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夢小説設定
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「第1試合、ダブルス2は」
なんて言われている中、出て来たフランスの選手。1人は上半身裸だと言ってもいい
「夢姫」
「あんなん見なくてもええじゃろ」
「見たくて見てるわけじゃない」
むしろ嫌いな方だ
「何すかアイツら」
えとえーっと…なんて言っている大石君に
「トリスタン・バルドー選手と上半身裸の選手がティモテ・モロー選手」
「…ラ、ランウェイじゃねーの」
ランウェイ…ね
「羨ましそうやな跡部?」
「バ…バカ言えっ忍足!!」
「でも跡部君の言うこともあながち間違いではないよ」
「え?」
「どういうこっちゃ」
「試合が始まったら分かるよ」
なんて言っていると
「オシショーサマ!オシショーサマ!!」
お師匠様?
「む…」
「弦君一体」
「いつから弟子を取った?」
「書道のか?」
「いやいや弦君には…そう見えるの?」
「お師匠様」と言って来たフランスの選手は色々な小道具を持っていて
「たわけ!」
「そっかぁ…弦君も弟子を取るのかぁ…」
「そんなわけあるか!」
「冗談だよ」
なんて話をしていると
「さて…日本もイケメン対決でも負けてはならんのじゃ!」
「だって」
「相変わらず」
「夢姫…お前という奴は」
「でもこっちは誰が出るんじゃ。おまんなら知ってるんじゃろ」
「知ってるよ。監督の作ってるオーダー表を知らないはずがないでしょ」
「だろうな。立海でもそうだったように」
「じゃな」
「君島!魅せて来い!!」
「やはり…そうなりますか」
コートに立ったのは育人君と白石君で
「え?」
「珍しい組み合わせだね」
「だね」
修ちゃん達と話をしたあの後も、ずっと悩んでたのもあたし達は知ってる。知ってるからこそ、修ちゃんが白石君を育てたいって思ったのも事実なんだろうけど
「でも育人君と彼は知り合いだしね」
「お前もだろうが夢姫」
「え?」
「夢姫も知り合いなの?」
「まぁ…うん」
「どういう」
「立海の中学に上がってすぐにあたしが暫く休んだ時があったでしょ」
「そう言えばあったね」
「あの年にもあったのテニスの世界大会が。その年はフランスで行われてね」
「へぇ」
「人込みの多さで迷ったあたしを助けてくれたのが今のフランスの主将、L・カミュド・シャルパンティエ選手。その時にはすでにフランスの今のメンバーは揃っていたけど、今コートに入っているトリスタン選手は当時と変わっていない」
「マジかよ」
「夢姫。もう1つ教えとけ」
「いいの?」
「問題なかろう。なぁ?デューク」
「そうですなぁ」
どういう事だ。とでも言いたげな選手たちに
「4年前、デューク君は日本代表にはいなかった」
「え?」
「どういう」
「元々はデューク君はフランス代表の選手だったの。だからフランスの初戦を見に行った時にカミュ選手はデューク君にあぁ言っていたの」
「そうだったのか」
コートでは育人君とトリスタン選手が何かを話しているのもよく分かる
「こちらには、高校生が入っていますので…集中攻撃などせぬようお手柔らかに頼みますよ」
なんて声が聞こえてきて
「流石は君島。早速交渉に入りよったで」
「どういう」
だけどもう1人の選手が足でバツを作り
「パリコレの美学に反するってよ。テニスは年齢でやる訳ではないだろ?それに
交渉は決裂…だね
「ザベストオブ3セットマッチ!!フランスサービスプレイ!」
観客席にはサッカーの代表選手たちも見に来ている
「そう言えば、昨日白石と一緒に先輩達の部屋のある上の階に夢姫もいたよな」
「そうだな」
「まぁ、昨日の内には今日出るオーダーは知ってたし、悩んでるのも知ってたから、少し話をしに行っただけだよ」
「へぇ」
まぁだからこそのあのフォーメンションも出来ているわけだけどね
「さぁて、どう動くのかなフランス代表は」
「え?」
育人君が白石君と話していたのはきっとこの事。あたしにも聞かせてはくれなかったのは白石君が何かを思いつめていたからだろう
「夢姫」
「大丈夫だよ。良くある事じゃない?育人君がどう出るかをあたしに聞かせてくれない。なんて言うのは。ただ今回はアツくんじゃなくて白石君だって言うだけで」
「だろうなぁ。でもお前その間」
「お兄ちゃんの部屋で読書」
「相変わらず持ってきてんのかよ」
「持ってきた」
なんて話をしている間にサーブを打ってきたのはトリスタン選手で
外に逃げるように打ったサーブは必然的に落ちる事まできっと育人君は予想していたことだろう。白石君は迷うことなくサーブを打ちに行っていて
でもフランスの選手たちはきっと1枚も2枚も上手だろう。ストレートで行けるはずの場所でさらにフェイクを掛けていたことになり
「15-0!!」
「嘘…」
ポイントを入れて来たティモテ選手はポージングを決めていて
1ゲームを取られたと思ったら
「ゲーム日本!1-1!」
お互いにポージングを決めている育人君やフランス代表
そして5-2とフランスがリードを決めてしまった試合は
「ゲームアンドファーストセットフランス!6-2!」
戻ってきた白石君に
「しんどいでしょ」
「え?」
「せやろうな」
「どういう」
「この間、修ちゃんとアツ君と一緒に話した時に言った言葉覚えてる?」
「あぁ。せやけど」
「あの時の答えは見つかった?」
それこそ育人君もあたしの方を見ていて
「何かをお話に?」
「うん。ちょっと」