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夢小説設定
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「無駄だ」と言ったエドガー選手に
「誰がアンタらのデータを取っとるって言ったんね?」
それはきっと見に来ていた彼らも同じだったようで
「どういう」
「蓮二は最初から敵のデータを取ってたわけじゃない」
「何?」
「柳が取ってたんはアンタらのデータやない…俺のや」
「流石は蓮二だよね」
「そうだな」
「どんな状態だろうとアイツに取れないデータはない。それがデータマン柳蓮二」
「ゲーム日本7-5!セットカウント1-1!!」
「お疲れ様」
「あぁ」
戻ってきた蓮二とじゅさ君にドリンクとタオルを渡すと
「助かる」
「どういたしまして」
少しの休息の後コートに戻って行った蓮二とじゅさ君
「ダメか。一方的になって来やがったな」
「やはりここに来て実力の差が出て来たね」
「ゲームフランス5-0!」
「0-40」まで取られてしまった蓮二たち
「必要なのは寝ぼけ野郎のデータじゃなく」
「「相棒をコントロールする卵頭のデータなんだよ」」
「…とお前は言う」
「!?」
「流石は蓮二」
「15-40!」
相手が驚いている隙に打ち返しポイントまでとると言う所は流石としか言いようがないけど
「この柳蓮二対戦相手に易々とデータを取らせると思ったか?」
「相変わらず」
嫌な男
「日本の王者立海の参謀を甘く見て貰っちゃ困る」
「だがあえて5ゲームを取らせるなど蓮二にしては思い切った作戦だな」
「柳、お前まだビッグ3とか言うて立海の3番手としてえらそうにしとるん?」
「え?」
「ふふ」
「どうせなら1番ってっぺん狙いんせーね」
「この試合例え負けても」
「じゅさ君と蓮二が得たものは計り知れないほど大きい」
ゲームセット。その言葉が重くのしかかると
「ウォンバイ…日本!」
戻ってきた2人に
「お帰りなさい。お疲れ様」
「あぁ」
「精市が渡したい物があるんですって」
「ナイスゲームです…『大きい小人』先輩…」
そう精市が渡してくれたのはスポーツドリンクで、10分後に始まると言うS3に出てくるリョーマ君はまだ戻って来ていない
「遅いな越前の奴…試合はもうすぐなのに」
「コシマエが戻らんかったらワイが時間稼ぎしたるでぇ」
なんて言ってる2人に対して何にも云わないあたしに
「なにか言わないのかい?」
「言った所で彼を止めきれる自信なんてあたしにはないもん」
「確かに」
「いつぞやの全国決勝を思い出すわぁ」
「あの時は幸村に瞬殺されたがな」
「まぁあの後も大分しつこかったけど」
「今の遠山君はあの時よりずっと強くなっているよ。そうだよね」
「でもフランスのあの王子も戻って来てない所を見ると試合は始まりそうにも無いけれどね」
「だな」
だけど戻ってこなければ不戦敗は確定
なんて思っていると、戻ってきたリョーマ君
「お帰りなさい」
「うぃっす」
「入道監督、馬どうもっす」
馬?
「どうじゃった小僧。女は取り返したか」
「引き分け。って言うか別に取り返すとかそういうんじゃ…」
なんて言ってたけど
「フンならこの試合で決着つけんかい!」
「もち!テニスで負けるつもり無いんで!」
コートに入っていったリョーマ君を見ると
「去年の全国大会の時よりも成長したのかな」
「だろうね」
「これよりフランスVS日本のS3の試合を行います!」
「逃げずに来たか
「悪いけど馬上テニスの様には」
なんて彼は観客席とこっちをちらちら見ていて
「夢姫が仁王の後ろに隠れるとか相当だな」
「あの王子だけは絶対に無理」
「おやおや」
まだ知って居るカミュ選手ならともかく…なんて思っているとコートではリョーマ君が例の王子に何かを言われているようで
「なんや珍しいで」
「知り合いですかね?」
「夢姫の事も見ていたようだし」
「で?おまんは何時まで俺の後ろに隠れてるつもりじゃ」
「あの王子の試合が終わるまで」
おいおい。そう言った雅治に
「だけど夢姫が試合を見ない。なんてことはまずないからな」
「ですね」
「どういう意味じゃ」
「夢姫はどんなに嫌な選手や苦手な選手でも」
「今の様にずっと隠れていることはしないんだよ」
「と言うか、寧ろ今のその行動をする方が珍しい」
「「え?」」
「前回俺達と一緒に来たU-17W杯でも夢姫はそんな素振り見せたことがない」
「俺やツッキーが一緒におったけどな。仁王ちゃんや立海に会って夢姫も少しは変わったんとちゃうか」
「そうですか」
「ふふ。越前がペース乱されてる」
「いいデータが取れそうだ」
なんて言ってる青学の2人
「ザベストオブ3セットマッチ日本サービスプレイ!」