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フランス戦当日
身支度を終わらせてお兄ちゃんと一緒に日課の散歩をしているときだった
「昨日の今日でまた来たの?灰崎君達は」
「まぁ…」
お兄ちゃんと顔を見合わせると
「昨日の」
「お兄ちゃんだもん」
「え?」
「お兄さん?」
「うんそう。で?何か用があるから来たんじゃないの?」
「あぁ」
昨日と違うのは鬼道君もいて、円堂君達までも来ていると言うことだ
「また随分と」
どうせ宿舎内の一部を歩いているだけだし、いいんだけどさ?お兄ちゃんとの貴重な時間を取られるのは面倒くさい
「夢姫」
「お兄ちゃん?」
「先に歩いているぞ」
「えー…」
「話が終わったら宿舎に帰って来い」
ということは今日の朝の散歩はこれまでかぁ
「分かった」
お兄ちゃんが宿舎の方に歩いて行ったのを見ると
「昨日、野坂達に立海テニス部の練習を見せたそうだな」
「まぁね。別に他の学校の選手でも良かったんだけど、他の学校の選手がリョーマ君しかいなかったし、立海のメンバーなら分かってくっるのも知ってるから」
「随分な自信だな」
「そりゃ、自信がなくちゃ王者立海大附属のマネージャーなんてしていられないから」
「マジか」
まぁ精市を含めビッグ3とじゅさ君がぎくしゃくしているのは今に始まった事じゃないけど
「でも朝早くからよく監督もコーチも外出を許してくれたわね」
「お前に会うと言ったらすんなりとな」
へぇ
「すんなりと」
「あぁ」
「でも今日は練習じゃなくてこれから試合なんだよね」
「「試合?」」
「そう。だから本当は昨日は休んでいたかった。ただそれだけだよ」
「それが僕たちの試合でマネージャーをさせられたと」
「そう。初戦だからってね」
あたしはこれから色々とすることがあるって言うのに
「何かあるのか」
「マネージャーの仕事があるんだって」
「え?」
「昨日はそんな素振り」
「見せてないでしょ?でもね。今日は別。立海生が3人も出るとなればあたしもちゃーんとにするよ」
「え?」
「昨日の6人だけが立海生なわけじゃないからね」
「マジかよ」
「気になるなら試合会場に身に来ればいいじゃない」
「え?」
「見れるはずだけど試合」
「そうか」
「じゃあね」
それだけ話をすると試合の準備をして、ジャージに着替えて軽く朝食を済ませると
「あいつ等は良かったのか」
「良かったも何も今日は向こうが試合が無いからいいんじゃない?」
「そうか」
「それに」
「ん?」
「あたしはお兄ちゃんや皆がいるこっちの方が好き」
「お前らしいな」
「へへ」
「夢姫兄妹」そう呼んできたのは監督でそこにはコーチ2人も一緒にいて
「どうかしたんですか」
「なんだ」
「夢姫お前に関することだ」
あたしに関すること?
「こちらが向こうのマネージャーを取っていない事は知って居るだろう」
「本戦では使わないと言っていましたよね」
「あぁ。だが向こうは昨日の試合の時のマネージャーの容量が欲しいと」
「本戦でも要望を出して来たのか」
「そう言うことだ」
「ですが、それを決めるのは我々ではない」
ワレワレではない?
「夢姫がマネージャーをするもしないも決めるのは我々ではない。夢姫自身ですし、その答えに我々が反対する事はありません」
あ…
お兄ちゃんや皆も、サッカーの監督や久道コーチに言っていたのと同じことだ
「貴方は我々の娘で、ここにいる越知君や他の選手の妹でもある訳です。娘や妹の意見を聞かず、尊重しない親や兄はいないでしょう」
「そう…ですね」
「急がずとも明日は向こうは今日と明日は試合はないとの事なので、急いで答えを出す必要はないと思っていますが」
「夢姫」
「お兄ちゃん?」
「今日はマネージャー業務に集中しろ」
「え?」
「決めるのは今日中じゃなくていいと言っている。試合が終わってからゆっくり考えても問題はない」
そっか。そうだね
「そうする」
バスに乗り込んだあたし達は、会場へと向かうとすでに会場入りをしていたフランス代表
「夢姫?」
「うん?」
「大丈夫かい?」
「大丈夫だよ」
もしかしたらここでカミュとデューク君の試合が見られるかもしれないと思ってしまっているのは事実だもの
なんて思いながらも
「これよりU-22、W杯準々決勝…フランス(3位)VS日本(23位)の試合を始めます!」
ベンチに座ったほー君と監督たち
「『義』では世界を獲れないんじゃ…?」
「当り前だ!これは
「監督をオッサン呼び出来るのはほー君くらいだよ」
ドリンクやらいろいろと持ってきたものをまとめていると
「そういう夢姫も立海にいた頃と何にも変わらないくらい手際が良いじゃないか」
「これの手際が変わって居たらそれこそ驚くでしょ」
「そうじゃな」
「夢姫も知って居るが、決勝トーナメントから3セットマッチになる。強豪との死闘が続くが故」
「ほー君や修ちゃん、ジュウ君にカズ君を温存したのかもね」
「だろうな。それに越前リョーマ」
リョーマ君?
「アイツが帰ってきて俺や毛利を除く中学生や高校生達の目の色が変わりましたね」
「そうだね。お兄ちゃん達は兎も角、精市や彼とかかわりのある選手たちはやっぱりライバル意識が強いのかもね」
「夢姫どういう」
「彼は、昨年の関東大会も全国大会も負けなしの選手だよ」
「そうか」
「アイツがお前の言っていた『
「うん。楽しみじゃない?」
「だな」
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