のサッカーの施設に戻るとストレッチをしている選手がちらほらいて
「戻ってきたようだな」
「えぇ」
「だがなんか男物の匂いがするが」
「そりゃ、あれだけの中にいたら移るでしょ」
「いや、もっと近くに寄らないと移らないだろうな」
近くに。ということは雅治の私物でと言う事になるんだろうか
「では皆さんに特別ゲストを紹介しますよ」
そう来ていたのは
「スペイン代表キャプテン、クラリオ・オーバーさんでぇす」
「よろしく」
「クラリオ・オーバン」
「世界のプレイヤー」
「願いが叶ったな」
手をパンパンとやった監督は
「はーい。ではみなさーん。クラリオさんにお手合わせ願いますよ」
その言葉にどよめきを隠せていない選手もいる中
「お手合わせだと?」
「今から?」
「ちょっと待て!…あぁいや待ってください監督。こっちには18人もいるですよ」
「構わない」
1人で相手にすると言う事なのだろう
日本代表が全員グラウンドに入っていて
「では始めてください」
監督の言葉と同時にホイッスルを拭いたあたしの手には既に記録を入れるための版を持っていて
「すげぇなアイツも」
「あぁ」
確かに1人で全選手抜いて『ダイヤモンド・レイ』という技まで出してきているスペインのキャプテン
「風神・雷神!」
それでも城に押されてしまっている円堂君は得点を許してしまっている
「すごい…」
「全員でも歯が立たないなんて」
「少しはレベルが上がったようだな」
「お前の目的はなんだ」
「私は日本のサッカーが好きになったのだ。以前戦って、貴方達の気持ちのいいサッカーに魅了された」
気持ちのいいサッカー?
「サッカーとしてはレベルが低かったがな」
「嘲笑いに来たのか」
「今の日本は以前とは全く違うようだ。本物の選手の目になっている。そこの彼女も違うスポーツ関連なのだろう」
「よくご存じで」
「いい兆候だ」
「高みの見物か」
いい兆候…ね
「あぁ。正直そのつもりだった」
そのつもりだった?
「しかし考えが変わった」
「何?」
「以前の日本は我々に遠く及ばない実力だった。しかし私は昨日日本のある選手の練習を見てしまったのだ。それを見て私は滞在予定を短縮し国に帰ることにした」
へぇ
「日本を迎え打つ特訓の為にな。その者のプレーは私を驚愕させた。日本のレベルは我々に迫りつつあると感じたのだ」
「本当か?」
「誰の事だ」
フフフと笑った選手は
「そうか、気づいていないのか」