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夢小説設定
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「全ての返し球を返されて万策尽きた様だな…不二」
「不二はずっとあえて2番手に甘んじて来た。手塚は超えられない」
「知っていたのか幸村」
「つい最近まで俺も騙されていたよ。仁王のイリュージョンは真田にもそして俺にだってなれる。立海で最も恐ろしいコート上の
なのに
「6球目」
「「!?」」
「何でこの期に及んで才気煥発の極みだなんて」
だけど
「こ、こんな事が」
「もう宣言された6球を超えてるのに…」
不二君を見ると眼を閉じていて
「そういう事」
「どういう」
「不二君、目を閉じてるんだよ」
「な!?」
「今の彼はとんでもなく神経が研ぎ澄まされている。来た打球を素直に返しているだけなので、相手に次の手を読ませていません」
「ゲーム不二5-5!!」
「やっぱ巧いね、不二君」
「あ…あぁ」
目を閉じたままげーうを取って言った不二君は6-5という形まで行っていて
「おいおい」
ペテンを解いてどうするの?雅治
「手塚国光ってのも意外と使えんぜよ」
「君は…本物の手塚の足元にも及ばない」
!?
「さっきのサービスゲーム才気煥発で誤魔化したみたいだけど」
誤魔化した…か
「零式サーブ4本で勝てた筈なのにあえて打たなかった。…いや打てなかったんだ」
雅治に限って…そんなこと…
「それを見てピンと来たよ。君のイリュージョンも完璧じゃないんだってね」
「プリッ」
そう今度ペテンしたのは四天宝寺の白石君で
「あ、あれは四天宝寺の白石じゃ!?」
「ククク…おまんは勝たさんぜよ」
「悪いけど」
そう振り返った不二君は
「僕は同じ相手に2度負けない。第6の返し球『星花火』」
花火?
「今不二君、花火って言ったよね?」
「言ったな」
「あぁ」
「ククク」
「雅治?」
「得意のカウンター全て返されたからって嘘はいかんぜよ、嘘は」
「まぁ常識で考えてあの短期間でおいそれと新しい返し球が出来る筈もないですね」
「仁王先輩にペテンとは大した度胸だぜ」
「でもあの不二君はそれが出来た」
「どういう事だ」
「『
「な!?」
「プリッ嫌だよなぁ。そんじゃ同じ相手に2度負けて貰うナリよ」
トリプルカウンターから始まった返し球を打っては打ち返される試合
「そのヘカトンケイルの門番もやはり『聖書』には通用しない!!」
「次ぃ!!第6のカウンター!?出来るもんならやってみんしゃい!!」
その直後
「第6の返し球『星花火』」
「何したの…不二君」
「何さらしとんじゃ。か…返せんぜよ」
雅治の驚いた顔を見るのも初めての様な気がするけど、不二君の星花火にも驚いているあたし達に
「ゲームセットウォンバイ不二7-5!!」
戻ってきた雅治と入れ替えでコートに入ったブン太とジャッカル
「初戦
あたしの隣に来て座った雅治に
「仁王の奴、余程殴られたくないと見える」
「いやいや誰も殴られたくなんてないでしょ。そもそもそれ自体が間違ってるんだってば」
「あまり夢姫の仕事を増やしてやるな弦一郎」
「む」
「これで立海の高校に本当に上がらなかった場合、怪我をしても今の様に手当てを出来る部員が少ないと言う訳だ」
「そ、そうだな」
「俺等で優勝決めっぞ」
「当然だろぃ」
「続いて第4試合D1の試合を始めます。立海大附属丸井ブン太、ジャッカル桑原ペア!!」
「これが俺達最後のダブルスだ」
「今まで色々サンキュー」
「青春学園、大石秀一郎、菊丸英二ペア!!」
時間稼ぎをしていたらしい大石君達は桃城君の言葉でシンクロをし始めて
「中学生でここまでできるペアがいるとは、驚き」
「その言い方では上にいるとも捉えられるぞ夢姫」
「本当の事だもん」
歩き出した弦君に
「弦一郎」
「行くのかい?ボウヤの所へ?」
「幸村よ。真っ向勝負であの小生意気なルーキーを倒せ!それが
「ゲームセットウォンバイ青学!7-5!!」
これで2勝2敗」
「全ては次のシングルスで決まる」
「続いてS1の試合、立海大附属。幸村精市!!VS青春学園、越前リョーマ!!」
だけど、相手が来ていないせいか精市もベンチコートからは動かないでいてくれているようで
だけどコートに入って来たのは四天宝寺の遠山君で
「1球だけ」そう言った遠山君に
「夢姫、これはカウントをしなくていい」
「準備運動でいいんだね?」
「あぁ。やろうか遠山君」
そう始まった1球だけの試合。
「し、信じらんねえ。越前と互角に1球勝負した遠山相手に」
「ジャージを羽織ったまま勝っちまった」
「これが『神の子』幸村精市」
遠山君を迎えに来てくれた四天宝寺の選手たちと呆然としている遠山君がいて
「来たようだね」
「え?」
そう見ていたのは観客席の方で
コートに入ったリョーマ君は
「病み上がりなんでしょ?アンタ。無茶しない方がいーよ」
「いい眼をしている」
「精市があんなことを言うなんてなかなかないんじゃない?」
「だな」
「答えになって無いじゃん」
「でもきっと勝つのは精市だね」
「だろぃ」
「じゃな」