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夢小説設定
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「おい、大変だーー!!」
そうあたしと精市が外に出ると騒いでいる立海の他の部活生たち
「今、
「マジかよ行ってみよーぜ!」
「氷帝…」
「跡部か。夢姫は会うの嫌なんじゃないかい?」
「いやだけど…部活にはいかなくちゃいけないじゃん」
「それもそうだ」
クスクスと笑っていると男子更衣室横のあたしが3年間使っていた更衣室で着替えてからテニスコートに行くと
「単身っぽいね」
「その様だね」
相手をしているのは弦君で
「何度やっても同じだーー!!」
「らぁ!」
「動かざること『山』の如し」
他のメンバーがいる方へ行くと
「圧倒的だな」
「あらら~惨め惨め」
「もう決まりだろぃ」
「相手が悪すぎましたね」
「プリ」
跡部君の方にあるボールを見ると
「でも、こんなに跡部君って圧倒的に負けるタイプじゃなかったでしょう?」
ハッとしたらしい蓮二たちと分かって居なさそうな赤也
そんな中急に動けなくなった弦君と高笑いをした跡部君
「完成だ!」
シュルシュルとネットを降ろした精市
「ゆ、幸村部長」
「さぁ、そこまでだ」
「終わりだね。この試合」
「そのようだ」
「フーンテメーが相手してくれんのか?」
それにと目を入ったのは赤也だけど
「赤也じゃ無理だよ」
「何でっすか!夢姫先輩!」
「遠慮しておく。
「どーいう意味だ」
「いずれ分かるよ」
「真田よ。テメーらが使う『無我の境地』ってのは何でもやれんのか」
「1つだけ未だ出来ぬ技がある。『手塚ゾーン』…だ」
走って帰ると言う跡部君を見届けた後
「じゃ、ネット張って練習、練習!」
「うぃーっす!」
部員たちがネットを張り始めたのと同時に
「たわけが…何故邪魔をした」
「あのまま続けていたら負けていたぞ真田」
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あの技をこの青学戦で出して来るとはね
3ゲーム連取した跡部君に
「跡部は正確に越前の死角を突いて来ている。これでは勝ち目はない」
「死角を突かれてはどんな動きのいい選手だろうと反応できない」
こんな一方的に…
ベンチコートに横たわったリョーマ君は少し休んだ後再び無我の境地でコートに立っていて
「強いじゃんアンタ」
「体で教えねぇと分からねぇタイプだな」
そんな中今度出して来たのは
「へぇ蓮二のかまいたちも」
「関係ねぇ!」
4ゲーム取られたリョーマ君は目を閉じていて
「なんだアイツ目を閉じちまいやがった」
「とうとう観念したと見える」
「ねぇお兄ちゃん」
「なんだ」
「あの眼を閉じて試合する人、あたし2人しか知らないんだけど」
「あぁ」
「2人?」
「そう」
「返した!」
弦君が出来なかった手塚ゾーンをやってのけたリョーマ君
「まって彼」
「なんだ」
「無我の境地、解いてるね」
「!!」
「あの『手塚ゾーン』はボールに回転を掛け相手の打球を自分の方に導く高等技術」
「脳裏に焼き付いたイメージだけでは到底出来っこない」
「あの微妙な回転を操るには」
「手塚の様にかなりの経験が必要だ」
「ゲーム越前1-4!」
そしてリョーマ君はそのまま3ゲーム連取していて
「越前は俺の技を模倣してはいない。おそらくある人物と毎日戦い、経験を積んできたのだろう」
「これは、これからが楽しみな選手が増えたね」
「あぁ」
帰る支度をしていると
「もう帰っちゃうのかい?」
「ある程度の勝敗が見えているので、次に会うのは決勝かな」
「決勝?」
「立海の試合を観に行くことにしているの」
「な!?」
最後の最後だけ立海を見るなんて薄情かもしれないけどね
その足で四天宝寺と不動峰の試合を観に行くことに
「不動峰が棄権負け?」
「えぇ。なんでも怪我をしていたらしく」
怪我…ね
「で橘君と千歳君だっけ。元々獅子楽中の九州二翼と言われてた」
「えぇ。今回は2人共招集の対象になっていますので」
「楽しみな試合だね」
最初から出して来た無我の境地
「今日は一体何回無我の境地を見たらいいのかな」
「ん?」
「まだ出せる選手は」
「いましたよ。東のスーパールーキーが」
「それはまた、将来有望ですね」
「えぇ」
「あいつが真田の言っていた九州二翼の千歳『無我の境地』を使いこなす男」
「でも何故大阪に!?」
なんて声が聞こえたかと思えば青学の選手で
「観に来たのね。じゃあ、リョーマ君は見ておいた方が良いよ」
「どういう」
「無我の境地をコントロールできるともっと試合の動きが変わって来るから。それに、色んな選手の試合を観るのも経験の内」
「うぃっす」
最初から凄い試合を始めている2人
「やるたい桔平」
千歳君のボールがネットに当たっていて
それは青学の選手も驚くようで
「あ、あれは」
「立海丸井の妙技『綱渡り』!!」
うーん
「ブン太の方が若干ネットに戻るのが速いかな」
「え?」
それに追いつける橘君は
「やっぱりブン太の方が速いか」
だけどその後も試合が続いていて
「!!」
「桔平…」
「けじめたい!」
4-5と橘君がリードをしたまま続いている試合
「『無我の境地』の奥には3つの扉があっとたい」
3つの扉?
「『無我の境地』は知っての通り頭で考えて動くとじゃなくて、身体が実際体験した記憶で無意識に反応するもんたい。ばってんそん反動としてもの凄い体力の消耗が一気に身体に襲い掛かってしまう副作用もあっと」
ジュウ君はそんな姿見せてきたことが無かったから知らなかった
「成程。ジュウ君が言ってたのってそういう事なんだ」
「どういう」